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諦めきれなかったお菓子づくりの道を福島県にUターンし叶えた店主。地元産くだものを使うことへの強いこだわりとは ー 福島県伊達郡国見町のまち自慢

国見拠点(福島県伊達郡国見町)で教育事業に携わっている仲田です。
今回は、お店に足を運んだ瞬間から食べ終わるまでの間、私をいつも幸せな気持ちにさせてくれるケーキ屋さんを紹介します。
取材したのは、国見町内の「Patisserie La4区(パティスリー ラ ヨンク)」の渋谷 郷美(しぶや さとみ)さんです。渋谷さんは東京で修行を積んだ後、生まれ育った福島県国見町でケーキ屋を開業されました。

渋谷 郷美さん


ーお菓子作りでこだわっているポイントはどんな点ですか?

「自分が店主だからこそ、『このお菓子のレシピはこれ』という考えにとらわれず、試行錯誤をやめないことです。
季節や気候に応じて材料の分量や甘さを調整するなど、より美味しい味をお客さんに提供できるように変化を加えています。たとえば、夏場と冬場では卵の水分量が異なるため、それに合わせて他の材料の配合も変えることがあります。また、気温が高い日には、通常よりさっぱりとした味付けにしたり、レモンの量を増やすなどの工夫をしています。材料の状態や天候を見極め、お客様に最高の味を提供するために、柔軟にレシピを調整しています。」

お菓子を作る渋谷さん


ー材料はどんなものを使っているのですか?

「製菓材料は海外で作られているものが多く、日本で作れないものが多いんです。でもやはり果物は採れたてが美味しいので、近くで仕入れられるものをなるべく使いたいと思っています。
福島県内の農家さんからは、苺やイチジクなどを調達しています。また、私の実家も農家を営んでいるので、そこで栽培される紅玉りんごやフランボワーズなども使用しています。実家の農家がその果物を専門でやっているわけではないのですが、『国見町内のもので作れるなら』という思いでお願いをして作ってもらっています。」

販売されている箱菓子


たくさんのこだわりが詰まった渋谷さんの作るお菓子。実は渋谷さんの仕事に対する考え方や、お店を開業するまでのストーリーにも、とても魅力があります。渋谷さんのことや、Patisserie La4区のことをより詳しく知りたい方は以下よりご覧ください!

挑む移住者たち ー YouTube動画


Patisserie La4区 ー Instagram


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