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#44.初めての海外留学(F/m・M/f) ※加筆


#ホームステイ
それは留学生などがその国の一般家庭に寄宿し、生活体験をすることである。
受け入れる家庭のことをホスト、その家族をホストファミリーと呼び、父親をホストファーザー、母親をホストマザー、男兄弟をホストブラザー、女兄弟をホストシスターと呼ぶ。

これは私が18歳の頃、大学在学中にアメリカへ語学留学をした時の話である。

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空港を降りた私は半年間お世話になるホストファミリーの元へ向かった。

現地へ着き、呼び鈴を押す。
若干震えたその指が緊張している事を教えてくれる。
それは、自身の英語力がどこまで通用するか、そして身を置くホストファミリーと上手く共生できるか、とても不安だったからだろう。

暫(しばら)くしてドアが開き、中からはエプロン姿の女性が朗らかに迎えてくれた。

ホストマザーだ。

ホストマザーは私を連れて与えられた私の部屋に招待する。
そして、今後寝食を共にするホストファーザー ・ホストブラザー・ホストシスターを紹介してくれた。

緊張のままに挨拶を済ませる私。

その日から、互いに母国語や文化を教え合う、私のホームステイが始まったのだ。

そんなある日のこと。
日本人に会うのは初めてだ、黒髪が美しい、とホストブラザーがすれ違い様に話しかけてきた。

私は自身と日本の事を褒められてとても良い気分だったが、彼はそれだけに留まらない。

私はホストブラザーの部屋に招かれる。
甘いワードとマスクで口説かれている様だったが私は上手くその英語が飲み込めずにいた。

何も分からずOKか否かを聞かれた棒立ちの私。
勝手にOKに解釈されたのか、私は着ているシャツを脱がされて下着姿に。
そのままベッドへ連れ込まれてしまった。

私はホストブラザーに襲われそうになったのだ。

大声で叫んだ私を助けてくれたのはホストマザーだった。直ぐに部屋に飛び込んでくる。

叱責されたホストブラザーはベッドに仰向ける私の上から渋々下りてホストマザーの後について部屋を出て行った。

ホストマザーが彼を連れて行った先は共有スペースの言わばリビング。
速い英語で聞き取れなかったがどうやらホストマザーはホストブラザーを叱ってくれているようだった。

最後の「Are you ready?」だけは聞き取れたがホストブラザーは途端にしゃがみこんでNOを連呼し出す。

私には何が起こるか分からなかった。

ホストマザーは私達が普段談話をするソファーに腰をかけると「Come on」と宣告し、指をクイクイと動かした。

それを受けたホストブラザーは怖気付いながら「Sorry,never do…」とすすり泣き出すも、圧に耐え切れず重々しく数歩。

彼はホストマザーの前に辿り着くや否やズボンとパンツを同時に下げられ、無理やり膝に引き摺られていった。

ホストブラザーが膝に横たわって直ぐ、ホストマザーは猛烈な勢いで彼のお尻を叩き始める。

私は呆気に取られて少しも動けなかった。

彼は「I'm sorry !!Sorry mommy !!」を繰り返している。

先程まで甘い英語でスカしていた彼は口説いた私が見ている前でも強くはいられず、ビシバシとお尻を叩かれて本格的に喚き出した。

彼のSorryは次第に弱々しくなるが、お母さんの名前は力の限り叫んで制している模様。

股間を擦り付けようとしてきたホストブラザーに私は内心ざまぁみろと思った。

耳元でゾワッと囁かれた時は恐怖で仕方なかったけれど、今あんあんとホストマザーの膝で泣き散らす彼を見られるのは、海外のお尻叩きへの敷居の低さを十分学べたものだった。

チラッと見えた(と言うか、大きなモノが振られているのでどうやっても目に入ってしまう)ホストブラザーのペニスは、日本で待つ私の彼氏より大きく、さすが海外サイズと思った。
が、ビッグな股間と釣り合わない子供のように泣く彼には幻滅の極み、ノーサンキューが強まる一方。

そうこうしているうちにホストブラザーは私に何度も謝ってホストマザーの膝から降りた。

ホストマザーは私に部屋で休むように言ったあとホストブラザーにヘアブラシを取りに行くよう命じている。

ホストブラザーの泣き声が2階の私の部屋まで届いたのは、先程まで間近で聞いていたヒット音が手ではなくなった時からずっとだ。

英語は分からなかったけど、ホストマザーは酷く酷く彼のお尻にブラシを当て続けたように思えた。


その1週間後、私が朝食を済ませて庭へ出ると、今度はホストシスターがホストファーザーに叱られていた。

ホストシスターはと言うと、私よりも2個下の高校生らしいが体のパーツは何一つ勝てない身体をしている。
胸は大きく、腰つきは女の私でも魅了されてしまう程グラマーだった。

彼女が何を叱られているか私にはさっぱり分からない。
しかし、ホストファーザーは彼女に人差し指を向けながら叱りつけると何故だか庭のベンチに腰を掛けた。

彼女はトボトボとその後をついて行ってホストファーザーの足元で止まる。

ホストファーザーはそこから素早く動くと彼女の右手は拾い勢いよく引き寄せ始める。
そして有無も言わさず彼女の体をくの字に折って自らの膝にうつ伏せた。

私はこの光景を前にも見たような気がした。

膝にお尻が高くなるよう乗せられると、ホストシスターは「STOP IT !!」とお尻を手で庇い出す。

この光景確か前は「NO!!」と叫ぶホストブラザーの声だった。

そう思い出している内にホストシスターはハーフパンツの上からお尻を叩かれ始めた。
彼女はもちろん嫌がるがホストファーザーとは体格も力も違い過ぎる。

彼はそこから、そのお尻に目も当てられない程の喝を入れ続けた。

またお尻叩きか。私は正直そう思った。
私も小さい頃はされたかもしれないけれど記憶にはほとんどない。ということは叩かれたとしても小学校よりも前の話だ。

それなのにこの家は年上のホストブラザーも高校生のホストシスターも未だにこうやって叱られている。

この頃から、私は語学学とは別に、もっと深い文化的なものを学んでいると確信し出していた。

ホストファーザーはホットパンツとパンティを同時に脱がしにかかった。
彼女のSorryはレベルを増した。

まさかとは思ったが女の子も平等にお尻も剥かれるなんて、と何故か私のお尻もビクついた。

抵抗をパンパンと無意味され手も足も大人しくさせられたホストシスターは泣く泣く下着が下ろされるのを待つ。

ホストシスターがパイパンだったのは足首まで落とされたパンティが見せてくれた。
その一筋は何となく可愛らしかった。

そして本格的に始まる。

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