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【インタビュー#15】空港での業務をマネジメントする仕事┃空港業務部 熊本空港支店 支店長

FDAプロフェッショナルズとは?

FDAの安全で快適な運航は、多くのスタッフの力が結集して遂行されている。地上から空の上まで、自らの役割を誇りをもって全うしている彼らが、
何を大切に思い、どのようにFDAらしさを体現しているのかを探るインタビュー企画『FDAプロフェッショナルズ』の第15弾(2024/4/1時点)。

今回は、熊本空港支店の支店長の仕事に密着しました。


支店長としてすべてに目を配り熊本空港で快適な空の旅を支えています

飛行機が阿蘇くまもと空港に着きドアが開くと、機体の側でスーツ姿の女性が笑顔でお客さまにあいさつをしていた。FDA熊本空港支店長の古田美和子さんだ。

「手が空いているときは、離着陸するシップ(機体)のそばで、お客さまをお出迎えしたり、お見送りしたりしています」と話す古田さんに、2023年3月に新規オープンした阿蘇くまもと空港のターミナルビルを案内してもらった。

3階の搭乗ゲート前で。

天井や壁、床など館内全体に熊本県産の木材が使われ、温かな雰囲気だ。3階の保安検査場を通過するとフードコートやショップが25店舗ほど並び、搭乗直前まで熊本を楽しめる滞在型ゲートラウンジとなっている。

「私が着任した2021年1月は、新ターミナル開設に向けた工事の最中で、プロジェクトには私も参加しました。新ターミナル運用に向け、検討する項目は多岐にわたり、支店長業務を覚える傍ら大変ではありましたが、このようなプロジェクトに携わる機会をいただけて、とても貴重な経験ができました」

古田さんは客室乗務員として18年間勤務し、2015年FDAに入社。6年ほど空港業務部で機内サービスの企画、機用品の搭載計画・管理などを行っていた。

この日もランプサイドで熊本空港から出発する便をお見送りした古田さん。
「熊本空港出発便は阿蘇山に向かって飛び立 つので、美しい景色をご覧いただけるはずです」

「空港支店長は運航便の発着や旅客・ランプハンドリングをはじめ、空港施設の維持管理、他航空会社や関係官庁との連絡・調整など空港全体の業務を管理する仕事です。このような重責が私に務まるのか、最初はとても不安でした」

戸惑いはあったが、熊本へと向かった。

チーム一丸となって

熊本空港では、古田さんはじめ、総勢33名がFDAの安全かつ快適なフライトを提供すべく、日々業務にあたっている。

「支店長として着任した当初は、スタッフとの信頼関係を築くことから始めました。航空業界で長く働いてきたものの、旅客やランプ業務の経験は全くありませんでした。ですから、出来る限り現場に出て、コミュニケーションを図ってきました。熊本に着任して3年が経ちましたが、今では熊本から離れたくないほど大好きな場所になりました」

仕事を覚えよう、チームに馴染もうと懸命だった当時の古田さんを支えたのは、一緒に働く職場のスタッフだった。

お客さまをお見送りするために出発前の機体のそばで待機。
その間にランプスタッフから最新状況を聞く。

「結局は人ですよね。どこにいても人間関係で悩むことは多い。だけど、ここはみんなが大らかで優しい。私が九州出身だから、余計にそう感じるのかもしれませんね。つい最近も、熊本空港はいつも感じが良いね、とお客さまからお褒めの言葉をいただきました。嬉しいですね」

古田さんは笑顔でそう語った。

熊本の空の玄関口として

2024年の夏ダイヤで熊本空港に就航するFDA便は、毎日3往復する熊本=名古屋(小牧)線と、ゴールデンウイークとお盆の時期に期間限定で運航する熊本=静岡線、熊本=高知線(チャーター便)の各1往復である。

「私のミッションは、より多くの方にFDAをご利用いただくこと。FDAは定期便以外にチャーター便も運航しており、南は九州・沖縄の離島から北は北海道まで、全国各地に運航しています。また、今後はチャーター機を利用したイベントも熊本空港で開催できればと考えています」

フライトの前後にオフィスでスタッフとブリーフィングを行う。
チーム一丸となり、お客さまの安全と快適な空の旅を守っている。

古田さんは自治体の方々とも交流を図り、地元で開催されるイベントにも積極的に参加して、FDAの魅力を伝えている。

「熊本は豊かな自然に恵まれています。海も山もあることから、海の幸・山の幸の両方を楽しめますし、温泉地も数多くあります。また、半導体の工場ができたことで、これからはインバウンドのお客さまの増加が見込まれます。熊本の魅力を知っていただき、国内外からたくさんの観光・ビジネスのお客さまで賑わうことで、地域の活性化に繋がることを期待しています。そして、多くの方にFDAファンになっていただけるように、熊本の地から安全運航を支えていきたいと思っています。是非、熊本にお越しください。スタッフ一同お待ちしております」

古田さんはFDAの安全運航を願いながら、今日も笑顔で仕事に励んでいる。

学生の皆さまへ - カラフルな未来を目指して🌈 -

FDAは「地方と地方、人と人を結ぶ」をコンセプトにしているリージョナルエアラインです。従来の大型機主体・拠点空港中心(ハブ&スポーク方式)とした形態とは異なり、新たなビジネスモデルに挑戦をしている航空会社になります。

FDAのカラフルな機体のように、人材に関しても様々な個性が集まって切磋琢磨しあうことを求めています。

各々の個性を活かしながら仕事に向き合い、単色に塗込められたような未来ではなく、様々な色彩が開花する未来へと向かって一緒に仕事をしてみませんか?

たくさんのエントリーシートお待ちしております🤝