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Pink Floyd (1968-1971)  Mimsy Farmer (1945.2.28- ) ミムジー・ファーマー『モア』More (1969)  『渚の果てにこの愛を』La Route de Salina (1970)  ピンク・フロイド『神秘』1968 『ウマグマ』1969 『モア 幻想の中に』1969 『原子心母』1970 『おせっかい』1971 

映画ノート
1971年6月17日(木)
立川名画座 二本立て400円
『モア』
More (1969)
日本公開 1971.2
監督・脚本 バルベ・シュローデル
撮影 ネストール・アルメンドロス
音楽 ピンク・フロイド
出演 ミムジー・ファーマー
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=23411

「ヒッチハイクであてどなく放浪する青年ステファンは、ふと立ち寄ったバーで荒っぽいが気立てのいい青年に金を貸したのが縁で、しばしその地に止まり、彼の紹介で地元の若者達と交流を持つ。そこではドラッグが蔓延しており、彼も徐々にそれに染まっていく。仲間のうちには、そんな生活に倦怠をあらわにした美しい娘エステルがいて、彼女とステファンは恋仲になり、ともにヨーロッパのヒッピー文化のメッカ、イビサ島に赴き、その地で医師をするドイツ人ウオルフのもとに身を寄せる。
音楽はピンク・フロイドが担当。」

https://ja.wikipedia.org/wiki/モア_(映画)

https://www.youtube.com/watch?v=Yyi0qWurvII
More 1:51:36

https://www.youtube.com/watch?v=DySNnz5N9WA

https://www.youtube.com/watch?v=4XeWngFZaa8

Mimsy Farmer (1945.2.28- )
https://en.wikipedia.org/wiki/Mimsy_Farmer

映画『モア』を初めて観たのは、
都立北多摩高校
(2013年3月末閉校
現在は東京都立立川国際中等教育学校・中高一貫制共学校)
二年生でした。
この年(1971年6月)から、
明治大学文学部卒業(1978年3月)まで、
観た映画をノートに記録していました。
何年何月に、
どの映画館で、
何を観たのか、
確認できるように、
映画題名索引ノートも作成してました。
以下、7年間で観た映画本数。

    洋画 邦画 合計
1971年 12
1972年 28
1973年 41
1974年 108 235 343
1975年 185 212 397
1976年 163 117 280
1977年 35  22 57
合計  532 586 1118

大学生になって、毎日、
通学定期券を使うようになるまで、
映画は全部、高校通学と同様に、
自転車で通える、
立川名画座と
国立スカラ座で観ていました。

https://smtrc.jp/town-archives/city/tachikawa/p06.html
東京都立川 南口駅前の変遷
『映画の街』と呼ばれた立川
立川名画座
1925(大正14)年「立川演芸館」として開館。
1935(昭和10)年頃から映画も上映されるようになったといわれる。
「立川映画劇場」(戦後)、
「立川名画座」(1958(昭和33)年頃)と改称を経て
1986(昭和61)年区画整理に伴い閉館。

その後、
『モア』は、
1971年12月17日に国立スカラ座、
1975年8月16日に池袋文芸坐オールナイト四本立て、
でも観ています。

https://www.cinematoday.jp/news/N0125704

「女優ミムジー・ファーマーの代表作である映画『モア』(1969)と『渚の果てにこの愛を』(1970)が、日本公開50周年を記念して、2021年11月5日より同時再公開」
「ミムジーは、1960年代初めにハリウッドで清純派女優としてデビュー。その後、渡欧して数々のインモラルなテーマのヨーロッパ映画に主演し、センセーションを巻き起こした知る人ぞ知る伝説のアメリカ人女優。」

『渚の果てにこの愛を』
La Route de Salina (1970)
日本公開 1971.6
監督 ジョルジュ・ロートネル
出演 ミムジー・ファーマー リタ・ヘイワース
1973年6月15日 立川名画座
https://www.allcinema.net/cinema/16549

「旅行中の青年が立ち寄ったドライブインで、彼はそこの女主人に息子と間違えられる。失踪した息子を溺愛する余り、頭がおかしくなったらしい。やがて、女主人の娘が現れて、彼を兄としながらも、彼を誘惑するが……。」

https://en.wikipedia.org/wiki/Road_to_Salina

https://www.allcinema.net/person/41609


https://www.banger.jp/movie/67235/
早すぎた異形の傑作
『MORE/モア』&『渚の果てにこの愛を』で
1971年の
“ファム・ファタール”
ミムジー・ファーマー に溺れる
「ミムジー・ファーマーはシカゴ生まれのアメリカ人(母親はフランス系)で、ミスコンで認められて青春映画でデビュー。ヘンリー・フォンダ主演のハリウッド映画『スペンサーの山』(1963年)にも出演したが、ハリウッドの水が合わなかったようで、一時ショービジネスから離れ「中毒患者をLSDで治療」する医療施設で看護師をしていたという。その後、ロジャー・コーマンのB級バイク映画などに出演、ヨーロッパ各地のレース場にロケした『THE WILD RACERS(原題)』(1968年:日本未公開)の撮影中に、スペイン人カメラマンのネストール・アルメンドロスと知り合い、『モア』に出演することになった。

監督のバルベ・シュローデル(バーベット・シュローダー)は、映画雑誌「カイエ・ドゥ・シネマ」の編集やエリック・ロメール作品のプロデュースをしていたイラン人で、後には、ミムジーとは逆にハリウッドへ進出して『運命の逆転』(1990年)や『ルームメイト』(1992年)などを撮ることになる人物。アルメンドロスはロメールやフランソワ・トリュフォー作品のカメラを担当していた。」


『スペンサーの山』
Spencer's Mountain (1963)
日本公開 1963.9
監督 デルマー・デイヴィス
出演 ヘンリー・フォンダ モーリン・オハラ ミムジー・ファーマー
1974年10月25日 池袋文芸坐
https://www.allcinema.net/cinema/12222

「H・フォンダとM・オハラが、ワイオミングの山間に住む超・子だくさんの夫婦を、息のあった演技で見せる。」

観たけれど、内容を憶えていない、
たくさんの映画のひとつです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Spencer%27s_Mountain

『暗黒街のふたり』
Deux Hommes dans la ville (1973)
日本公開 1974.4
監督 ジョゼ・ジョヴァンニ
出演 アラン・ドロン ジャン・ギャバン ミムジー・ファーマー
1976年3月31日 早稲田松竹
https://www.allcinema.net/cinema/1558
https://ja.wikipedia.org/wiki/暗黒街のふたり

この映画も、
全然、内容を憶えていません。
ジャン・ポール・ベルモンド
『ラ・スクムーン』1972 の
https://www.allcinema.net/cinema/24551

ジョゼ・ジョヴァンニ監督作品なので、
期待して観に行った記憶はあるんですけど。

Deux Hommes dans la ville 6:39


あの頃は、
ピンク・フロイドのLP
以下五枚を、
何度も何度も繰り返し聴いていたなぁ。

映画『モア』も、映画自体よりも、
音楽を担当したピンク・フロイドへの興味で、
観に行ったのでした。

『神秘』
A Saucerful Of Secrets (1968) 39:25
https://en.wikipedia.org/wiki/A_Saucerful_of_Secrets
https://ja.wikipedia.org/wiki/神秘_(アルバム)

A Saucerful Of Secrets (1968) 39:25
https://www.youtube.com/watch?v=rmmuHnXLJiw

『ウマグマ』二枚組(ライブ・スタジオ)
Ummagumma (1969)  1:26:19
https://en.wikipedia.org/wiki/Ummagumma
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウマグマ

Ummagumma (1969)  1:26:19
https://www.youtube.com/watch?v=xOerkHz6UYE

『モア 幻想の中に』映画サウンドトラック盤
More (1969) 44:57
https://en.wikipedia.org/wiki/More_(soundtrack)
https://ja.wikipedia.org/wiki/モア_(アルバム) 

More (1969) 44:57
https://www.youtube.com/playlist?list=PL6ogdCG3tAWiEX95BwFipL7Mcxl1ZPwNg

『原子心母』
Atom Heart Mother (1970) 52:06
https://en.wikipedia.org/wiki/Atom_Heart_Mother
https://ja.wikipedia.org/wiki/原子心母
https://www.youtube.com/watch?v=tS_9UlOn06o

https://ja.wikipedia.org/wiki/原子心母

Atom Heart Mother (1970) 52:06
https://www.youtube.com/watch?v=tS_9UlOn06o

『おせっかい』
Meddle (1971) 46:48
https://en.wikipedia.org/wiki/Meddle
https://ja.wikipedia.org/wiki/おせっかい_(アルバム)

Meddle (1971) 46:48
https://www.youtube.com/watch?v=6mFbyQrwTfM

1971年、高校二年生の頃、
ピンク・フロイドを初めて聴きました。
最初は、それほど熱心なファンではなかったので、
初来日、
1971年夏の野外コンサート
「箱根アフロディーテ」には行きませんでした。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36315

https://www.pinkfloyd.jp/artist/PinkFloyd/info/509983

再来日、
1972年3月6日、
東京都体育館へは行きました。
Pink Floyd - Live In Tokyo 1972 (March 6th, 1972)  1:41:30
https://www.youtube.com/watch?v=5VTx2j2SqBw

1972年以降は、
Pink Floyd よりも
King Crimson を、
ロックよりも
ジャズを多く聴くようになり、
1972年5月下旬(沖縄施政権返還後)から
国立市旭通りのジャズ喫茶「喇叭」へ
通い始めたのでした。

読書メーター キング・クリムゾンの本棚(登録冊数9冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091341

読書メーター ジャズの本棚(登録冊数27冊)https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091232

読書メーター 映画の本棚(登録冊数178冊 著者名五十音順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091199

https://note.com/fe1955/n/n8dde00c960d9
Jane Asher (1946.4.5- ) 
『早春』Deep end (1970)
Dominique Sanda (1951.3.11- ) 
『初恋』First Love (1970) 
『悲しみの青春』Il giardino dei Finzi-Contini (1970) 
『暗殺の森』Il conformista (1970)


https://note.com/fe1955/n/n7f7a01861383
山田宏一(1938.9.13- )
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『たかが映画じゃないか』文藝春秋 1978.12 文春文庫 1985.5
『ヒッチコックに進路を取れ』草思社 2009.8
登場人物名・抄録
John Ford (1894.2.1-1973.8.31)
Alfred Hitchcock (1899.8.13-1980.4.29)
Humphrey Bogart (1899.12.25-1957.1.14)
Gary Cooper (1901.5.7-1961.5.13)
Cary Grant (1904.1.18-1986.11.29)
Robert Montgomery (1904.5.21-1981.9.27)
Henry Fonda (1905.5.16-1982.8.12)
Madeleine Carroll (1906.2.26-1987.10.2)
Roberto Rossellini (1906.5.8-1977.6.4)
Billy Wilder (1906.6.22-2002.3.27)
John Wayne (1907.5.26-1979.6.11)
James Stewart (1908.5.20-1997.7.2)
Ingrid Bergman (1915.8.29-1982.8.29)
Gregory Peck (1916.4.5-2003.6.12)
Maureen O'Hara (1920.8.17-2015.10.24)
Audrey Hepburn (1929.5.4-1993.1.20)
Grace Kelly (1929.11.12-1982.9.14)
Francois Truffaut (1932.2.6-1984.10.21)
Kim Novak (1933.2.13- )

https://note.com/fe1955/n/nc4dbaafc05b1
和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『シネマッド・ティーパーティ』講談社 1980.4
『シネマッド・カクテルパーティ』講談社 1991.11

https://note.com/fe1955/n/n6cc0a819ea9a
小林信彦(1932.12.2- )
『映画を夢みて(ちくま文庫)』筑摩書房 1998.1
『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』キネマ旬報社 2013.4
鈴木清順『野獣の青春』日活 1963.4.21

https://note.com/fe1955/n/n24191b2da921
小林信彦(1932.12.2- )
『コラムにご用心
エンタテインメント評判記 1989~92』
筑摩書房 1992.5

https://note.com/fe1955/n/n19f177b4b2ad
小林信彦(1932.12.2- )
『気になる日本語 本音を申せば[7]』文藝春秋 2011.5 
『日本橋に生まれて 本音を申せば[23]』2022.1
James Cagney (1899.7.17-1986.3.30)
Cary Grant (1904.1.18-1986.11.29)

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