『ボールの受け方』受けて何をするのか
ここ数日、クラブの経営、哲学、将来像を書いてましたが、今日は技術的、戦術的なことを書いていきます(一応、僕、フットボールの指導者です笑)
今日は『ボールを受ける(もらう)』について、僕の考えを書かせてもらいます
①なぜボールを受ける(もらうのか)
・もらうことでチャンスが広がったり、ピンチじゃなくなったりするからボールを受ける(もらう)
→ここが凄く重要だと考えてます
②チャンスを広げる、ピンチを無くす、減らす
・チャンスを広げるとは相手のバランスを崩す、無力化すること。パスを受けることでチャンスを作るとは、相手のラインを押し下げたり、破ったり、シュートが打てる位置、マークされてない位置でボールを受けること
・ピンチを無くす、減らすとは、味方がボールを奪われそうになっている時にパスコースを作りボールの逃げ道を作ってあげること
③ボールを受ける(もらう)ことで逆にピンチになる
・ボールを受けることでピンチや不利になる受け方や場所がある、そういうプレーは避けたい、そうならないような受け方を選択したい
④ボールを受ける(もらう)タイミング
・ボールを受ける時に凄く大切なのがタイミングだと思います、マークを外すタイミングが早ければやりたいことがバレますし、マークされる。逆に遅いと味方からボールを受けられない
⑤受けて何をするのか、何をしたいから受けるのか
・ここが抜けてるプレー、プレーヤーが多いなぁと感じます、受けたいから受ける、受けたくないから受けない、特に低学年に多い
①~⑤を踏まえてTRをしていくとプレーヤーの頭の中が整理され、チャンスになる受け方、ピンチになる受け方を理解してくれるのかなと考えています
特にリスタート(ゴールキック、スローイン)ではマイボール(自分達のボール)にも関わらず、受けることでピンチになる場面をよく見かけます、ただ、これはフットボールというスポーツ上ある程度仕方がない状況だと考えています(特にスローインは囲まれた状況からですので)
とはいえ、低学年のうちは下手だからボールがいらない、受けたくないではなく、ドリブルしたいから、ボールに触りたいからとの理由でボールに寄ることはOKにしてます
①ボールに触りたい、受けたい、まずはOK
②受けてチャンスな場所はどこ
③先にチャンスになりそうな場所にいたり、やりたいことバレたら、チャンスにならへんでー、だから、マークを外すタイミング、ダッシュのタイミング大切やでー
④受けることでピンチになる時があるやろ、どんな時、場所、プレス
⑤具体的な解決策、例を実際に見せる
山本は上記のような伝え方をしています。
今日も書いてみて思ったのですが、フットボールは本当に奥深い、書きながら僕自身が勉強になりました、ありがとうございました