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「選ばれる人」になるには?

この秋、私の住まう家のリフォームを少し、いたしました。


ちょっと痛みがきている部分を
工務店さんにお願いして奇麗に整えていただきました。


4.5畳ほどの小さな空間なのですが、
床を張り直し、断熱を入れています。


業者さんお一人で集中してやってくださるとのことで、当初は

「1日で終わるかなあ、もしかすると2日かかるかも」

とおっしゃっていました。


そして当日。
8時半ぴったりに来て、
お昼休憩に入るのも忘れるくらい集中してお仕事を進めて下さり
夕方17時にはぴったり、終えてくださいました。


途中、きちんと掃除機をかけたり、
道具を丁寧に扱ったり。
きめ細やかな仕事に、とても「信頼できる」と感じました。




時間は空いてのことを思って設定するもの



私は昔から
「物を大事にする」かどうかということを
よく見ます。


丁寧に扱えるということは
心が整い、丁寧な人だと思います。

丁寧に扱えるだけの、時間的な余裕を計算できる。
そして、大事にすることの良さを経験で知っている。


なので、時間軸にお置いてもどこか、客観的にものをみれるような、
自分の主観だけでは判断しないようなそんな印象を持っています。


今回の職人さんも、時間ぴったりの仕事。
独りよがりではなく、使う人のことを考えて
寸法もぴったり。

そして、段取りもきっちりして今日の日を迎えて下さったことが
よくわかります。

寸分の狂いもなく、床材がぴったり収まっています。

心もきっと、すっきり収まっているのだろうなと感じます。




ふだん、自分が物をどう扱っているのか、
ということを振り返る良い日になりました。

よく「なくなったら、壊れたらまた買えばいいじゃない」
というかたもいらっしゃいますが、
この言葉を聞くといつも
「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃないの」
というあの名言を思い出してしまいます。


大事に使える人は
物を大事に選んで買える人だと思います。

必要最低限でもあり、十分満足できるもの。

そしてそういったものを購入したら、
人はそのものを大事に扱うと思うんですよね。

あり合わせ、に買ったもの選んだものだから
壊れる、無くす、ということが前提にあって
また買えばいい、という気持ちになるんだと思います。


これじゃないといけないと、
物を大事にするように
この人でないといけない
という職人のようになりたいと思います。

物をどう選ぶか、使うか、で
人をどう扱うかも変わる、そんな気がしました。



いつもあなたのそばに、ユキラボ



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