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東京医科歯科大の英語全体対策2019

東京医科歯科大の出題形式は2019もこれまでと同じでした。

本文はあまりに長すぎますから、本文一部のみと設問を掲載します。

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繰り返しますが、これは本文の一部です。以下、本文は延々と続きます。

本文は全文は載せていませんが設問も含めて一見難しそうですよね。

英文の長さほぼ昨年と2018と同じく34段落から構成、一方、2018東大の英文を読む設問が大問3つの合計で約30段落。それでも東京医科歯科の方が長いです。

しかも1つのテーマを掘り下げていきます。

以下は設問です。

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ご覧のように、2019東京医科歯科大(医)の設問は、昨年同様、第3問(24問の正誤問題)、第4問(3つの英文に対して各10~25字英文で解答)、第5問(下線部2ヶ所の和訳・各2行程度)もあります。

それに加えて著者の述べていることを400字の英文で述べよ。

この字数400字に驚くと思います。

突破口は何なのか?

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突破口は、暴論覚悟で言えば、余りに長い英文の対策は全体を2 or 3分割にして、各独立した設問と考えると断然取り組みやすくなります。

これは設問英文の長い慶応大英語対策にも通じる考え方ですが、1つのテーマを延々に述べ続ける学術的論文を読ませる点では、東京医科歯科大の出題パターンの方が受験生には不慣れかもしれません。

幸い、東京医科歯科大の設問英文は長いと言っても本文の英文は1つで、設問も全てこの1つの英文に関するものです。

それを3分割すれば、ほぼ国立二次英語平均並みの英文ボリュームです

それだけでなく、同じテーマのものを読んでいるので、実は、他の出題分野がばらばらの二次英語よりも楽と考えるとさらに取り組み易くなります。

忍耐力は要しますが「分割」さえすれば簡単!!

模様3

最後の指定3語使用の400字自由英作文と言いながらも、要は全体解説(要約)になっているのもチャンスです。

何故、チャンスなのか!?

これまで私の他の投稿自由英作対策でも繰り返し述べてきたように、論説系テーマに対する自由英作文は、起承転結の「転」のないパターンで英文を書いただけでもすぐに120字を超えます。

さらに指定された3つの言葉を必ず使って400字で述べよとあります。

これが大ヒントです!

怒らないで下さい、上記120字パターンを3回繰り返せばいいだけです!

但し、(この分割式で設問に対する時に)二次英語読解問題に取り組む時に、大切なことは本文をただ読むのではなく、読みながら・解きながらを繰り返して、分からない所で立ち止まらず設問解答を進めるは制限時間を考えると不可欠な要素です。

また普段から段落ポイントを「落書きする癖」をつけておくと、段落要旨を和文or英文で必ず聞いてくるどこの国立大二次英語にも役立つと思います。


小規模無名の当塾からも東京医科歯科大(医)には合格していますので、対策には自信ありです。


下記は自由英作文120字の関連投稿2つです


※全身痛再発7年目で外部の学校には指導に行けませんので、サポートは本当に有り難いです。投稿内容にご納得の上、何らかの形で英語指導の機会を与えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。 HP⇒https://feedback01.webnode.jp/ 福岡県 北九州市 小倉南区