佐久間宣行著(2022)『ずるい仕事術』ダイヤモンド社
肩の力を抜いて楽しく仕事をするためのガイド本
内容はそれほど濃くもなく、あっさりと読み進めることができる分量かと思う。一人の社会人が企業の中で個性を発揮しながら、それなりに組織の中で生きていくためのセオリーが満載の本です。
実はわたしはもうすぐ定年のお年頃ですが、組織の中で働いていると、同じような感覚を持つわけで、多分、世の中の多くのおじさん連中も似たような考え方をしているように思う次第。
会社で関わる人たちのメンツを大切にしてあげるなどの記載は、まったくその通りで、自分のわがままを前面に周りの人たちと対峙するよりは、どうやったらその仕事が上手く行くかということを優先順位にすれば、あとは自分でコントロールできないことと、自分でコントロールできることを見極めて、自分のコントロールできるところで、優先順位の実現を図るのが得策ですよね~。
まあ、プロは給料分をきちんと払っていただけるだけの仕事が提供できているかというのは、社会人全体に当てはまりますね。
そんなところがさりげなくあっさりと本書の中で言葉にされている印象を持つので、ベテラン会社員にとっては、当たり前のようなことのように感じられるけれど、昨今の新人さんや、入社後2~3年生の人には、このような感覚を理解して働くことで、自分の成長を感じられるかも知れませんね。
多くの企業の新入社員さんは、一読しておくと良いのかも…
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