見出し画像

収入をあげる、支出を下げる、その他の第3の方法

家計ではお金が足りない時に

・収入をあげる
・支出をさげる
・その両方

を考えます。(ええ、シンプルにね)

これをやれば、お金が足りなくてもやっていける、なんて魔法のような方法はありません。

結局は、地道に、隅々まで、
「今のお金はどこへ流れてるのか」
つまり
「どこにどれだけ使ってるのか、」

を把握して、収入を増やすか、支出を減らす、でやりくりしていきます。

ですが。

ですが、収入をあげる、支出を下げる、実はその他に第3の方法があります。
それは、

「お金に働いてもらってお金を増やす」

です。

つまり、投資です。

流行りのNISAなども投資の一つです。

「お金に働いてもらう」って、こちらは何もしなくても、勝手にチャリン!とお金が稼げる、ってこと?ハリーポッターの屋敷しもべ妖精みたいに?!

と初めてその言葉を知った時に、そう風に思いました。

「そんないい手があるのなら、今すぐやりたい、投資しよう!」

投資を知ったばかりの私は思いました。

でも。

今は投資を始めるには必ずやるべきことがあると思っています。

それは、

「投資を始める前に、家計を整える」

なのです。

だって、考えても見てください。

「借金があるのに、投資してる場合じゃないよね」
「急に物が壊れた!買い替えなきゃ、投資してる場合じゃないよね」
「数年後にまとまったお金が必要。とっておかなきゃ。投資してる場合じゃないよね」

なのです。

借金については、利息によってはゆっくり返済しながら、投資をするという考えもありますが、それはあくまで戦略的なこと。基本は返済のめどを考える前に投資ってしてる場合じゃありません。

エアコンや冷蔵庫などいつも使うものが壊れたら、すぐ買換えが必要になります。投資って現金化するのに「すぐ」は難しいのです。だって、相場が悪かったら?どんどん良くなってたら?「今日より明日?」「いつ売るべき?」って迷います。迷ってると売りにくい。(欲が出ちゃうし)そして、売っても即日入金ではない場合があります。例えば、株式なら3営業日(平日で3日)かかります。土日をはさめば5日くらいかかることもあります。

子供の入学、車の買替、住宅の修繕など3年後とか数年後と決まっている場合、投資する前に貯金計画が重要です。計画してなきゃ大きなお金は用意できません。

投資って「お金がお金を稼ぐ」もの、と捉えれば、長く働いてもらう方がいいし、たくさんで働いてもらう方が良いに決まっています。

それに、投資にはリスクもあります。ですから、生活や将来のことに必要な最低限のお金が優先です。そちらの見通しがある程度ついたところで、はじめて

「我が家の家計からは○○円投資に回せそうだ」

という見通しがつきます。

見通しがついてはじめて投資へ進むのをおススメしたいです。


まずは、さっさと家計管理でお金の見通しをつける。そして、お金を投資に回し、お金に働いてもらう。

その順番でやるのがいいよね、と思っています。(順番大事)


お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?