見出し画像

人と可能性をつなぐ、フェデックスの職場環境 - 52名の新卒従業員が入社

フェデックスは4月1日に52名の新たな仲間を迎えました。

物流業界は、その業務の中で最も目に見える集荷と配達業務という物理的な側面から、男性優位の業界であるという一般的な印象を持たれる傾向にあります。また、こうした認識や固定観念が女性の業界への参入障壁になったり、広く一般の人々の間での誤解を広めたりすることもあります。世界で50万名の従業員を擁するフェデックスは、女性の社会参加や就業に関する認識が異なる各国で、職場での多様性と包括性を推進し、女性を含む全ての従業員がその能力を発揮できる環境を積極的に整えています。

日本のフェデックスでは、女性従業員の活躍推進および次世代の従業員育成支援計画を設けて従業員の多様化するニーズに対応しています。具体的には、長時間労働になりがちな職場風土への対策、女性のライフステージの変化に対応する雇用環境および女性が管理職を目指しやすい環境の整備、家族の支援をする必要がある従業員がフェデックスでのキャリアを継続するための休暇制度、性別による固定の役割意識を払しょくするための情報提供や男性の育児休業取得促進などです。

働き方以外にも、従業員全体の知識や能力向上をサポートするため、25,000以上のコースを受講できるオンラインコース「FedEx Learning Center (FLC)」やマネジメント職を目指す従業員へのトレーニングプログラムを提供したり、社外の専門コースの受講料金への補助を行ったりすることで、フェデックスの企業理念であり、人を第一に考える企業文化の基盤となるPeople – Service – Profit (P-S-P)を実現しています。

今年の新卒従業員に占める女性の割合は約35%でした。これは業界(運輸業・郵便業)の入職率水準である10~20%台を上回ります。
新卒従業員は今年も、入社後に配属先が決定するのではなく、それぞれの業務の専門職として入社しました。これは、より興味がある分野や、やってみたいと思う仕事に集中して早い段階から専門的に学び、その能力を発揮してもらうためです。
新卒従業員はこれから以下の役割を担う部門で活躍します。

  • 集配業務:集荷と配達業務、お客様へのサービス提供とサポート、貨物仕分け作業、車両への積載などを担当

  • 上屋業務:貨物の搬出入業務、仕分けや保税蔵置場管理業務を担当

  • グランドハンドリング業務:空港において航空機の運航サポートや、航空機への貨物の積み降ろし業務などを担当

  • 通関業務:輸出入貨物に関する税関への申請業務、税関との連携、国内法令順守への取り組みを担当

今年の入社式では、日本におけるフェデックス エクスプレスの代表者、マネージング ディレクターの久保田 圭が祝辞を述べ、ビジネス環境の移り変わりやお客様のニーズの多様化など、変化の中にあるフェデックスにおいて、新卒の従業員にはこれまでのビジネスでの慣例に捕らわれない新たなアイデアや考え方を期待したいと激励しました。その後、新卒従業員全員の紹介があり、一人ひと箱準備した従業員の名刺を久保田が手渡しました。

入社式の最後には52名を代表して、関西国際空港を拠点に業務を行う従業員がスピーチを行い、感染症拡大の影響下で過ごした学生時代に目の当たりにした物流サービスの重要性から自分も物流を支えたいと考え、フェデックスに入社することを決意したというエピソードを交えて、責任と自覚のある従業員になれるように精進したいと語りました。
 
フェデックスは全ての従業員の要望と向き合い、魅力的な職場環境を整えることで、就職先として、そして従業員から選ばれ続ける企業を目指します。


この記事が参加している募集

仕事について話そう