失笑でもいい。君が笑ってくれるなら
バスケットボールの最高峰 NBAには、圧倒的な瞬発力と巧みなフェイントで相手ディフェンダーの体勢を崩しに崩し、挙句その相手を転ばせてしまうほどのドリブラーがいます。そんな彼らのことをアンクルブレイカーといい、見事アンクルをブレイクしたときには、派手なスラムダンクを決めたときと同じくらい会場は盛り上がります。
いまやガード選手の一つの見せ場といって差し支えないでしょう。
今回はパグ界のアンクルブレイカーとわんわんカーニバル2018のお話です。
アンクルブレイカーだいきち
駒沢で行われたわんわんカーニバル2018に2年連続2回目の参加をしてきました。目標は、パグにいっぱい会うこと、そして、駆けっこでナンバーワンになること。
松本大洋風にいうと「この星の一等賞になりたいのかけっこで俺は。そんだけ!」です。
大盛況のわんわんカーニバル。目移りしてしまうほどのお店の中、お菓子や鹿肉やカンガルー肉など、たっぷり栄養を溜め込んで、いよいよ決戦の舞台へGo。リードを噛んで闘争心を燃やします。
そうして待つこと30分。いよいよだいきちの順番に。思えば、こうしたレースは生まれて初めての経験。たいした速くなさそうなことはうっすら感じつつも、野生のエナジーの爆発に期待です。
※ ※ ※
位置について、カメラを構えたところで、満を持してスタート!
と思いきやスタートから笑いを取りに行くだいきち。スタートの合図などどこ吹く風。ゆったりとスタート地点のにおいを嗅いでいて進まない。
係のお兄さんに促されようやくスタートを切ると、今度はおよそ10mの地点で突如逆走。係のお兄さんを前後に揺さぶりにかかります。見かねたお兄さんを並走へ誘ったところで、ふたたび折り返し、ゴールに向かう。
そして、いよいよ見せ場。レース終盤、最高速度に達したところで事件が起こりました。
絵に描いたようなズッコケ。
だいきちに引きずられ徐々にスピードをあげたお兄さん。ゴール手前でスピードを緩めたところが運の尽き。
前日の雨によりややスリッピーな足場、コースコンディションを読み切っただいきちによる前後の揺さぶり、計算し尽くされたレースプランと緩急。
緻密な謀略により見事アンクルをブレイクしただいきちは、晴れてアンクルブレイカーを名乗ることが許されました。
わんわんカーニバルで得たもの
駆けっこでナンバーワンになれないことをさとっただいきちは、笑いを取りに走りました。決められたルールの中ではなく、勝てるポイントを探しそこで勝負するルールメイキングな思考。これは現代を生きる人間にも必須のスキル。まさに、パグの振り見て我が振り直せな週末でした。
タイムは惨敗だったけれど、この日一番会場を盛り上げた だいきち。
友だちパグにも会えました。
カッコいい洋服もゲット
催しやらグッズやらパグフェス2019に向けて、いろいろ参考になりました。駆けっこは何かとおもしろいので入れたいところ。フォトスポットのイメージも湧きました。
パグに絞って、もう少しドッグファーストに寄せて、ステキな空間を作ろうと思います。
最後に、一緒に走ってくれたお兄さん、最高のズッコケをどうもありがとう。パグフェスにも来てくださいな。
終わり
サポートありがとうございます! こんな俺にアリガトウ こんな俺なのにアリガトウ 謝りたいと感じている だから感謝というのだろう これを感謝というのだろう