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町山智浩(1962.7.5- )『〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀(新潮文庫)』新潮社 2017年10月刊  Eric Dolphy (1928-1964) "Round Midnight" (1961.5.8)  日記 2017年12月24日 夕づく日さすやいほりの柴の戸にさびしくもあるかひぐらしの声 新古今和歌集 巻第三 夏歌 269

日記
2017年12月24日
午前3時40分起床
室温10.4度 湿度58%
体重53.0kg BMI 19.7
懸垂8回
62歳11か月

Eric Dolphy (1928-1964)
"Round Midnight" (1961.5.8)
https://www.youtube.com/watch?v=-0pQ4V1mtdc
George Russell Ezz-thetic (1961)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000000Y4B

https://en.wikipedia.org/wiki/Ezz-thetics

George Russell (1923.6.23-2009.7.27)
 piano
Eric Dolphy (1928.6.20-1964.6.29)
 alto sax
Don Ellis (1934.7.25-1978.12.17)
 trumpet
Dave Baker (1931.12.21-2016.3.26)
 trombone
Steve Swallow (1940.10.4- )
 bass
Joe Hunt (1938.7.31- )
 drums

https://ja.wikipedia.org/wiki/エリック・ドルフィー

https://www.jazzdisco.org/eric-dolphy/discography/#610508

https://en.wikipedia.org/wiki/'Round_Midnight_(song)

https://ja.wikipedia.org/wiki/ラウンド・ミッドナイト_(曲)
「「ラウンド・ミッドナイト」
('Round Midnight) は、
1944年に発表された、ピアニストの
セロニアス・モンク[1917.10.10-1982.2.17]作曲の
ジャズのスタンダード・ナンバー。」

明治大学文学部に入学した
1973年に、
FM東京深夜放送
「油井正一のアスペクトインジャズ
 エリック・ドルフィ・ストーリー」
全四回で、
この演奏をカセットテープに録音して、
何度も聴きました。
もう五十年以上経ってしまったんだなぁ。
Ars longa, vita brevis.

https://ja.wikipedia.org/wiki/油井正一

『油井正一 アスペクト・イン・ジャズ
 甦る100のジャズ・レコード評
 CDジャーナルムック』
音楽出版社 2014.7
https://www.amazon.co.jp/dp/4861711231

"'Round Midnight"
Bud Powell (1924.9.27-1966.7.31)
(1954.12.16)
(1962) モノクロ動画
Bill Evans (1929.8.16-1980.9.15)
(1963.2.9)
(1963.5.14)
Sonny Rollins (1930.9.7- )
(1964.2.14)
https://note.com/fe1955/n/n2278172580f2


夕づく日さすやいほりの柴の戸にさびしくもあるかひぐらしの声
 前大納言忠良
 千五百番歌合に
 新古今和歌集 巻第三 夏歌 269
「夕日が射しこみ、折から鎖そうとする庵の柴の戸に、寂しいことだな。ひぐらしの声が響いて。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.92
建仁二年(1202)頃、千五百番歌合 夏三。
本歌
「ひぐらしの声ばかりする柴の戸は入日のさすにまかせてぞ見る」
藤原顕季 金葉 雑上
夕づく日さすや 戸を「鎖す」と日が「射す」と掛ける。
柴の戸 雑木の枝折戸。
「蝉」の歌。

藤原忠良(ふじわらのただよし 1164-1225)
平安後期~鎌倉時代の公卿・歌人。
藤原兼実・慈円の甥、良経の従兄。
千五百番歌合判者。
千載集初出。新古今五首。
勅撰入集六十九首。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/tadayosi.html

https://kotobank.jp/word/藤原忠良-1106179

https://bookmeter.com/mutters/153791951
2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26



町山智浩(1962.7.5- )
『〈映画の見方〉がわかる本
 ブレードランナーの未来世紀
 新潮文庫』
吉田伊知郎 解説
新潮社 2017年10月刊
福岡市総合図書館蔵書

https://www.amazon.co.jp/dp/4101211426

「この本は〈映画の見方〉を変えた!
『ブレードランナー』や『未来世紀ブラジル』、
『ロボコップ』に『タ ーミネーター』…… 
今や第一線で活躍する有名監督による
80年代の傑作が、保守的で能天気なアメリカに背を向けて
描いたものとは、一体何だったのか──。
膨大な資料や監督自身の言葉を手がかりに、作品の真の意味を
鮮やかに読み解き、時代背景や人々の思考まで浮き彫りにする、
映画評論の金字塔。」

単行本
町山智浩
『〈映画の見方〉がわかる本
 80年代アメリカ映画カルトムービー篇
 ブレードランナーの未来世紀
 映画秘宝コレクション』
洋泉社 2005年12月刊

https://www.amazon.co.jp/dp/4896919742

「『ブレードランナー』の何が「二つで充分」なのか?
 『イレイザーヘッド』の赤ん坊の正体はウサギ?
 『ビデオドローム』の変態テレビ局は実在した?
 『未来世紀ブラジル』はなぜブラジルなのか?
 80年代に狂い咲いた映画作家たちの真実。
『映画秘宝』連載の
「Yesterday Oncemore」に大幅加筆の決定版。

町山智浩
1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。
宝島社にて『おたくの本』『裸の自衛隊!』
『いまどきの神サマ』『映画宝島』などを企画編集。
洋泉社にて『映画秘宝』を創刊。
1997年よりカリフォルニア、ニューヨーク、
コロラドとアメリカ各地を移り住む。
現在オークランドに在住」

単行本
町山智浩
『〈映画の見方〉がわかる本
 80年代アメリカ映画カルトムービー篇
 ブレードランナーの未来世紀
 映画秘宝コレクション』
洋泉社 2005.12
を「すこしだけ加筆」p.409 した文庫本。

映画館やVHSビデオで観たことのある、
p.105-148『ターミネーター』1984 と
p.317-406『ブレードランナー』1982
の章だけ読んで、
町山智浩さんの博識を楽しみました。

『ブレードランナー』を、
池袋文芸坐で観たのは、
1983~1986年のどこかで、夏でした。
併映が
『スタートレック』1979
監督 ロバート・ワイズ
で、期待していたほどには面白くなく、
ほとんど予備知識なしで観た
『ブレードランナー』
に圧倒されたことを憶えています。
1978年春、
明治大学文学部卒業、
聖心女子大学図書館就職、
以降まったく映画を観ていなかった私は、
『スター・ウォーズ』1977
『レイダース』1981
を観ていなくて、
ハリソン・フォードも知りませんでした。
https://www.allcinema.net/cinema/20674

https://www.allcinema.net/cinema/2154

https://www.allcinema.net/cinema/11830

https://www.allcinema.net/cinema/11857

『ブレードランナー』1982
『ターミネーター』1984
以外の、
観ていない作品・監督についての
文章を読む気力は、
今の私(2017年12月、63歳目前)
にはもうありません。

五十年前、
学生の頃(1973-77)には、
小林信彦さん(1932.12.2- )や
和田誠さん(1936.4.10-2019.10.7)の文章で
未見な作品を知ると、名画座で観られるものは
必ず観ていましたけど…。

当時の映画ノートによれば、
1975年には一年間で
映画を397本(邦画212・洋画185)も観てました。

朝、大学へ行くと言って家を出て、
大学の教室ではなく図書館へ行って
『キネマ旬報』のバックナンバーを読み、
映画館が開場する時間になると名画座へ行き、
夜になると帰宅する。
週末、土曜日は
池袋文芸坐か
新宿ロマン劇場のオールナイト五本立てへ!
そんな生活をしてました。

「いったい、幸せなとき、人は映画を観るだろうか?」
「架空シネマテーク」
『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』
キネマ旬報社 2013.4
p.58
https://www.amazon.co.jp/dp/4873764203

という小林信彦さんの名文句がありますけど、
当時の私は、それなりに、幸せだったようです。
恋愛もしてましたし、大学卒業=就職と同時に
恋人(同級生)と結婚してしまいましたから。

「デッカードはレプリカントか?
 別にどちらでもかまわない。
生物学的に人間であることには意味などないのだから。
レプリカントたちは過去も未来もない存在だが、
力いっぱい今を生きた。運命に反抗し、仲間を愛し、
痛みを感じ、複製(レプリケーション)でない
自分だけの生を生きた。
人間が未来への夢を失い、過去に囚われ、
誰かの作ったメディアの快楽に引きこもっている間に。」
p.404
「デッカードはレプリカントか?」

「メディアからの情報が朝から晩まで頭の中に入り続け、
記憶のほとんどはメディアからインプットされたデータで、
自分だけの生身の体験はどんどん小さくなる。
表現すべき自己などないのに「本当の自分」などと言い続ける
私たちはみんな、レイチェルと同じ、
自分が人間だと夢見ているだけのレプリカントなのだ。」
p.405
「新しき夢を」

読書メーター
町山智浩の本棚
登録冊数12冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091448

映画の本棚
登録冊数184冊 著者名五十音順https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091199

https://note.com/fe1955/n/n24191b2da921

https://note.com/fe1955/n/n6cc0a819ea9a

https://note.com/fe1955/n/n7f7a01861383

https://note.com/fe1955/n/nc4dbaafc05b1

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid036nHxRVcLdGAj6qZtP2dRiUP2hJStZdXVLM2NZ4HLkqjbboja7vy9iZ9G1acLT67Bl

昨日読み終った本。 町山智浩『映画と本の意外な関係! (インターナショナル新書 005)』集英社インターナショナル 2017年1月刊。 http://bookmeter.com/b/4797680059...

Posted by 山本 鉄二郎 on Thursday, February 23, 2017





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