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美味しいものを『おいしく食べる』ために必要な情報とは

朝の情報番組で、食×技術ということでフードテックの特集が組まれていて、技術の高さに驚きました!
匂いをコントロールして、実際には入っていない味を再現したり、電流を流して、塩分の感じ方を1.5倍にするスプーンがあるなど…

これらのツールをうまく利用して、ダイエットができないかな…と、朝から呑気なことを考えてしまいました。

みなさん、おはようございます!
株式会社FBL の金子です。


今回は代表今井より、お題をいただきましたので
それについて書いてみようと思います。

本日のお題は『食は情報』です!

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意外と味覚はいい加減かもしれない


たまに“芸能人の格付けチェック“という番組を観るんですが、目隠しされると難しいものなんだなぁーって、思います。
普段どんなに美味しいものを食べている芸能人でも、松坂牛などの日本のブランド牛と外国産のお肉の違いはわからなかったり。
いやー、私も自信がないです笑

食事の楽しみ方って人それぞれだと思います。
味を楽しむひと、会話を楽しむひと、お料理の見た目を楽しむひと、空腹を満たせれば満足できるひと、五感全てを満たしたいひと。

冒頭でお伝えした、嗅覚を使って、味覚をコントロールする技術も、経験として脳に蓄積された食べ物のデータを、半強制的に引き出すものだと思うと、脳で感じながら食事をしているのかなと。
ちょっと不思議な感じです。

味覚だけじゃ判断できなくて、視覚情報やその料理の作られた背景の情報を得て、初めて『美味しい!』と感じられるようになるのかもしれないですね。


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おいしい情報で、より美味しくなれる


都内の有名スーパー・某百貨店のバイヤーさんが、“売れる“こだわりの商品をどうやってセレクトしているのかという特集をみたことがあるんですが、いかにその商品の情報を緻密に掘り起こし消費者に伝えるかで、売れ行きが全然違うと仰ってました。


例えば、美味しいドレッシングを友人にオススメするとき、

A:『このドレッシング、すごく美味しいよー!』
B:『このドレッシング、徳島県の受注生産のドレッシングみたいなんだけど、生ドレッシングで保存料、添加物を一切使ってないから賞味期限が60日なの。ちなみに人気すぎていつも店頭に並んでなくて、ネットで2倍の値段で売られてるよ。だから見つけたらすぐ買っちゃう。玉ねぎの味とニンニクが絶妙で、ドレッシングなのにご飯が進んじゃうくらい美味しいドレッシングだから是非試してみてー!』

Bはその商品を友人へオススメする際に実際に私が伝える内容です。


AとBだと、ちょっと極端な例を出しましたが、
伝えることでより美味しく食べてもらえるなら、伝える努力も必要だなと思っていて、なるべく伝えるようにしています。


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ちゃんと『伝える』ことでもっと豊かになる


美味しいものを大切なひとと食べに行くとき、
カウンターの席をなるべく予約します。

調理される前の新鮮な食材が、料理人さんの華麗なる手捌きによって美味しいお料理にかわっていく。ちょっとした演出や、ちょっとした会話から、早く食べたい!という期待感が増していく感じがスキです。

『今日のこの野菜、鎌倉で朝買ってきたんです』
なんて聞くとさらにその情景が浮かんで、お腹が鳴る感じ。

テンションが上がれば、一緒に食事をしている相手とも自然ともっと良い時間になるので、おいしいものを美味しい情報と共にいただく、とっても贅沢ですね!


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代表今井からクライアントさんの話を聞くことがあります。
とても素敵なモノ・コト・サービスをされている会社さんが多いなといつも感じています。

何でもすぐに検索ができる情報過多なこの時代では、取捨選択がとても難しい。伝えたくても伝わらないことも多いですし、もどかしさを感じるときもあります。消費者側からみても、なかなか聞ける機会ってないと思うと、きちんと伝えようとしてくれる会社って素敵だなと思います。



今日のランチは美味しいものを食べに行ってきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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