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「お金がない」と思ったらまずやること

家計管理を始めると、家計簿などを使いながら我が家の家計をまじまじと見ることになります。

・数字は強くないんです。
・家計簿苦手続いたことがないんです。
・夫が高額の○○を趣味で勝手に買ってくるんです。
・ちっとも貯金ができないんです。
・子供を私立の中学校に行かせたいんですけど厳しいですよね?

そう思いながら改めて家計を見てみると

「ここが足りない」「あそこが使いすぎ」

と家計の弱いところがやたらと目につきます。「あそこも」「ここも」足りない・・・

そして「お金がなーい!」と連呼するように。

でもね。
家計管理はお金のなさっぷりを明るみにするためにやってるわけではありません。

そうは言っても、ついつい「ない」「足りない」目が行く。

そんな時は

「お金があるところを数えてみよう」

を提案したいです。

お金があるからできている
お金があるから学校に通わせられる
お金があるから生活できている

きっとたくさんのことがある。
その一つ一つに「ありがとう」を。
まずは、「ある」ことに感謝を。
日常のちょっとしたことに「安らぎ」を感じることってきっとあると思うんです。それってとってもステキなことだと思うんです。

人は「欠けているところ」「不足するところ」に目が行きやすい生き物なんだそうです。
だから、「お金が足りない」が目についてしまうのは、性質としてそんなもの。

だから、悪いことではないんですけど、「足りない」「足りない」ばかり思いながら家計管理をすると

「家族の無駄遣い」(今すぐ辞めさせたい)
「誰かの趣味」(無駄遣い)
「お金のかかる進路や習い事」(よそのお家ではこうなのに)

とそんなことばかりが目につきがちになります。

今すぐ、家族を成敗したくなる。節約警察が出動したくなる。

あ、これは私のことでしたが、家族とギスギスしてしまっては何のための家計管理?となってしまいます。

そして自分の支出にも
「無駄遣い」「意味あるの?」
という目線だと、自分へのダメ出しが多くなります。(慢性的に苦しくなる)

そうではなく、本来は家族と「どんな未来を描きたいか」そのコミュニケーションをとる材料になってほしい。

「必要な時に気持ちよく使えるように準備を。」

家計管理って、ただそれだけ。家族をしばるものではないのです。


「お金がない」

そう思ったら、「お金がある」ことに目を向けて「ありがとう」をしてみてくださいね。

お読みいただきありがとうございます。


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