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バンドってなんだろね

(たまには自前の写真を)
記事の更新が途切れがちになってしまった。
そういう時は、その日その日であったことを日記的に書いておこう。
というわけで、今日はバンドの練習があった。
自分が担当しているのはドラム。
コロナが来る前は月に1度くらいスタジオで練習して、半年から1年に1回ライブをやっていた。
じゃあ、コロナが来てからは?
見事にバンドの活動ができなくなった。
忘れもしない、2020年3月を最後に1年以上も活動が全くできなくなった。
日々の生活からドラム、そして、バンド活動というものが失われた。
でも、コロナが本当に一時期だけ落ち着いた2021年12月、久々にスタジオで練習した。
ドラムが叩けるというだけで幸せだった。
そして、また、しばらくお休み。
だけど、今日また半年ぶりにスタジオに入った。
なんでかってのは、実はこのnoteとも関係がある。
「好きなものってなんだろね」っていう問いを変換すると、いろいろできると思うんだけど、その1つの変換として「今自分が一番やりたいことってなんだろね」ってなった。
それがバンドだった。だから、このnoteを始めた日前後にバンド仲間に連絡をとって、今日の練習の予定がたてられた。
やっぱり幸せというか、楽しかったんだけど、それと同時に悔しさもあった。
どういう悔しさかって、あまりにも下手になっていたから。
スティックがシンバルやスネア、タムに当たるときの感触が手になじまなくて、スティックをそれぞれにあてた時のリバウンドを掴むあの感触がかたくてかたくて。
練習後に疲労するのは当然なんだけど、手が痛くなるのは無駄な力が入っているからで、「ああ、感触が掴めていないんだな」という実感。
でも、この悔しさがあるからこそ、そして、バンド仲間も悔しさを感じていて、すぐにまたやろうねってことになった。
楽しさだけじゃなくて、悔しさもあるからこそ、「もっと、もっともっと」という気持ちを呼び起こしてくれる。
これが生きる活力になる。
今やっているバンドは学生時代から10年以上続けていて、メンバーともそれぐらい共にしているから、「バンド」というだけではない利害関係を築けている。
一生続けたい、バンド。

なんか、本当に思ったことの羅列になっちゃったね。
少しだけ難しいことも述べておこうか。

そもそもバンドってどういう意味なんだろね。
調べてみると、バンドってだけで音楽の手段という意味があるみたいだけど、帯状のもの、って意味だったり、動詞になると結団するとかって意味もあるみたい。まあ、とにかく、何かの集団ってことなんだけど。

そもそも音楽ってなんだろね。
よく言われるのが、3大要素。
メロディ(音階、ドレミファ的な)、ハーモニー(調和)、リズム(速さ、拍)の3つ。
じゃあ、ドラムって何の役割を果たしているのか。
もちろんリズムなんだけどさ、じゃあ、他の楽器は何を果たしているんだろう。
歌(声)はメロディだし、ギターはう~んメロディとリズムかな、ベースはリズムとメロディだね。
いや、よくよく考えると、どの楽器もどれをも役割を果たしているんだよね。
それをわかりやすく伝えるとしたら、バンドスコア(楽譜)。
実はドラムも譜面(楽譜)におこす(書く)ことができるんだよ。
ドラムのパーツ一つ一つにも音階があって、それを使い分けているだけ。

で、ハーモニーが一番難しいところで、よく使われているのは、ハモリってやつ。
これ、歌でよく使われる言葉だけど、ハーモニーって広い意味で言えば調和だから、やっぱりどの楽器でも言えることで、リズムを合わせることもある意味ハーモニーなんじゃないかな。
そう考えると、楽器の役割、鳴る音が違っていたとしても、やっぱりハーモニーがあって、それが「バンド」を「バンド」たらしめているんじゃないかな。
disbandっていう言葉もあるみたいで、これは「ばらばらにする」とかいう意味があるみたいなんだけど、ばらばらだとやっぱバンドじゃないよね。

自分らのバンドは文学とか教育とか婚活とかいろんな話を練習の前後でしていて、そこではどうしても意見の食い違いとかあるけれど、バンドで練習している時はやっぱバンドになるんだ。
理想の音、なんていうものはなくて、理想の調和(曲)を目指して常に微調整をしていて、時にはここで誰かが目立ち、時にはここでみんな音を抑えて、時にはここでみんな爆発して、とか、それを楽器という一つの道具をばらばらに使ってコミュニケーションしている。
だから、歌(声)も楽器。

自分のドラムはテクニックも派手さもないんだけど、ただ、みんなを見て合わせて、曲を活かすプレイをしようとかなり気をつけている。

また何事もなく、みんなでバンドの活動ができるように。
ああ、それにしても、感触を忘れてしまっていた。
あと、体力が本当に落ちたから、筋トレとかなんとかやるかなあ。
という休日でございました。
他にもいろいろあったけれど、とにかく久々に充実した感じだった。
こういう時って、もっともっとを求めてしまって、休日はもっと予定入れたいな。
それでも、とにかく健康第一、またお会いしましょう。

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