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#4 夏休みマルチリンガル企画第4弾 中国語学習方法について

水曜日は分析を書こうかと思ったのですが、意外と日曜日の結果報告に入りそうで、量があまりなかったので、語学、言語学についてのコラムみたいなものを書く、ということに変更したいと思います。というか、その時自分が一番面白いと思ったことについて書くので(外国語、世界という範囲はおそらく超えませんが)感想などいただけたらヨーデルを歌って喜びたいと思います笑笑

今回のテーマは、中国語学習です。はい。しょっぱなから今回の企画外の言語を持ってきました。(今回は英語、スペイン語、ロシア語、ベトナム語)

私の中国語学習歴

実は私の第二外国語は中国語です。いつ始めたのかというと、中学1年生の9月。それまでは数学が大好きでどちらかというと理系っぽかったのですが、一気に語学に興味を持ち(そのきっかけはこちら)何か独学でやろう!と思いました。当時仲良かった友達に、韓国語をとてつもなく勧められました(し、実際一瞬かじったので、一応韓国語を見て発音はできます。意味は分かりません笑笑)。ただ、当時見た中国語の童謡(実際はマレーシア華人だっとことがのちに判明)の子供たちにすっかりはまってしまい、中国語にすることを決定。私の独学外国語学習が始まりました。

以下、私が実践した中国語学習法です。当時は外国語学習論のような研究分野も知らずやりたいようにやっていたので、効率は微妙ですが、中高一貫校で時間があったからこそできたことなのかなと、自分のためにもまとめようと思います。

・中国語の歌詞を書いて発音を記入
YouTubeで中国語の動画を見まくる
・同級生の中国人の友達に中国語の発音見せてもらいチェックしてもらう。
・留学先の中国人の、「中国に来た外国人に中国語を教える先生」になりたい人の授業を2週間受ける
・学校に1年間留学に来た台湾人とめっちゃ仲良くなって、たくさん遊びに行く。そのたびに中国語を使ってもらったり、私が中国語を話したりする。

ざっとこんな感じです。国際系の学校だったという、環境に恵まれている面は少しありましたが、私自身中国語圏には台湾とマレーシアに一度旅行に行ったきりです。

以上の学習方法(というかほぼ娯楽)を少し詳細に書いていきたいと思います。

1,中国語の歌詞を写す

具体的には、YouTubeで、中国語の童謡新年の歌、最終的には普通のc-popを聞き、大量に歌詞を写します。童謡は子供向けなので歌詞や発音、ピンインが動画の中に載っているんですよ。とっても便利。しかも難しい単語、漢字は出ません!これをひたすら写し、自分で歌います。以上です笑笑。中1の夏から、中3の夏まで、約2年間で150-160曲写していました(この前数えました)。さすがに150曲以上写していたら、中国語でのその漢字の発音はだいたいかなりの数覚えられます。そして、法則性になんとなく気づいていきます。例えば、「青」が入っている漢字は[qing]になる、日本語で「カイ」と読むものは中国語では[hui]が多い、などです。これがだいぶできるようになると、中国語に慣れてきた、といった感じなのかなと個人的には思います。

2,YouTubeで中国語の動画を見まくる

これは言葉の通りです。私は中学生の3年間は、日本のYouTuberの動画を見たことが一度もありません(本当です)。そのような娯楽で時間をつぶすのは本当に意味がない、時間の無駄だと思っていたので(今は思っていません、普通に見ています)、中国語(実際は台湾人、マレーシアの華人)の普通の動画を見ていました。面白かったです。私が見ていたのは以下の方々。

もともと好きなマレーシアの音楽事務所的な会社があってそこから関連にとんでいるので、少し偏っています。

因みに、中国語が使われている範囲はとても広いので方言差がものすごいです。そのため、だいたいの動画に字幕がちゃんとついています。そうじゃないと同じ中国語話者同士でもお互いに通じないことが多いのだとか。これは我々外国人の学習者にはとても便利!字幕を見て理解できます!

3,同級生から発音を習った

同級生に中国人の子がいました。中2の時に彼女に懇願して、中国語の各発音をしているときの口の中をのぞかせてもらいました。舌がどの位置にあるのか。舌をどう動かしているのか。

このおかげで、私は中国語の巻き舌を流暢に発音できるようになりました。

本人は嫌だったと思います笑笑恥ずかしいですよね(;^_^A それでも見せてくれたことに本当に感謝しています。ありがとう!!!

4,留学先の中国人の、「中国に来た外国人に中国語を教える先生」になりたい人の授業を2週間受ける

中3の夏に短期留学をしていたのですが、たまたまクラスに「中国に来た外国人に中国語を教える先生」になりたい方がいまして、彼女がその練習のために、中国語を勉強したい人に向けて授業をやってたんです。せっかくの機会なのでその授業をうけました。内容は非常に簡単なものでしたが、はじめての実践の場でとてもいい経験になったと思います。

5、学校に一年間留学に来た台湾人と仲良くなり、たくさん遊びに行く。そのたびに中国語を使ってもらったり、私が中国語を話したりする

彼女は日本語が堪能だったので、あまり私が英語や中国語を話す必要はなかったのですが、中国語を学習したい、話したい旨を伝えると喜んで教えてくれたり、話したときに「何を言ってるかわかるよ!」「発音ちょっと違う!」など教えてくれました。私は反対に彼女の日本語で書かなきゃいけないレポートを添削していました。外国人に文法的に日本語を教えるとはこういうことなのかとわたしにとってもよい勉強になりました。これで実践していた感じです。

以上の5点が私の学習方法。あとは文法書の問題を解いていたくらいです。

結果

実際これらの学習をしてどのくらいの結果が出たかというと、、、

そこそこ話せるようになった。検定を取る意識がものすごく低かったのでとても分かりにくいですね笑笑

高校1年の6月に新HSK2級というとても低いものをノリで受けたくらいです。(90%は超えていたと思います。記憶ももうあいまい、、、)

おそらく堪能になるにはさらなる学習と実践が必要です。が、よく中国語の初修者がぶつかる最初の壁、発音ができない、覚えられないはこれでクリアできるのではないでしょうか。

最後に

最後になりますが、歌詞をひたすら移しまくるのは、中国語において非常に簡単にできるのでお勧めです。特に活用がないので、文法解析の必要がないのです。今、これをロシア語でやっているのですが、発音だけではなく文法解析の必要があるので、(去年はラテン語で文法解析のみをやっていましたが)非常に難しい、めんどくさいです。いきなり解析からは始められられないと思います。一方、中国語は基礎を学習する必要がないので、(もちろんしておいて損はありませんが)とてもおすすめです!

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