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コンプレックス? 鏡の前で〇〇したら、スンギョイことに気が付いた!

電車の窓に映った自分の姿にギョっとしたり、
友だちと撮った写真を後から見て「嘘だろ・・・」と絶句したり、zoomのディスプレイに映る自分の顔にソワソワしたり、

とにかく自意識過剰だった わたしが、鏡の前で〇〇した話を今日は曝け出そうと思うのですが、

みんな準備はオッケェ???


今日は前戯という名の前振りもソコソコに Say, セイ, 性!
ブッ込んでいこうと思う!


では、いきますよ!


大卒というプラチナチケットを投げ捨て、自分探しという名の現実逃避旅を散々繰り返した結果、いつの間にかアラサーを迎えたわたくし。 

大学の友人の9割は大手企業に勤め、結婚やら子どもやらマイホームやら車やらローンやら考え始めるお年頃を迎えておりました。

当時のわたしはフリーのドッグトレーナーとして活動していたのですが、実際は派遣やらバイトやらも掛け持ちして生計を立て、コソコソ文章を書いていた貧乏人。

社会人として、女として花開いていく友人たちを横目に、3000円の飲み会代を支払うのにも必死。そんな日々でした。

このままでは、完璧なる社会不適合者になるぞ、と悟ったわたしは、今までの自分を全否定するかの如く数々の資格を取得した後、就職。慣れないモテ服で自分を隠し婚活を始め、自分ではない誰かになるための自分不適合者の道へ。(婚活&業界人飲み会の記事はこちら

当時、華奢で小柄な女性がモテると思い込んでいた わたくし。
身長約170センチあるクセにモデル体型でもなんでもない自分の迫力ボディは、俗に言う「カワイイ」とはかけ離れており、コンプレックスしかございませんでした。

今では「自分を大切にしよう!」「自分を愛そう!」な~んて言っちゃってますが、当時はとにかく自己否定の塊。

幼少期から ずっとデカかったわたしは、小学生からダイエットを始め、ずーっと自分の身体にダメ出しをし続けてきました。

理想は、自分より身長も体格も良い男性(自分が華奢に見られたいから)でしたが、当時わたしはとにかく愛されたい願望が強く、理想なんて言ってられっかよ、おい! 状態の飢餓寸前でした。

そんなわたしを「良い!」と言ってくださり、お付き合いすることになったのは小柄な男性。

理想とは違うけれど、情熱的に感情をアピールしてくれる彼と一緒にいると、自分のコンプレックスはいつの間にか気にならなくなっていました。

しかし、彼と付き合う上で気がかりなことが、一つだけございました。


そうです。


それは、


夜の営みについて


で、ございます。


冒頭で述べたように、普段でさえ鏡や写真を撮ることが苦手、自分の顔や身体にコンプレックスがあったわたくし。

しかし、そんなことを知らない彼はコトの最中、とにかく鏡の前へ。

素っ裸でアヘアへしている自分の姿を見て興奮するらしい彼とは逆で、笑いさえこみ上げてくる わたくし。

モデルさんや女優さんみたいな完璧な顔と身体があれば別ですが、そうではない普通の人間がアヘアへしている姿はコントにしか見えなかったからです。


そして、現実を突きつけられた わたしは自分の姿に


萎えました。



彼に対して、じゃないのです!
素っ裸の自分自身に、です。

しかし、当時のわたしは「男性に好かれるためには、性に関して意見を言っちゃいけない」と思い込んでいたため「ヤメレ」とは言えず・・・。

アへ顔の自分にドン引きしつつ、感じている演技をし続けたのでございました。

今考えれば、なにかの罰ゲームかよって思うのですが、当時、わたしは本気で信じていたのです。


セックスに対して意見を言う女性 = ビッチ = 遊びの対象


リコンした今、思います。

結婚したいなら、なおさら。


性に関しても、コミュニケーションしようよ!


と。

案の定、その男性と別れたわたしはアカデミー賞を狙う新人女優のごとく演じ続け、数名の男性とお付き合いした後、結婚&リコン、アーンド、ポルノ依存症の男性と運命的な出会いを果たすのでした。


演じている以上、ホンモノに出会えない。



どんな自分も許して、愛して欲しい。

わたしの心と身体は、あらゆる物事を通し、ずーっと訴え続けていたことに、散々遠回りして、やっと気付いた わたし。


今まで本当にごめん。
信じてくれないかもしれないけど、本当は大好きなんだよ。
愛してるんだよ。


そう自分に言っても、私はわたしを中々信じてはくれませんでした。

そりゃそうです。
今までず~っと放っておいて、他人ばかり優先してきたのですから。


「私のこと本当に愛してるなら、行動で示してよ!」


わたしに裏切られ続けた私は、 あらゆる方法で試してきます。(この文章を書いている今も!)

この場合どうする?
どっちを優先するのよ?
私とアノ人、どっちを信じる? 愛してる?
こんなダメな私でも、許せるの? 愛してるワケ?!
これでも?
こんなんでも???

今まで付き合った どの殿方よりメンヘラ度がスギョイ!!!


でも、彼女をここまでのキチ〇イにしたのは、紛れもない自分自身です。「わたしなんかどうせ・・・」と思って人生を過ごして わかったこと。

それは


「で?」


ってこと。

不貞腐れて、可哀相な被害者のまま生きていたって、誰も幸せにしてくれないどころか、幸せは遠くなるばかり。

日本の謙遜文化って素晴らしいと思うのですが、そもそも謙遜って、へりくだる必要があるほど凄いってことが前提条件。既に低い状態で、より自分を低く見せて自虐ネタで笑いを取るのも、もう止めじゃ!

わたしが主人公の人生を謳歌するには、もっと、自分を肯定する必要がある。

そのためにも、「わたしって素晴らしい☆」、「大好き♡」と自分を騙すことを始めたのですが、やっぱり最初はハードルは高かった・・・。

「大好きだよ」

最初は その言葉に、ヘドが出るくらいムカつきました。
嘘だって知っていたからです。

でも、わたしは自分を愛することに本気でした。
嘘でも、言葉だけでもいいから、とにかく続けよう。信じてもらえなくても、伝え続けて、行動し続けるんだ。

「キレイだよ」
「愛してるよ」
「才能あるよ」
「信じてるよ」
「絶対だいじょうぶ」
「わたしが付いてる」

男性や親から言ってもらいたかった、たくさんの言葉。

「どんな自分も、受け入れて欲しい」

わたしは相手に求めてばかり。
そのクセ、自分に対しても本音が言えていなかったことに気付きました。

このままでは絶対終われないし、終わらせない。終わらせたくない。

だって、
だってわたしは


心と身体が溶け合うようなセックスがしたいんだから~!!!


わたしは必死でした。

鏡の前で自己洗脳を繰り返し、インスタグラマーに出てくる人たちみたいにキメ顔で、「わたし、カワイイ☆」という呪文を唱え続け、毎日自撮りを自分に課しました。

テレビや雑誌、SNSを見ない生活を続け、わたしが出会うモデルは自分だけ。

その結果、自己洗脳にかかったわたしは、条件反射的に自分の顔を見て「キレイ」と言えるパブロフの犬状態に。


どんな自分も好きになりたい。肯定したい!


その暁には、大好きな殿方と、とろけるようなセックスがしたいんじゃぁ~!!!


毎日毎日鏡の中の自分に言い聞かせ、少しずつ私と仲良しになってきた わたし。

しかし、まだまだまだ愛せていない、許せていない場所がありました。

それはメイク、そして、洋服の下の


素っ裸の自分自身です。



続きはいつか、話したいと思います。



わたしの過去の恋愛パターンはコチラ▼


自分の心と身体、そして性と向き合おうとするアナタに読んでもらいたい。▼

こんなことしようとしています▼




「性、ジェンダーを通して自分を知る。世界を知る」をテーマに発信しています^^ 明るく、楽しく健康的に。 わたし達の性を語ろう〜✨