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【23年6月】資産運用月次レポート(ジュニアNISAの株はTOB参加NG!?/ふるさと納税返礼品・コストコ年会費クーポン)

気づけば今年も半分が終了。
まだ先のことと思っていた新NISA制度の開始が半年後に迫ってきた。
新NISAでは現行NISAよりも非課税枠が大幅アップするそうで、来年に向け今から少しずつキャッシュポジションを高めておかねばと思っている。

【6月の株式取引件数】
買付:0件
売却:3件
売却益:3.4万円
2023年累積利益:26.7万円(手数料・税引前)

売却3件は、株主優待目当てで家族それぞれの口座に100株ずつ保有していたオリックス(8591)。
既に上期の優待品の権利は確定しているので、株価の高いところで一旦売ることにした。

オリックスは今年度末での優待廃止が決定しており、おそらくこれが最後の別れ。
9月の権利確定までに下落する場面があれば再び買い直し、最後の優待を狙いたい。

買付は0件。
プチバブルの気配ありありの6月は、株を買う気になれなかった。
オリックス売却で得たキャッシュは、S&P500系のファンドを買ったりクラウドバンクの投資に回したりと、個別株以外で働いて貰っている。

【6月末時点の含み損】

Y!ファイナンスより

前月より13万円の赤字減。
日経平均3万3千円台となってもまだ利益の出ない古株はそろそろ損切りせねば。

そして損切り実行のあかつきには、長期安定型ファンドのひふみ投信で運用しようか、それともまず倒産はないと思われるトヨタ自動車の株にでも全振りしようかと、捕らぬ狸の皮算用をする私である。



さて6月は、半導体関連銘柄のJSR(4185)を政府系ファンドが買収するというニュースが飛び込んできた。

公表されたTOB(公開買付)価格は4,350円。
このニュースを受け、JSRの株価は一気に跳ね上がった。

JSR(4185)6月のチャート

実は私は、ジュニアNISA口座にJSRを200株ばかり保有している。
JSRとの出会いは、Eテレの『サイエンスZERO』で次世代パワー半導体と言われる酸化ガリウムが特集され、興味を持ったのがきっかけ。
その酸化ガリウム半導体の実用化を目指す企業の一つがJSRだった。

その将来性に期待し、私にしては珍しく長期保有のつもりだったが、国が乗り気ならば仕方がない。
4,350円でTOBに参加すれば10万円以上の利益が出るしまぁいいかと喜んでいた矢先。

調べてみると、ジュニアNISA口座の株はTOBには参加できない、つまり上場廃止までに市場で売る以外に方法がないというではないか!
だが気づいた時にはすでに遅し。

ストップ高をつけた翌日には株価が下がり、今は4,000円を割りかけている。
TOBが始まる12月頃には4,350円付近に寄りつくはずなのだが、もしTOBが不成立に終わったらという心理不安が株価を不安定にさせているようだ。

私もリスクを考え今のうちに手放すべきか、それともTOB成立を信じて株価が戻るまでじっと我慢の子か・・・?
悩ましい日々が続きそうである。


それからもう一つ。
6月はふるさと納税の返礼品としてコストコの年会員クーポンを申し込んでみた。

現在コストコの年会費(ゴールドスターメンバー)は税込4,840円。
最寄りのコストコでも高速を飛ばして1時間半もかかる我が家にとって、この年会費は更新を躊躇する額だった。
特にトラが中学生になってからは家族で出かける機会が激減。
今年は更新をしないつもりでいた。

しかしふるさと納税の返礼品に年会費クーポンがあると知り、それならと申し込んでみることに。
実質負担額は2,000円なので、仮に夏休みと年末年始で2回行くとして、1回1,000円のレジャーランド入場料と思えば安いものである。

ちなみに納税額は店舗のある自治体により多少異なるものの、だいたい以下の通り。

ゴールドスタークーポン(普通会員):17,000円前後

エグゼクティブ・ゴールドスタークーポン(ゴールド会員):34,000円前後

わが家のように、コストコは好きだけどそう何度も行けず年会費がネックだという方は、最寄りのコストコ(のある自治体)のふるさと納税を一度検討されてみてはいかがだろう。

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