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触れ合い不足による情緒不安定な話。

ご飯もお風呂も別々、これで寝るのも別々になったらもうこれは本格的に別居と同じでは。

と、訴え
時間差でもいいから一緒に寝てくれ とお願いしました。

手をつないだり寄り添ったり
それだけでも満たされる心があるという話。


を、したかったんですが
タミオ君は今インフルエンザにかかっている。

それにより私の身体は何故か無敵で、心だけがどんどん弱っている。


一緒に働いている同僚が次々と熱を出して休み、最後に熱を出したタミオ君が仕事を休めないと言って出勤していったのは日曜日の話。
明らかに発熱していた土曜日、かたくなに熱を測らずに寝た。

そして明らかに高熱が出ている日曜日、翌日が休みの予定だったので
どうかコロちゃんの検査をしてほしいという訴えも『帰ってきたらやるから今日は行かせて欲しい』と言って出勤してしまった。


出勤するなと言ってるわけじゃない、仕事も環境も事情があるだろうし、私が決めれることじゃない。

しかし本人に対する心配はもちろん、残された周りの方への蔓延も然り、一緒に住んでいる私への安心安全を確保したいという気持ちは この人の中にあるんだろうか とモヤモヤ考えてしまった。


帰宅後の検査結果は陰性。
それでも38度を超える熱は解熱剤を飲んでも下がらず、風邪薬も効かなかった。インフルも疑って病院に行くことを勧めたが、過去に経験したことのあるインフルより軽いから大丈夫だと言って聞かなかった。


大丈夫だと口では言うけど
ごはん以外の時間はずっと寝てるし、熱も下がらない。咳も止まらないし、私も万が一のことを考えて早朝に会社に出向き、在宅セットを持ち帰って急遽テレワークに切り替えた。

私はインフルエンザにかかると重症化する可能性の高い喘息患者なので、毎回国が負担してくれて無料で予防注射を受けられる。
今回は年末の引っ越しや出張が重なってタイミングが取れなかったことと、かかりつけの医者もコロ患者を受け入れていて病院に行くことのリスクの方が高い気がしてしまって打たなかった。


そのことをタミオ君にも説明した。
もしインフルだった場合に、自分が感染して悪化するリスクもあれば 会社に持ち込むわけにもいかないから出勤もできない。何より適切な治療を受けて早く治してほしいからどうか病院に行ってくれとお願いし
半ば無理矢理近所の医者に電話し(予約がいっぱいでなかなか診察も受けられず、結局新規の病院に行くことに)検査を受けたところ

見事にインフルエンザだった。

病院もとても親切で、待ち時間が長くなるからと言って 病院までの距離と時間を考慮した時間帯に連絡をくれた。
電話を受けてすぐ出れるように準備をしていたものの、タミオ君はいつにも増して時間をかけて食事をしているし
食欲はある と言うので普通にご飯は用意してたけど
病院からの連絡を受けても『まだ食べてるし』と言いながら食事を続けている。食べ終わるのを黙って待っていたが、そのまま倒れこむように寝転んだり、用意すると思いきやベッドに横になるなどする。

どうしたの?と聞いても答えず
病院に行きたくないの? と質問しても
ちょっと待ってほしい と動かず
と思えばいきなり立ち上がって準備を始めたりする。


聞いても答えが返って来ないことのほうが多いし
答えられないほど調子が悪いのかと思えば
大丈夫だと言うし

目に見えてわかる症状と 本人の言う『食欲はある』以外の情報がないまま、代理で病状を説明し、予約を入れた病院に連行する車の中で、『眩暈がしてた。前にも起きたことがあるけど食後に眩暈がしたことがある』と暴露された。

病院に行きたくなくて駄々こねてるのかと思った。
後々聞いたらそんなわけないと言ったけど
会話も成り立たない,質問にも答えない,具合を聞いても『大丈夫』か『変わらない』としか言わない、

その時に言ってもらえれば無理矢理連れ出したりなんかしないのに、私はエスパーじゃないんだから人の具合まで分かるわけがない。


何も教えてくれないし
聞いたことにも答えてくれないし
返事すらしてくれない時もあるし
えらいなら仕方ないけど大丈夫としか言わないし
病院にも行きたがらないし
無理やり連れてきたみたいになってるけど
私は自分が移りたくなくて病院に連れてきたわけじゃない
早く治ってほしくて
ちゃんと正しい治療を受けて欲しいから予約したわけで
調子が悪いなら言ってほしいし、動けないならそのように対処するし、ちゃんと教えてくれないとわからないこともある
元気なのは見ればわかるから、元気じゃない時にちゃんと教えてほしい。


自分ばかりが相手の心配をして
早く治ってもらいたくて必死にいろいろ調べて自分の安全も確保しながら頑張ってるのがバカらしくなってしまい

そんな自分が
逆に自分のことしか考えていない、相手を大切に想っていない人間みたいな気持ちに何故かどんどんなってしまっていた。

できる事はあるはずなのに
できるだけの事はしたいのに
今どんな具合なのか、目の前にいるのに分からないおかげで何をしてあげられるのかわからない。


調子が悪いうちは考えさせるのもかわいそうかと思って黙って我慢していたけど、もう気持ちも涙も我慢できなくて待ち時間に泣きながら伝えた。



結局タミオ君にはどこまで伝わったのか
きっと頭は回ってないだろうから、相槌も返ってこないし私が伝えたいことを言っただけ。

時々自分のタイミングでしょうもないことは話せるのに
大事なことほど返事もしてくれない。


せめて返事はしてよ、伝えたいことほど反応が返ってこなくて なんなの と思ってるよ って

言葉にしてもどこまで伝わってるのか
インフルエンザだからなのか
何が何だかわからなくて、それでも私はタミオ君のためにご飯を用意したり、空気清浄器を運んだり、加湿器の水を替えたり、熱の高さで薬を考えたり、定期的に飲料を運んだり、タミオ君をまともに寝室で寝かせて 私はコタツで硬い床に寝ていたり している。


私は今のところ感染していない様子だし、もちろん感染対策に最大限の努力もしている上でのことだけど、運良く共倒れは防げている。

看病するのが嫌なわけじゃないし
申し訳ないと思ってほしいわけでもないし
早く良くなってほしいと思う気持ちも本当。


そのためにどんなに頑張っても
なんだろう、まともに会話ができない・してくれない ということで 気持ちも努力も一方通行のように感じてしまうのは私のわがままなのか

少しでも早く良くなるように本人にも努力するとか、私に少しでも負担をかけないように、移さないようにするために 正しい状況や気持ちを伝えてくれることって そんなに難しいことなんだろうか。

自分だったらそうする というのが相手にも当てはまるとは限らない。押し付けるつもりもない。けれど


どうしてもタミオ君が
他人と一緒に住む ということに対する責任感が足りてない気がしてる
と、私が根本的に感じてしまっているからだ。


最低限必要なマナーを、叩き込む機会がないままこんなことが起きてしまったから
私も【今言っても伝わらない】【ちゃんと話し合いができるときに伝えたい】と思うが故に、発熱で朦朧としているタミオ君にはできるだけ優しくしようと頑張っていたけれど

タミオ君が復活するまで、持たなかった。


伝わらなくても、伝えたことを
言わなきゃよかったとは思わないけれど

また意識がはっきりしてる元気な時に
伝え直さなきゃいけないことに悲しさも覚えている。


いくら日々楽しく仲良く過ごせたって
辛いことや困難を一緒に乗り越えられなきゃずっと一緒にはいられない。

くだらない話ができたって
伝えなきゃいけないことを伝えてもらえないと助け合えないし、支えたくても支えられない。

大事なことほど話し合わなきゃいけないのに、その土台が作れないと いつまでたっても一方通行になってしまう。


心配されるのが嫌なら必要以上に看病だってしないし
一緒にいる意味もない。


元気になるまでは、ちゃんとできる限りのことはするけど
元気になってからもちゃんと話し合いができないなら

助け合って支え合って過ごせないなら
一緒に暮らせない。

私はタミオ君の身の回りの世話を何もかもしてあげるために一緒に住んでいるわけじゃない。




買い物にも出られずに
残った食材で何を食べさせようか、何なら負担なく食べられるのか、仕事の傍ら考えている。

次亜塩素酸のスプレーをバラまきながら

早く元気になってほしい気持ちだけで
今はできる限りのことをしてる。


少し元気に起きてくる姿を見ると嬉しいし、安心もする。


永遠に寝室に籠って寝ているタミオ君を見ながら
このまま一緒にいていいんだろうかと、少しだけ考えてしまう。


きっと私は、タミオ君がいなくても生きていける。

でもちゃんと、話し合わなければ。
私はタミオ君と、別れたいわけじゃない。



頭の整理がつかないまま書き殴った記録をそのまま垂れ流す事をお許しください。

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