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「運」をつかむにはどうする?(人生の3つの生き方)

こんにちは とんとです。
早速ですが、
・人生の生き方を、大まかに3つにまとめてみました。
  (1)流れに任せて生きる
  (2)目標を決めて生きる  
  (3)相手がいる中で生きる
・特に(3)「相手がいる中で生きる」の方法のポイントは
    「チャンスをつかむ準備をして待つ
   具体的には、
     ① 相手が求めるような自分のあり方を準備しておく
     ② 相手との出会いがあるような環境に身を置く

              💛

  人生の生き方は、分類する基準によって、いろいろなパターンがある
  と思います。今回の基準は
     - 目標を持つか、持たないか
     - 目標が自分だけの努力で達成できるか、できないか 
目標を持たない場合            → (1)
   目標を持つ場合で、
    目標が自分だけの努力で達成できる場合  → (2)   
    目標が自分だけの努力で達成できない場合 → (3)

そこで、まず、
(1)流れに任せて生きる
    これは、特に目標を決めず、流れに従って生きていくイメージで
   す。
    人生には普通に生きるだけでいろいろなことがあり負けそうになる
   こともあります。そんなときは肩の力を抜いて流されて生きるのもあ
   りです。
    ただし、主導権は周囲の環境や人になりやすいので、生活がじり貧
   になったり、他人にだまされやすかったりする場合もありそうです。
    というのも、周囲の環境や人は、必ずしもあなたのことを考えて整
   理だって働きかけてくれる人だけではないからです。
    やはり主体的、積極的に生きるイメージを持つことが必要となりま
   す。そこで、2つ目・・・

(2)目標を決めて生きる
    これは、何か目標を決めて、一つ一つの目標の実現の過程をゲーム
   のように楽しみ、実現した瞬間を味わうというかなり主体的で積極的
   な生き方です。
    計画することも楽しいし、失敗も楽しい。そして、一つの目標が実
   現したら、また新しい目標実現ゲームを決めてまた挑戦して楽しむ。
    目標を持って挑戦をする人にとっては、逆風も気持ちいい。逆風を
   切り裂いて進む感覚がいい、という人さえいるかもしれません。
    これには、基本的に自己の能力で目標の最終実現まで行ける、とい
   う前提があるので、自分が努力すればするだけ実現に近づけると思え
   る目標がある場合に適した生き方と言えるかもしれんません。
    この生き方のポイントは、「自分を知る」ことです。いかに自分を
   知り自己を変えるか
、だと思います。自分の観察と分析とトレーニン
   グ
がポイントです。
    だからこそ、この生き方によって得られるのは「自信」ということ
   になるでしょう。
    最近のオリンピック選手の生き方が頭に浮かびます。

(3)相手がいる中で生きる
    人生には、いわゆる「相手がある」という場合があります。
   これも「目標を決めて生きる」ことの中に含めることができます。
   しかし、自分の努力だけではいくら頑張ってもその目標を実現するこ
   とはできません。相手、つまり自分の意思の及ばない他人の行動が実
   現の不可欠な条件となっています。
     このとき「相手」というのは、自分の予測やコントロールができな
   い存在です。別に「人」だけに限らない。ウイルスもこの意味の「相
   手」に入れることができるかもしれません。
     わかっているのは、何かしら存在することだけです。いつ、どこ
   で、どういう動きをするかを事前に確定することはできません。相手
   次第です。
    いわゆる「運」とか「チャンス」と言われることが大きなファクタ
   ーになります。

  (相手がいる場合の方法論)
    そうすると、次の事が疑問になります。
相手がいる場合に、私たちにできること、すべきことは、何か?
   自分の努力だけでは実現できないことがわかっていますから、単純
   に自分の努力を極限まで出すという戦略ではうまくいきそうにありま
   せん。何か別の方法を加える必要がありそうです。それは何か?

私たちにできることは、基本的に、自分自身の考え方と身体の動き
   をコントロールすることだけ
です。我々は、あくまでも、コントロー
   ルできる自己の考えや行動を通して相手や環境に間接的に影響を与え
   ることしかできません。
    しかし、その範囲で、チャンスに向けてできることはあります。相
   手が関わってくるチャンスを「待つ」ということです。いつ、どこ
   で、どんな形でかはわかりませんが、具体的な出会いは確実にあるは
   ずです。
    もちろん何もしないでただ「待つ」ということではありません。
   チャンスが訪れた時はそれをつかめるように準備しておきます。
   さらに、そもそもチャンスが自分のところにやってきやすいよう
   に準備を仕掛けておくこともできます。
    例えば、釣りを考えるとわかりやすいかもしれません。
   魚を釣る場合にすることは、餌を用意しておびき寄せ、針をつけて逃
   がさないようにします。そして、求める魚が居そうな場所に行きま
   す。こういう準備をして、魚がかかるというチャンスを待ちます。
   実際に魚がかかるかどうかは確定できません。運ですが、できること
   はやっているので、あとはのんびりと水面を眺めるだけです。
    キーワードは「準備」と「待つ」。
    そう。相手がいる場合に、私たちにできること、そして、すべきこ
   とは、
   「チャンスをつかむ準備をして待つ」    (※)
   ことと言えるのでないでしょうか。
    必要な準備をしたあとは、もう悩むことなく安心して自由に好きな
   ことをして明るい日々を過ごしていればいい。
   というより、チャンスがくるまでは、「待つ」こと以外にやることは
   ありません。

 (具体的には)
    でも、具体的にはどんな準備をすればいいの?
    本当に具体的な事は、それぞれの当事者が考えるしかないと思いま
   すが、一般的には次のことが言えると思います。

    ① 相手が求めるような自分のあり方を準備しておく
    ② 相手との出会いがあるような環境に身を置く

    一口に「相手がいる場合」といっても、相手が特定されている場合
   と、まだ特定されていない場合の2つがあります。
    相手が特定されている場合に中心課題になるのは、相手が関係を求
   めてくるような自分のあり方を自分の側で準備しておくことです。
    それは、自己のあり方を相手に合わせて調整しておくことと言って
   もよいかもしれません。(釣りの場合で言えば、竿を準備し餌を準備
   し、針につけて水中にたらすことです。)
    また、相手がまだ特定されていない場合には、相手との出会いがあ
   りそうな場所に出向く
ことがさらに必要になるでしょう。(釣りで言
   えば、魚がいそうな場所に行くことです。) 
 (そのために必要なこと)
    そして、そのために必要なことは次の2つ。   
      - 相手を知ること。
      - 自分を知ること。

  ◎相手を知ること
    「相手がいる中で生きる」の場合には、「相手を知る」ことも大き
   なポイントになると思われます。
    というのも、チャンスをつかむ、つまりは「相手」との良き関わり
   を実現するには、相手のことを知る必要があるからです。
    相手が求めているものが何か、チャンスがありそうなところはどこ
   か、などまず相手を知らなければわからないからです。

  ◎自分を知ること
    「目標を決めて生きる」場合には、「自分を知る」が特にポイント
   でした。
    「相手がいる場合」には、まず「相手を知る」ことが必要ですが、
   「自分を知る」ことも欠かせません。
   「相手を知る」ことによって、相手が求めるあり方や相手の行動の仕
   方を知ったのは自分のあり方をどの方向に変えていくかを知るためで
   した。しかし、最終的には実際にその方向に向けて自分のあり方を変
   えていくことが必要です。
    そのためには、トレーニングする必要があるかもしれませんし、今
   の自分のあり方や癖を知って生活習慣や環境を変えていく必要があり
   ます。ここで自分を知ることが求められるはずです。
    さらに、例えば人生のパートナーを見つけるという場合には、自分
   を見つめる
ことも重要かもしれません。
    というのも、自分を変えるにしても得意分野を伸ばす方向で変えた
   方が自分らしく生きられますし、自分らしく生き生きと個性を出して
   自律的に生きている人に人は魅かれるのではないかと思うからです。

  〇相手から見て魅力的なあり方とは何か?
    自分を楽しんでいる、一緒にいるとそのエネルギーをもらえる、互
            いにないものを持っている、などではないでしょうか。
    すべてができる自分を目指すのではなく、自分にしかできないこと
   を目指す生き方をしていれば、自分にできない部分を補完してくれる
   相手が現れる。なぜなら、その相手にとってあなたはその人が持って
   いない何かを持っているということになるからです。       

                💛 

・以上、「相手がいる中で生きる」では、
    「チャンスをつかむ準備をして待つ」ことがポイント。
     具体的な準備とは、
      ① 相手が求めるような自分のあり方を準備しておく
      ② 相手との出会いがあるような環境に身を置く
    その中で
       「相手を知ること」と「自分を知ること」が大切
    というお話でした。

(筆者の一言)
  これらは、頭で考えたとりあえずの見取り図です。
  筆者が言うのもおかしなことですが、これらはあくまでも中身のない形 
 にすぎません。字句にはとらわれず全体のイメージを感じていただければ
 と思います。
  具体的な中身は現実の世界で行動の中で得るものだと思います。その過
 程で、自分なりの良い見取り図を形にしていただく参考になればと思いま
 す。

  ※ ちなみに、この言葉「チャンスをつかむ準備をする」は、ネットフ
   リックスのドラマ「ラケット少年団」に出てくるセリフです。
    上のような考えは、あの「人事を尽くして天命を待つ」という言葉
   にも通じるものがあることに気がつきました。それは、
求める「天命」を得るために大切な事は、どんな内容の「人事」を
    尽くせばよいのか、を真剣に考えることである
   ということです。


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