幸せを届けたい #はじめてのJリーグ 福田翔生
昨年、東福岡高校から加入した福田選手。少年時代からプロサッカー選手を目指し、毎日ボールを蹴り続けてたどり着いたJリーグ。たくさんの人に自分のプレーで楽しんで欲しい。その源流となった憧れの選手や、少年時代のことを語ってくれました。
選手としてはじめてのJリーグに臨む気持ちを聞かせてください
自分の夢だったので凄く楽しみです。Jリーグでプレーして、たくさんの人に笑顔を届けたいです。
プロサッカー選手には、多くの人に希望や夢や幸せを届けることができる力があると信じています。自分自身も幼いころからそう感じていました。とにかく楽しみで仕方ないですね。
Jリーグを観戦しはじめた頃で印象に残っている試合はありますか?
ガンバ大阪と浦和レッズの試合です。
小さいころにテレビで見たのですが、ピッチ上の選手がすごく楽しそうにプレーをしていて、「これがプロなんだな!」と感じました。細かな試合内容は覚えていないのですが、遠藤保仁選手が躍動していた姿は記憶に残っています。
憧れのサッカー選手はいますか?
自分の兄とネイマール選手(パリ・サンジェルマン)です。兄はガンバ大阪の福田湧矢です。
ネイマール選手はプレーを見ているだけで楽しい気持ちになります。こういうプレーをする選手が日本にいたら、世界中で日本のサッカーの人気が高まっていくと思います。
だから、自分もネイマール選手のような見ている人に楽しんでもらえるようなプレイヤーになりたいです。そして自分自身もプレーを楽しみたいです。
プロになりたいと思った時期はいつ頃でしょうか?
小学1年生のときですね。暇さえあれば、それこそずっとサッカーをしていました。兄と僕と双子の兄弟、3人で休みの日は必ずボールを蹴っていましたね。
子供の頃は兄弟でサッカーを家でもやっていたのでしょうか?
小学生の頃は、学校から帰ってサッカーの練習に行くまでに少し時間があるのですが、その時間がもったいないと思って、ボールを持って近くの公園に行くんです。そこでサッカーをして、時間が来たら練習に行ってました。
高校に入ると学業も忙しくなるので、ボールを蹴る時間は多少減りました。それでも、休日は午前中にチームの練習が終わったら、お昼ご飯を食べて昼寝をして、また夕方にボールを蹴りに行っていましたね。
1年間FC今治で過ごした感想を教えてください?
サッカー人生の中で一番成長できた年だと思います。
高校と違い、幅広い年齢層でFC今治の選手は構成されていますが、戸惑いはなかったですか?
最初は遠慮がちだったと思います。高校までは、チームメイトはみんな同世代だったからかもしれません。
でも、ある日思ったんですよね。ピッチ上でのプレーには自分のこれからの人生がかかっている、だから遠慮している場合じゃないぞ、と。
いまはピッチに入ったら遠慮せず、誰にでもプレーに対し要求をします。自分もこうするからという話をして、みんなと積極的にコミュニケーションを取るようにもなりました。当然、ピッチを出たらみなさん先輩なので、礼儀正しく接する事を心掛けています。
最後に、開幕を待ちわびるファンへメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。これからは、自分がチームを引っ張る気持ちを前面に出し、そして勝利に導くプレーをして、みなさんに楽しんでもらえるように頑張ります。
みなさんも、週末の試合を思いっきり楽しむために、普段のお仕事や生活も頑張って欲しいです。その頑張った分、試合では自分がみなさんに幸せを届けるプレーをします。ぜひ、夢スタに応援に来てください!
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