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100年続く地元のお菓子屋さん【早来かりんず】 ー 北海道勇払郡安平町のまち自慢

北海道の空の玄関口、新千歳空港から約20分程の場所に位置する人口約7,300人の町、安平(あびら)町。

のどかな風景が広がるこの町で、100年以上愛されてきた町のお菓子屋さん「早来かりんず」についてご紹介します。


4代続く、老舗和菓子屋。大切にしてきたのは、地域との繋がり

「一口食べると、故郷の風景や思い出が浮かぶような、懐かしいふるさとの味を提供したい。」そんな思いから、こだわりの道産農産物を取り入れた、体に優しいお菓子を提供しています。今回は、特別にギフトセットをご提案いただきました。

ハスカップソース・ジャム

ハスカップは、北海道を中心に生産されている地域特産品で、別名クロミノウグイスカグラとも呼ばれ、古くからアイヌ民族に親しまれてきました。一説によると、秘薬・神の実として、乾燥して蓄え、常用していたとのこと。
抗酸化作用があるポリフェノールをはじめ、ビタミンC、ビタミンEやカルシウム、食物繊維など、豊富な栄養が含まれています。


地域の思いを受けて、ハスカップ商品の製造がスタート

今から30年以上前に、お隣の厚真(あつま)町と安平町が連携して、ハスカップを活用した商品作りがスタートしました。

4代目社長の遠藤満知子さんは、「町の発展のためにも、自分達が頑張らなければと自ら先頭に立って町を盛り上げる3代目(父:宮本勲さん)の姿が記憶に残っています。」と当時を振り返ります。
町の産業を盛り上げていかなければ、農家の方々が作った物の売り先がなくなってしまう。その思いで、取り組みを邁進させていきました。

3代目 宮本勲さん

今では、ハスカップ商品は、日本野菜ソムリエ協会(世界唯一の野菜ソムリエ資格認定機関))札幌支社が主催した「ハスカップ勉強会」の協賛商品として提供されるほど、多くの方に愛される商品となっています。

ぜひ、町に愛された銘品を、この機会に手に取ってみてください。

早来かりんずHP


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