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予算は2段構えで。予算は家計の応援団なのだから。

家計簿をしっかりつけていた10年ほど前に、きちんと予算を立てていました。

予算を立てる時は、ライフプランを元に

●10年で○○円教育費として貯めよう。
●来年はこれにお金がかかるから取り分けておこう。

と、まず予定を優先してお金を取り分けました。
残った分で生活をするために生活費の予算を立てました。
食費、教育費、光熱費、衣服費・・・など。

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予算をしっかり立てましたが、生活費が全然守れませんでした。

ダメだなあ。
あそこで服を買っちゃったのがいけなかった。
あの時、遊びに行ったのが予算オーバーだった。
あの日は疲れてたから、つい外食に行っちゃったんだよね。

他で節約して帳尻を合わせようとしましたが、うまく行かず、結局は予算オーバーのまま決算をする年末になりました。

「ああ、今年も予算を守れなかった」
「来年こそは、きちんとした暮らしをしよう」

こういうのが毎年続きました。

家計簿つけてきっちりしているはずなのに、実際は予算を守れずきっちりできてない年が続きました。

今にして思えば、お金を使えば罪悪感、使わなければストレスが溜まる、そんな生活でした。もっと節約しなくっちゃ。


そんな過去の私に今ならこう言いたい。
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守れない予算を立てない。予算は2段構えで。
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だいたい、予算が甘いんです。

家電が壊れた、学校行事を予算に入れてなかった、そんな予定外のことってあります。予定変更となり、帰省をすることもありましたし、懐かしい友達と遊びに行くことが急に決まったりしました。

そんな予定外のことってあります。(隅々までどんな予定があるか、あらかじめ分かるわけもない)なのに、予算が予定にピッタリしかなかったら?絶対赤字になりますって。

だからこそ、守れない予算を立てない。

【予算は、レベル1の予算と、レベル10の予算で2段構えにしよう。】

どういう事かといいますと、
レベル1は、最低でもここは死守したいよね、くらいのゆるい予算
レベル10は、これが守れたらすごい、という高い理想の予算

私はいつもレベル10の予算を立てて、守れない自分を「ダメだよね」と責めていました。せっかく頑張ってたのにね。まずは、予算を立ててしっかりやろうとした自分に「頑張ってるね!」のエールを出せば良かった。いや、本当言うとエールを出したかったです。(いや、実際頑張ってたよ)

だからこそ、レベル10とレベル1の予算との2段構えで。レベル1が守れたら、それでもう御の字です。で、そこからレベル10を部分的にでも目指す。

今は、そんなゆるーい予算を立てています。

本来、予算は予定外のことがおこった時に、「ここまでならやっても大丈夫だよ」のラインを示してくれるものです。決して「ここがダメだったよ」と悪いところを暴き出すためのものではありません。

家計簿や予算は、自分を責めるためのものではありません。お金とそんな厳しい付き合いをするものじゃないと思うんです。

家計簿や予算は、家計管理の応援団なのですから。

今はそう思っています。

お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。


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