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アイム スパルタン!パグー!パグー!パグー!!

9.8(土)、群馬県みなかみの宝台樹スキー場で開催された世界最高峰の障害物レース『スパルタンレース』。かなーりしんどく、擦り傷やら打撲やら、終わった後には筋肉痛やら関節痛やらが確実に襲ってくることがわかっているにもかかわらず、数千人ものバカヤロウがわざわざお金を払ってそれを味わうという、死ぬこと以外かすり傷を地で行くなんともステキなレースです。

かく言う私も、今回で2度目の出場。前回5月のドイツ村決戦から一つレベルをあげてSUPERのカテゴリーにチャレンジ。全長13km程度の行程の中、約30の障害が行く手を阻みます。

天気は土砂降り。通常のマラソン等のレースならば、「うわー、まじかよ・・・」とテンションもだだ下がりそうなもんですが、ここでテンションをアゲていけるのがスパルタン。ビッグジュン魚住に言われるまでもなく、もともと確実に”泥にまみれる”ことが前提のこのレース。雨になんか負けていたらスパルタンの称号は手に入らない。

むしろ、スパルタンレースと土砂降りは、大粒の涙と照英、BEGINとハンチング、そして、パグとほっかむりくらいの抜群の相性。

かつて、ブルーハーツの甲本ヒロトが雨の野外ライブで、「雨でも降らんと野外でやる意味がないじゃろう」となんとも素敵でポジティブな発言をしていましたが、スパルタンレースもそれと一緒。「白いTシャツが、泥んこで茶色やグレーに汚れてしまうのではなく、グレーのTシャツが手に入ったと考える。」それがスパルタンレースにのぞむもののメンタリティなのです。


アルー!アルー!!

出走直前、参加者の士気を鼓舞すべく、MCが参加者を煽る恒例のコールアンドレスポンス。

- Who am I ?
I'm spartan !!
- What is your profession ?
アルー!アルー!アルー!!

「パーン!」と一斉に飛び出した参加者を待ち受けるいきなりの上り坂。さすがはスキー場、勾配0%の道なんて望むべくもない。

前回のふくらはぎの”つり”の反省から、今回は事前に”つり防止”のテーピングとスプレー、足首までの長めのコンプレッションウェア着用で万全の対策。ジムでの傾斜をつけたランニングトレや稲城山でのトレイルの練習も重ねてきました。

それでもやはり、スキー場の傾斜となると話は別。平均数度の傾斜のコースからMAX20度弱の傾斜のコースまで下半身のスタミナを容赦なく奪う道が続く。さらに、雨でぬかるんだ踏ん張りのきかない泥道も拍車をかける。

序盤の合言葉はトランキーロ。焦らず着実に一歩一歩。前回終盤にあった泥水地獄と、石球腰痛祭りが序盤に登場するサプライズもなんとか順番に乗り越え歩を進める。前回苦しんだバケツで砂利運びと土嚢運びのパワー系種目には、骨格でしっかり支えていくテクニックで対応。手足のスタミナを温存します。

泥水地獄 ※写真は前回のもの


中盤の見せ場は有刺鉄線匍匐前進デスマッチ。クリア難易度は高くないものの、オフィシャルカメラマンが参加者の泥んこ具合を狙うインスタ映え種目。しっかりカメラを意識しつつ、匍匐前進にローリングを組み合わせクリア。

有刺鉄線匍匐前進デスマッチ ※写真は前回の


土砂降りの痛みの中、最高斜度の斜面を駆け上がり、8ftの壁を乗り越えるといよいよ終盤。ウンテイ、ロープ昇り…前回クリアできなかった種目が続く。残念ながら今回もクリアできなかった種目もあったものの、前回よりも1m先に、1m上に行けたあたりは多少の成長が見られました。

バーピージャンプが200回を超え(1種目クリアできないたびにペナルティでバーピー30回!)、全身に乳酸地獄を纏うころ、すっかり天気は晴れ、手元の時計では4時間あまりが経過していました。

残すはラストのファイヤージャンプ。今回のレースの裏テーマは、前回失敗したファイヤージャンプをカッコよく飛ぶこと。

前回とは違い、今回はラストに高く飛べるだけの足が残っていました。元バスケ部の意地を見せ、目いっぱい高くジャンプ!で、めでたくチーム全員フィニッシュです。

残るはビーストのみ!


パグー!パグー!!

レースから2日が経ち、負傷して化膿気味の傷口をだいきち(パグ♂)に舐められて飛び上がるたびに、早くも次回12月仙台決戦への想いを強くしています。

次回までの課題は、背中の筋肉と上腕、そして握力の強化。さらに、膝やふくらはぎ、ロープ昇りなどでの負荷を下げるための減量。決して好きではないプロテインも注文しました。

だいきちも脱臼癖のある膝への負荷を下げるために減量中。パグの100gは人間の1kgに相当するということなので、200-500gの減量にチャレンジ中のだいきちに負けじと無駄をそぎ落としていくカクゴです。

スパルタンレースは、個人競技だけどチーム戦の要素が満載。よほどのガチ勢でない限り、一人だときっとどこかでめげてしまいます。チームのパワーを感じました。

なので、減量もパグと人間でチームを組んで取り組めばきっとよい成果が出るに違いない。RESPECT the POWER OF PUGです。

気温も下がってきてようやくスパグタンレース(ドッグラン)の季節になってきました。早く膝を治し、目いっぱい走らせて、2人で勝ち名乗りをあげたいところです。

アイム スパグタン!
パグー!パグー!パグー!!

終わり

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