トップアスリートに早婚が多いって本当ですか?その理由と共に考える

※今回はSDGsとは少し離れた話題に感じられるかもしれません。ですが、理由を知れば、いくつかのテーマが思い浮かぶはずです。


毎日トレーニングや試合で忙しそうなトップアスリート。プライベートにまで気を使う時間は無さそうに思えますが、早婚のアスリートもかなり多いようです。
https://diamond.jp/articles/-/47768?display=b
本田圭佑、イチローなど各界隈で名を馳せる選手たちは、20代前半で結婚しています。厚労省が発表している平均初婚年齢(2020年)のデータでは男性の平均年齢が31.1歳とのことなので、一般と比較しても非常に早い結婚年齢です。
なぜトップアスリートに早婚の人が多いのでしょうか?その理由について考えていきます。


・競技に集中できる


出来る限り早く結婚することで競技自体に集中できるという理由がありそうです。これはさらに
①配偶者のサポートによって生活が整えやすい
②相手探しに時間を取られずに済む

というように分けられそうです。
それぞれについて見てみましょう。

① 配偶者のサポートによって生活が整えやすい
忙しいアスリートにとって、日々の食事や洗濯までこなすのは、体力的にも精神的にもなかなか難しい。となると、アスリートの生活を支える存在が必要です。
幼少期は両親に支えられても、両親も年老いていくため、継続的なサポートはできないでしょう。となると、やはり結婚して継続的にサポートしてくれる存在がいることはアスリートにとって非常に重要なことなのです。

② 相手探しに時間を取られずに済む
相手探しは環境的にも時間的にも難しいポイントがあると思います。
環境では、スポーツ界という特殊な世界ではやはり一般女性と出会いにくいということがあります。限られた条件から相手を見つけるのはそう簡単ではありません。
また、結婚相手を探すとなるとかなり時間が必要になります。アスリートとして忙しくなってからだとそんな時間はなかなか作りにくいもの。若いうちに相手を見つけることで自身のアスリートとしての生活に集中できるのです。


どうでしょうか?もちろん、年齢が進むと結婚相手を見つけるのが難しいのはアスリートだけではありません。ですが、彼らが毎日過ごしているのは特殊な環境であることは間違いなく、そのために生じる困難は存在するのです。なので、一般的な結婚年齢より若くなるのは納得できることだと思います。

アスリートが健康的な生活を維持しつつしっかり働きがいを感じながら生活するためには早めの結婚が必要である。そう考えると、3番目のテーマや10番目のテーマが少し思い浮かびませんか? 
華々しい世界で生きるトップアスリート達の、一見するだけではわかりにくい大変さを考えるきっかけになればと思います。

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