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【ドイツ語】「彼はワインを持って来ます」分離動詞(2) #135

※ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。

昨日は「分離動詞」について解説しました。

今日はその続きで、もう少し例文を加えて解説していきます.
(発音は音声をお聞きください.)

ドイツ語の文を作るときは、まず不定詞句から作ります.

たとえば、持ち寄りパーティーで「彼はワインを持って来ます」という場合
まず「ワインを持って来る」という不定詞句を作ります。

「ワイン」はドイツ語で Wein といい、「持って来る」は mitbringen という分離動詞です。
mit が前つづりbringen が基礎動詞です。

つまり「ワインを持って来る」は
Wein mitbringen
となります。

この不定詞句の最後にある基礎動詞 bringen を主語に合わせた定形にしながら2番目に移動させます.
前つづりの mit は文末に残ったままです。

すると
Er bringt Wein mit.
という文ができあがります。

それでは、次は一緒に考えてくださいね。
「私は明日6時に起きます」はどういうでしょうか?

「明日」は morgen「6時に」は um という前置詞を使って um 6 Uhr といいます。
「起きる」は aufstehen という分離動詞です。
auf が前つづりstehen が基礎動詞です。

まず「明日6時に起きる」という不定詞句を作ってみてください。
どうなりますでしょうか?



morgen um 6 Uhr aufstehen
ですね。

この不定詞句の最後にある基礎動詞 stehen を主語「私は」に合わせた定形にしながら2番目に移動させてください。
主語も付けて文を完成させてくださいね。どうぞ。



Ich stehe morgen um 6 Uhr auf.
ですね。

前つづりの auf はちゃんと文末に残しましたか?


いかがでしたでしょう?

この文の作り方は分離動詞の時だけではなく、ドイツ語の構造や語順の基本となりますからとても重要です。
習得できるよう少しずつ練習していきましょう!

それでは、また!
Bis dann.
Tschüs!

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