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未来の仏教ラボについて

はじめまして!未来の仏教ラボ 事務局長の遠藤卓也と申します。

2018年秋より、未来の仏教ラボという活動をはじめました。未来の仏教ラボを一言で説明することは難しいのですが、全国超宗派の僧侶たちと共に立ち上げる「実験の場」です。

言い出しっぺは『未来の住職塾』塾長であり僧侶の松本紹圭師。(ラボ開設の経緯は彼の連載『ひじりでいこう』(彼岸寺)をご覧ください。)

一方、事務局長の私は僧侶ではありません。はじめに少し自己紹介をします。

事務局長の自己紹介

東京生まれ東京育ちの核家族で、お寺とのご縁はありませんでした。しかし、たまたまのご縁で2003年より浄土真宗のお寺にて『誰そ彼 (たそがれ)』というお寺の音楽会を主催することになりました。
その音楽会は今でも不定期で開催するロングランの会となっていますが、そうやってお寺に出入りするうちに「お寺が青春の舞台」となりました。
お寺のおかげで多様な人々と繋がり、活動の場が生まれ、自分の20代〜30代を心豊かに過ごすことができたのです。本当にありがたいことです。

全国に、私がお世話になっているお寺のような場が増えたら、私のように心豊かな日々を過ごせる人がもっと増えるのでは?という単純な考えで『未来の住職塾』という、全国のお坊さん・寺族の学びの勉強会の事務局を務めるようになりました。
塾の二年目にはそれまで勤めていた会社を辞め、どっぷりとお寺の世界に足を踏み込んでいきます。
そして現在は、全国様々な宗派の寺院からのご相談を受けたり支援業務などを行ないながら、この未来の仏教ラボの事務局長も担うことになりました。

そんな私も含む数名のスタッフと、「ラボに参加したい!」と手をあげてくれた未来の住職塾OB(僧侶または寺族) 約170名で、未来の仏教ラボはスタートしました。

未来の仏教ラボは何をするところ?

未来の仏教ラボでは、メンバーが自由にプロジェクトを立ち上げ・参加することができます。

例えば、最初に立ち上がったプロジェクトは、兵庫県の真言宗のお坊さんから「全国規模の超宗派法話大会を開きたい!」との発案に対し、現在約20名のプロジェクトチームが結成され、来春の開催を目指して動き始めました。
チームには、僧侶だけでなく法話大会の開催に必要な専門家(例えばデザイナー、音響、広報)や、場合によってはスポンサー企業等も募るかもしれません。
僧俗混在のプロジェクトチームによる実践の場。これがラボの一面です。

勧進プロジェクト

また未来の仏教ラボは、企業、公的機関等と連携する「勧進プロジェクト」にも積極的に取り組みます。その中で"寺院の継続性"という課題に対して有効な施策が生まれれば、全国の宗派、本山、寺院に広く共有していきたいと考えています。

未来の仏教ラボに興味をもってくださる方へ

未来の仏教ラボに関する情報は、本noteアカウント「未来の仏教ラボ」 と、11月中旬より発刊予定のメールマガジン『月刊未来の仏教ラボ』にて配信していきます。※ メールマガジンの購読者対象は僧侶・寺族のみとなります。

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「お坊さんじゃないしお寺の家族でもないけど、ラボに興味あり!」という方は、ぜひ本noteアカウントをフォローしてください。

最後に、未来の仏教ラボは3年間の期間限定の実験の場です。成功も失敗も何でもあり。いろんなチャレンジをしてみましょう!

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