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地元の素材を使用し、手作りで愛情を込めた絶品のあまざけ。豪華客船や有名ホテルも絶賛する美味しさの理由は?ー 山口県熊毛郡平生町のまち自慢

FoundingBase、山口県平生町で活動している川村です。
今回は、山口県平生町で地元の素材を使って、こだわりのジュースや甘酒、ジャムなどを製造され、瀬戸内海を周遊する豪華客船の客室や、JR広島駅、東京の銀座丸の内でも商品を提供されている「手造り工房のーた」様(以下、のーた)をご紹介させて頂きます。


「手造り工房のーた」創業のきっかけ。

「のーた」を経営されているのは、社長の伊藤邦彦さん。
奥様の美江子さんと一緒にご夫婦で、加工所の経営をされています。

「のーた」を始めたのは、社長の伊藤さんが、農業高校の先生をしていた時に、農家さんから聞いた、規格外の果物をどうにかできないかという要望がきっかけでした。

 業界内でも、規格外の野菜や果物は市場に出回る前に廃棄処分されてしまうことが多いため、「隠れ食品ロス」とも呼ばれ、問題視されています。

 そんな中、規格外の果物をどうにかできないかと考え、農業高校を早期退職し、「手造り工房のーた」を立ち上げ、農業課題を解決できる、規格外野菜や果物を使った加工品業を営むことになりました。

「手造り工房のーた」おいしさのこだわり。

「のーた」で造られる、ジュースや甘酒には、手にとってもらう全ての人に、美味しく健康で安全なものを提供したいという想いが込められています。

特に、看板商品のあまざけは、伊藤さん自ら、田植えから収穫、麹造りまで一貫して行っております。

その間も、自社で造る、お米やトマトなどの野菜は、減農薬で栽培し、余計なものを一切いれないのが、伊藤さんの強いこだわりです。

「あまざけ」造りを体験

今回は、そんなこだわりの商品である、「あまざけ」造りを体験させていただきました。

①精米した、「のーた」のお米で麹造り。
蒸されたお米に、麹菌を満遍なくつけていきます。

②麹菌はお米が冷めすぎても熱すぎても働かなくなるそうで、温度管理をしながら、48時間麹をじっくり育てていきます。

③48時間育てた麹ができたら、あまざけ造りも後半戦。
お米を炊いて、麹を投入。かき混ぜて、適温になるまで冷やします。

④麹の形が見えなくなるまでかき混ぜたら、一昼夜糖化させます。

⑤一昼夜、糖化させたら、糖度を調整して、温めながら灰汁をとって出来上がり!

最後は、スタッフ総動員で瓶詰めをし、合計1000本もの、あまざけが出来上がりました!

最後に

原材料のお米造りに約6ヶ月、米麹をつくり、あまざけへの加工に約4日かかります。
今回体験させていただき、全ての工程が手造りで、美味しいものを食べてもらいたいという愛情がたくさん詰まった商品なんだということを身に染みて感じることができました。

今年で創業11年目になる「のーた」ですが、あまざけの他にも、季節折々のフルーツジュースやジャム、シロップなども製造・販売されています。

そのひとつひとつの商品に対して、日々、真剣に向き合い、一つ一つ丁寧に加工されています。

そんな手造り工房のーたで造られた愛情たっぷりの商品、ぜひご賞味ください。


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