東京チェロアンサンブル
少し前ですが、5月7日に東京チェロアンサンブルの演奏会に行って来ました。
チェリスト宮田大さんのファンである母に誘ってもらい、2月頃にチケットが取れた!と連絡をもらってから早3ヶ月。
GWはどこも行かず東京に残っていたので、最終日になってやっと、おめかししてお出掛けすることができてウキウキ気分でした。
東京チェロアンサンブルさんは、都内で活躍されるチェリスト10名で形成されたチェロのみのアンサンブル。
メンバーは荒井結さん、清水詩織さん、高木慶太さん、中実穂さん、新倉瞳さん、堀沙也香さん、三宅依子さん、宮坂拡志さん、宮田大さん、横山桂さん。
2008年に紀尾井ホールでデビューコンサートを開催されて以来、定期的に集まって演奏会を開いているそうです。
今回お伺いしたのは第14回目。チケットは完売だったようで、紀尾井ホールは老若男女で満席でした。
肝心の演奏は、兎に角素晴らしかった。
音の伸びとビブラートのバランスが絶妙で、特にロングトーンを奏でられた時の音の重厚感と煌びやかな音色が美しかった。そして一つの楽器から出す音色の引き出しが尽きなくて、聴き入っていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。
チェロ10本から響き渡る音の厚みを全身で浴びさせて頂きました。
プロの方の演奏はやっぱり素晴らしいな。。ため息が出るほど美しく、何とも贅沢な時間でした。
どれも本当に素晴らしかったのですが、一番好きだったのは四季折々をテーマにした日本の名曲集。出だしに宮坂さんが奏でる荒城の月のソロが圧巻で、儚いメロディ一音一音を会場にいる全員で丁寧に辿っている瞬間、ああ幸せだなあと思ったり。人に感動を与えられる音楽の力、人類の宝ですね。
チェロって、艶やかな音色が色っぽいなあといつも思います。だからか分からないですが、何となく、チェリストさんってモテるイメージ。笑
私は普段趣味でヴァイオリンを弾くのですが、いつかチェロにも挑戦してみたいです。
後半のウェストサイドストーリーは、ポップで色鮮やかな衣装に皆さん身を纏っており全身で音楽を楽しんでいるお姿がとにかく眩しかったです。
日々の絶え間ない努力から、圧巻のステージを作り上げるプロ演奏家の皆さんから良い刺激を頂きました。また伺いたいです、チケット取れますように。
-Tsubaki
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