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母国語ではない言語で効果的にコーチングをする方法

5年以上母国語ではない言語で100名以上のクライアントとのコーチングを経験してきました。

母国語ではないから、コーチとしてクライアントからどう見られるか、自分の意志を自由に表現できるか、という不安を沢山抱えていました。

母国語ではない言語で効果的なコーチングをするために、何か必要でしょうか?

この記事の見解にとても共感しています。
母国語ではない言語で効果的にコーチングをする方法 – ICF Japan Chapter | 一般社団法人国際コーチング連盟 日本支部

(一部引用、抜粋)
1. 勇気を持つ
2. 知らないものにもオープンでいる
3. あなた自身がクライアントへのギフトであることを忘れない
4. 専門性を持つ-様々な方法で言語を向上させる
5. 言語だけではなくクライアントの文化についても学ぶ

今、自分が何より大事にしているのが、
忖度せず、自分の主観をガンガン持ち込むこと」です。
なぜなら、クライアントが普段の考え方や捉え方とは違うもの、自身が慣れてきている考え方や捉え方を超えるものを常に求めています。

そこで、言語がそもそも文化の一部であるため、言語の違いによって考え方や捉え方の違いも生まれやすいと感じています。
例えば、
「ありがとう」という言葉が日本では感謝や気遣いを伝えるための当たり前のような習慣ですが、中国では家族同士や友人同士ではあまり使われていないです。なぜなら、中国では、「ありがとう」を頻繫に伝えると他人行儀のような感じがして逆に距離感が生まれます。
また、「リーダーとは?」「マネジメントとは?」「成長とは?」「育成とは?」「成功とは?」そもそも文化背景が違うと、そういった当たり前のように使われている言葉が人によって定義や解釈が違います。

コーチはそういった当たり前のように使われている言葉にアクセスし、もう一歩深いところまで掘り下げていけます
その時、母国語ではないということを弱みにせず、逆に武器にできます

私のクライアントから最近よく言われているのが、
「○○さんが外国籍の方だからこそ、色々忖度せず言ってくれて有難いです」
「私たちの文化背景が違うから、○○さんの考えもぜひ聞きたいです」

母国語ではないからこそ、いろんな違いによる可能性が生まれやすいです。
愛と尊敬を持って、相手の前提にアクセスして、その前提を超えるようなもう一歩の行動変容を促すことにつながっています。


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