ananのセッ○ス特集を海外女子たちと見たら、スンゴイことになった【前編】
今のように情報がない時代。
わたしがセックスに関して知り得ることのできる情報源は公園の茂みに落ちているエロ本、もしくは
ananのセックス特集のみ!(バッバーン!)
1989年3月のセックス特集「セックスできれいになる!」の衝撃から始まり、毎年夏になると発売されるananのセックス特集。
今でも、旬のアイドルや女優さんの巻頭グラビアは話題になります。
世代的に、高校生の頃からアンアンのセックスと占い特集は毎号買って、友人たちとキャァキャァ言いながら、読んでおりました。(今の子たちは、やっぱりネットから情報を得るのかなぁ・・・)
そんなわたしは、ファッション、カルチャー、恋愛、仕事、人生のすべてをananから教えてもらったと言っても、過言ではございません。
しかし、雑誌のようにオサレに全てコトが運ぶわけではなく、
雑誌やテレビ、映画やドラマみたいな人生を生きるつもりが、
気が付くと
ポルノ依存症の恋人と付き合っていたワタクシ。
ダッダーン!!!
自信も知識もないが故に情報に頼り、己の身体と心を置いてきぼりにしたセックス。
今思い返せば、これが、わたしの恋愛、そして人間関係を構成しておりました。
もちろん、ananのセックス特集は、そんなわたしを助け、励まし、楽しませてくれたのですが、
わたし自身、エンターテイメントとして書かれていることに気付けなかったことが悲劇の始まりでした。
とはいえ、ananは面白い。
性について考えるようになった今では、一般的に性をどのように捉え、情報として提供しているのか知る材料として読んでいます。
最近のananのセックス特集に女性用AVがついてくることを、殿方、そして良い子の皆さんはご存知ですか?
女優さんも男優さんも皆さま麗しく、男性ものAVとは違う、キャピキャピ・ラブラブした内容。
また、男性用AVでは省かれがちなコンドーム着用シーンもしっかりあり、女性の身体を大切に扱ったシナリオも○なのでございます。
日本のAVは(アジア圏のもの全般を称しているのかな?)HENTAIというジャンルが確立されるほど海外でも人気が高いと聞きます。
しかし、日本に女性用AVがあることは、海外の皆さんは知っているのでしょうか?
しかも、日本を代表する女性誌ananに、このようなDVDが付録でついてくるのです!!!
重複になりますが、ポルノ依存症の元恋人として色々思うことは正直、あります。
しかし、これは、ある意味合いにおいて、トンデモナク、
SUGO~I
!!!
そこで、わたしは海外の友人たちを募り、ananの付録DVD視聴会を実施することにしました。
お集まりになった、みな様の国籍は
・ デンマークと日本人のハーフ、育ちはアメリカ、毒舌のMちゃん。
・ アニメ大好きフランス女子代表、Nちゃん。
・ 性教育の重要性を訴えるオランダ代表、Iちゃん。
以上の皆さまです。
たまたまではありますが、ヨーロッパ圏の方々に囲まれ、いざ、視聴会は始まりました。
まず、日本を代表する女性誌、ananの説明を始めたワタクシでしたが、初っ端から、思いもよらない質問が飛んできました。
「なぜ、ボーイと西洋人が表紙なの?」
毒舌Mちゃんが指したのは、アンアンの表紙でした。
Mちゃんが「ボーイ」と呼ぶのは、表紙を飾る人気アイドルグループメンバーの一人。
上半身裸で、外国の女性モデルさんを抱きしめるグラビアなのですが、
まさか、そこを突っ込まれるとは・・・!
「このボーイが日本ではセクシーなの?」
「日本には外国人が少ないのに、なんでわざわざ西洋人の女性モデルを使うワケ?」
と、すべてに納得ができていないご様子。
た、確かに~。
日本人として、ちゃんとした回答を導き出そうと思い、頭をグルグルさせて考えてみたのですが、
まず、この「ボーイ」が国民的アイドルであることについて説明をしなくちゃいけません。
しかし、ムキムキマッチョの男性が市民権を得ている国で育った彼ら。
なぜ、この「ボーイ」が人気なのか。 そして、なぜこの「ボーイ」がセックス特集のグラビアにわざわざ選ばれるのか、ご理解できない様子。
しかも、西洋人モデルを起用することに対し、同じ西洋人女性として、なんらかの差別を感じているようです。
そんな彼女たちを前に、わたしは日本人代表として意見を述べる必要があるのですが、なかなかタフでナイーブな内容。
まず、西洋人モデルさんを起用する理由について、決して差別ではないことを説明しなくてはと思ったのですが、
ー 「日本人のモデルさんを起用すると、ファンがヤキモチを焼くから」
ー 「アジア人モデルさんだとリアル過ぎるし、オシャレに感じないから」
という回答が頭をよぎりました。
しかし、これって滅茶苦茶、差別的!
西洋人をポジティブに捉え過ぎた逆差別とも言えます。
発言する側、聞く側の心と頭の状態でカタチを自由に変える言葉。
それが面白い
のですがぁ~、
みんながハッピーになるように考えると、なにも発言できなくなります。
こういう質問を受けて改めて感じるのは、わたし自身が自分の国籍に劣等感を持っていること。
西洋人 = カッコイイ、オシャレ
という洗脳や固定観念、常識の中で生きていることを、改めて気付かされました。
気を取り直して、映像を再生させたワタクシ。
結婚式の二次会で再会した男女。久しぶりに再会した二人に恋愛感情が芽生え、初めての・・・、という内容でした。
ふむふむ。
所々、ツッコミどころはありますが、ストーリーがあるだけに、感情移入しやすい構成です。
「オー、カッモーン!」
わたしが感心しながら視聴していると、なにやら、みんなが騒ぎ始めました。
「ノー・ウェイ!!」
ブーイングが止まらない😱
どうやら、彼女たちはあるシーンを指して騒いでいるらしいのです。
そのシーンとは・・・
長くなってしまったので、次回に続きます!
後編はこちら ▼
☆☆☆
AV大国ニッポンから、ポルノ依存症について世界に発信したい!!!
日本のAVが世界で人気なのは、グローバルに男性のファンタジーを追求した製作者、そして出演者の方々の努力の結晶!
素ん晴らしいぃぃ!!!
しかし、
「日本人女性」全員が、日本のAVみたいなセックスをするワケじゃありません。
国籍、性別問わず、人間同士、尊重し合えない方々に出会った時、わたしは悲しくなります。
偏見が生まれる原因を考えたとき、決して他人だけを責めることができないからです。
だって、わたしも、
セックスの全責任を男性とアダルトビデオとananに頼ってきた人間だから!!
じゃぁ、どうしたらいいのだろうか。
今まで、わたしは自分の身体と心を置き去りにして生きてきました。
自分がしたいこと、本当にきもちいいことってなに?
恋人がポルノ依存症だったことを通し、パートナーとして、女性として、人間として、性について、たくさん沢山考えてきました。
コロナ禍で、サイバーセックス、ポルノ依存症が世界的に増えていると聞きます。
わたしの意見を押し付けたいワケじゃありません。
なにが正解で、不正解だと言いたいワケでもなく、ただ、これ以上自分の感情や身体を無視したくないから。
で、立ち上がってみたんですよ。
結構、前から。ズバーン!
で、気付いたんです。
アレッ? 立ち上がったところで
誰も見ていないっっっ!!!
誰も見ていなかったのよ! 本当に、まったく!!!
これじゃまるで、狭い部屋の中で、ただ立ち上がっただけではないか!!!
しかし、こちらのnoteで出会った方々のおかげでコネも、人気も、誰からも必要もされていなかったわたしが、出版まで漕ぎつけたのは、まさに
奇跡! ミラコー!!
しかしですね、みなさん。
わたし一人じゃ、立っても意味がない。
一緒に発信しませんか?
勇気がない方は小説を読んで頂くことはもちろん、記事のシェア、スキ、フォロー、コメント、サポート、本当に力になります!! ウレピー
とにかく、
みなさんのパワーを貸してくり~!!!
性はタブーなこと。
それは十分承知です。
でも、だからと言って、もうこれ以上、他人任せにしたくない。
わたしは、あなたと心から安心して繋がりたいから、自分に素直に、正直に生きていきたいです♡
こんなこともやっています。
▼小説
▼コミュニティ
女性が安心して「じぶん」を話せるコミュニティembrace公式HP
▼定期ジャーナリング、お話し会やってます🖊️🗒️✨
スケジュール詳細🔽
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「性、ジェンダーを通して自分を知る。世界を知る」をテーマに発信しています^^ 明るく、楽しく健康的に。 わたし達の性を語ろう〜✨