【FC刈谷サッカースクール】コーチのひとりごと#4
こんばんは。
しょうぞうコーチです。
コーチのひとりごとのnote、たくさん読んでいただきありがとうございます。
痒いところに手の届く男であれというのが、僕の大切にしてることでして、それがいい感じに体現されたのではと勝手に思っています。
さて、今回の#4は「負荷」について話そうと思います。
サッカーだと相手が邪魔しにくる負荷、走ってて心肺機能にかかる負荷、負けていて時間が過ぎていくことによる焦りなどのメンタルへの負荷、複雑な状況を打開するために考えることによる脳への負荷、相手の妨害を回避するために必要な技術的な負荷…
などなど沢山の負荷が混じり合って、プレーしている選手にのしかかります。
日常に置き換えた時、子どもにはどんな負荷がかかっているでしょうか?
例えば、テストを受ける時の負荷。
問題の難易度が高く、考えることによる脳への負荷
誰かと比較される、点数が低かったら…というメンタルへの負荷
解答中に時間が経つことによる集中への負荷
サッカー中同様、様々な負荷がのしかかります。
それはテストの問題を解くことでかかる負荷とテストとは直接関係ないところで間接的にかかっている負荷の2種類の負荷があると思っています。
前者は感じる重さには差があるものの、形は同じ負荷、後者は人によって形も重さも違う負荷です。
私は教育や育成はこの様々は負荷を調節してあげることなのではないかなと思っております。
物は負荷がかかる中で変化します。
筋肉に重たい負荷が掛かれば、筋繊維がちぎれます。
それが修復すると筋繊維が増えたり、太くなったりしてより重たい負荷に耐えられるようになります。
負荷がかかる→変化が起きる、負荷に耐える→負荷がかかる前と同じ負荷がかかっても変化しづらくなる(安定する)→更に重たい負荷がかかる…
このサイクルが回ることで我々は成長していきます。
変化が起きる、負荷に耐えるというのは痛みや苦しさを感じることがあります。
成長する上では避けては通れません。
子どもに関わる我々大人がこの負荷を成長するために必要な負荷を完全に取り除いてしまっていないか、または負荷をかけ過ぎていないか
ここを見定める必要があるのかもしれません。
フットボールの良いところは、負荷がかかっているにも関わらず、それを忘れさせてくれる力があるところです。
筋トレなら、ただ耐えねばなりません。
フットボールなら、負荷をポジティブに耐えさせてくれます。
ただただプレーしたい、仲間と成し遂げたい、自分の野望を叶えたい、状況を好転させたい
とそれぞれの考えが、負荷がかかっている状況を跳ね除ける要因になりえます。
それがフットボールが愛されてる理由なのかもしれません。
育成/成長のためには大人や上の方がすべき事は
ポジティブに負荷へ立ち向かわせることができるか
負荷がかかり過ぎていることに気づき、完璧に取り除くことなく調整し、適切な負荷を耐えることに導くことができるか
この2点が出来る人が人材を成長させられる人なのかもしれません。
自戒を込めまして、今回は書かせていただきました。
FC刈谷サッカースクールでは
楽しむ・考える・自立・諦めない「自らを成長させられる」選手の育成
を掲げて、日々選手の育成、普及をしております。
FC刈谷ホームページがリニューアルされて、とてもかっこいいページになりました!
岸本の写真も写りの良いものに変えていただきました!
見に行くだけでも是非!
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2/25(土)岸本コーチによるキック教室の概要ページ
子どもや皆様のサッカーで起きている負荷を少しでも軽くできるように、スタッフ一同お待ちしておりますので、是非体験や教室へお越しいただけたらと思います。
来ていただいた際には、私が緊張という負荷で押しつぶされてしまうところを皆さんのサポートにより乗り越える様をお見せいたしますので、その際はよろしくお願いいたします!
また、次のひとりごとでお会いしましょう!では!
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