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燃料電池大好き文系社会人。これから始まる水素社会をじっと見守るnote。 →燃料電池n…

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燃料電池大好き文系社会人。これから始まる水素社会をじっと見守るnote。 →燃料電池note書こうと思っていたら、コロナで経済がおかしくなってきた。 しばらくは気になる記事見つけてコメントしてみよう。

最近の記事

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Plug power 総資産・自己資本推移 1999年~2020年3Q

なんか久しぶりにnoteに投稿するな。燃料電池の記事を書こうかなと思った矢先に新型コロナが蔓延し始めてしまい、大変でした。少し落ち着いたので、またぼちぼち書いていこう。 これはアメリカの燃料電池メーカー、Plug powerの総資本と自己資本比率の推移。EDGARで10-K引っ張て来てまとめてみました。2000年までさかのぼったら、単なるテキストが出てきてビビりました。時代ですね。。。。  Plug powerは燃料電池フォークリフトで商業化に成功(?)した企業で、株も

    • Hyzon motor

      アメリカでまた1社、燃料電池自動車メーカーが上場しようとしています。 Hyzon motor社がSAPCのDecarbonization Plus Acquisition Corporation (NASDAQ:DCRB)と合併する形。以前Nikolaがとった手法と似ています。すでにバックオーダーも入っているようで、今後の動きが楽しみですよね。 Top Tier customerにはCocaloca, Hineken, Ikeaなんかの有名どころも。要注視。

      • Plug power PPA事業の収支

        Plug powerのPPA(Power Purchase Agreements)、損失続きだけどビジネスモデルどうなっているの?というところ。10-Qだとこういう記述。 <PPAの収益> The company sells certain fuel cell systems and hydrogen infrastructure to the financial institutions and leases the equipment back to support

        • Plug power 各事業項目について分解 2009-2020 3Q

          前回書きながら気が付いたんですが、各事業の売上・コスト・利益を見てみると面白そうでした。で、やってみました。リーマンショック後の2009年から。 Product(燃料電池)事業については既に黒字化してますね。これは意外でした。 燃料電池システムとインフラへのサービス事業は終始ほぼトントン。Product事業とパラレルには伸びていないので、ここを伸ばす気がないかな。 Power Purchase Agreement... これを何とかしないと。赤字垂れ流してる。2020年

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        Plug power 総資産・自己資本推移 1999年~2020年3Q

          Plug power 売上高分析 1997-2020 3Q

          この数日、Plug powerの財務諸表分析にはまってる。コロナを受けた米国株式市長の陶酔の中で吹き上がっていく株価と、その企業の実態は、どれくらいリンクしどれくらい乖離しているのか。。。そんなことを考えてます。 貸借対照表(BS)・損益計算書(`PL)・キャッシュフロー計算書(CF)。いわゆる財務3表は、誰の発明なんだか、よくできている。多少のお化粧はあるにせよ、ちょろまかせない数字を並べて、企業の動きがパラパラ漫画のように表現されている。個人的にはBSとCFが好きなので

          Plug power 売上高分析 1997-2020 3Q

          Plug power M&Aリスト 2014年~2020年

          今日はPlug powerが過去にどんなM&Aをしてきたか見てみましょう。というのも、過去の分析で気が付いたのですが、Plug powerは2013年に一度倒産しかけた後、急激に総資産を増やしていて、どう考えても企業買収をしたとしか思えないスピードだから。ざっと調べたところやっぱり。買収した企業とその役割を見ると、Plug powerがどんな企業になろうとしているか見えてきます。 ***********************************************

          Plug power M&Aリスト 2014年~2020年

          Plug power キャッシュフロー分析 1997年-2020年Q3

          続いてはキャッシュフロー分析です。財務諸表分析の中だと地味な奴ですけど、Plug powerみたいな企業の動きを見るにはいい指標かもしれません。とりあえず現金が銀行口座にあれば倒産しませんからね。ということで、グラフにしてみました。 ・Operating activities CF(営業CF)は常にマイナス。って、、、23年間一貫して儲かってないからね。Investing activities CF(投資CF)は2008年あたりに必死さが見えますね。2016年あたりから安定

          Plug power キャッシュフロー分析 1997年-2020年Q3

          Plug power 発行株式数・BPS推移 2005年~2020年3Q

          さて、今度は発行株式数とBPSの動きを見てみましょう。残念ながらMacrotrendで2005年以降の数字しか手に入らなかったので、過去15年分ということで。BPSが左軸、発行株式数量が右軸(単位:B)。 2006年をピークにBPSが下落。発行株式数はほとんど増えていないので、純資産がどんどん減っていたわけです。(つまり自己資本増やさないまま、赤字垂れ流してた、かな。)2013年にBPSはついに▲0.235とマイナス圏へ。その前年の2012年からじわっと発行株式数量し始め、

          Plug power 発行株式数・BPS推移 2005年~2020年3Q

          ウォルマート vs Amazon

          生鮮食品まで扱えるのがウォルマートの強みになるのか。後は、宅配までの時間の短さ。 #COMEMO #NIKKEI

          ウォルマート vs Amazon

          燃料電池と新型肺炎 その2

          今朝のニュースで、2月13日から浙江省滞在履歴のある外国人も入国拒否になると決まりました。これで燃料電池展に参加できない中国企業がまた増えました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281531000.html 延長された旧正月が終わり、今週頭から中国はビジネス再開ですが、感染予防のための在宅勤務、労働者不足、物流のスローダウンなど、以前のような経済状態までの回復はまだまだ先という印象です。 同時に日本は客観的に

          燃料電池と新型肺炎 その2

          燃料電池と新型肺炎

          1月末から始まった新型肺炎関係の報道、注目してみています。当初は湖北省武漢市だけの局地的な感染かと思いましたが、あれよあれよと国境超えて拡散。SARS以上の感染状況です。 中国は世界最大の燃料電池需要地の一つ。特にバス用途での需要が強いのが特徴です。一部燃料電池バスの輸出も始まっているくらいです。構造的には、重要性の高い素材は国内から輸入に頼り、川下は国内で完結している状況。中国政府としては国内製の比率を上げたいようですけど。 今月末には世界最大級の燃料電池関係の展示会が

          燃料電池と新型肺炎

          大まかな方針

          これからちょくちょく投稿していきますが、燃料電池についてのテキストがメインになると思います。大まかには下記の3つかなと。 - 燃料電池そのものについての情報共有:まだまだ一般的な技術ではないので、構造や動作原理など、分かりやすくまとめてみたいです。 - 燃料電池関係の動向ニュース紹介:どこで使われ始めたとか、新しい燃料電池車のモデルとか、これからニュース増えると思うので、紹介していければと。海外の記事紹介もしてみたいですね。 - 燃料電池関係企業のマーケーット情報:私は

          大まかな方針

          燃料電池note始めます

          初めまして。FC先生です。 最近じわじわ燃料電池って耳にするようになりましたよね。東京だとトヨタの燃料電池バスが走り始めたり、時々水素ステーションもちらほら見かけるようになってきてます。 リチウムイオン電池全盛の今、なんであえて燃料電池?完全文系の私にはまだ分からない事がいっぱい。でも周りに興味ある人もいないし。。。これだと時々調べるけど、まとめる気力がわかないんですよね。だから、自分が調べた事、興味もってみてもらえる人がここにいたらいいなと、ちょっとだけ期待して投稿始め

          燃料電池note始めます