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#47:「ありがとう」溢れていますか?

今回のテーマは

「ありがとう溢れてますか」

というテーマでお話しさせていただければなと思います。

この内容を話すきっかけですが

先日、「子ども肯定的に捉える力」というテーマで

お話しさせていただく機会がありました。

その中で考えたことがありまして

日々の保育の中で”ありがとう”のような

肯定的になる言葉掛けは非常に大事ではないかと思っていて、

それを意識しだしたら、自然とクラスの中で

”ありがとう”の言葉や

保育者から子どもに対してもありがとう

子ども同士でのありがとう

子どもから大人へのありがとう

という場面が自然と増えていった気がします。

ちなみに

”ありがとう”の効果として

”人生の充実度や幸福度を左右する”という研究だったりが多いみたいです。

感謝の心を持っていると

妬みや憤りや後悔などの落ち込んでいるといった

幸福から遠ざけるような感情も抱かなくなってくる

幸福感が高まり、抑うつ状態も減ってくるような研究もあるようです。

さらに不眠症状の改善や睡眠の質が向上する変化も見られたそうです。

”ありがとう”という一言ではありますが

その一言があるかないかで

子どもだけでなく大人も

人間として非常にポジティブになれる

肯定的に感じられる言葉なのかなと思いながら

”ありがとう”を意識しながら保育したら

そんなことが見えてきたかなと思いました。

よく園であるようなやりとりで

”何かしてもらったらありがとうだよね”とか

”ありがとうって言わないといけないよ”と言うような押し付けではなく、

自発的に感謝の気持ちを持つことが大事なので

そこのポイントが抜けた上での”ありがとう”って何の意味もないよね

と意識していかないといけないなと思いました。

そして、

ありがとうとか感謝の気持ちを持つきっかけになるような環境を

大人が作っていく意味でも

大人が子どもに対応するときの言葉や

モデリングとして子どもとの関係

絵本などでも他者への思いやりや感謝を伝える題材もありますので

それらの環境を作りつつ

子ども自身が”ありがとうってなんだろうね?”を

考えるきっかけになるような環境を作っていくと良いのかなと

最近は保育をしています。

たった一言なんですけど

改めて時々こうやって意識してありがとうを伝える大切さを

考えていかないといけないかなと思いました。

すこしでも参考にしていただければうれしいです。

エピソード by りょうすけ

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