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Visual Studio Code(VSCode)でFlutterの開発環境を整える


はじめに
Flutterは、Googleが開発したクロスプラットフォームのモバイルアプリケーション開発フレームワークであり、Dartというプログラミング言語を使用しています。Visual Studio Code(VSCode)は、軽量でパワフルなテキストエディタであり、Flutter開発において非常に人気のあるツールです。本記事では、VSCodeを使用してFlutterの開発環境を構築する方法について詳しく解説します。

  1. Flutterのインストール
    まず最初に、Flutterをインストールする必要があります。以下の手順に従って、Flutter SDKをダウンロードしてインストールします。

ステップ1: Flutterの公式ウェブサイト(https://flutter.dev)を訪れ、"Get Started"のページに移動します。
ステップ2: 自分のオペレーティングシステム(Windows、macOS、Linux)に応じたインストール手順に従って、Flutter SDKをダウンロードします。
ステップ3: ダウンロードが完了したら、適切な場所にSDKを展開します。たとえば、macOSの場合、展開先は「/usr/local/flutter」などです。
ステップ4: 環境変数の設定を行います。Flutter SDKのインストールディレクトリを環境変数のPATHに追加する必要があります。

  1. VSCodeのインストール
    次に、VSCodeをインストールします。公式ウェブサイト(https://code.visualstudio.com)から、自分のオペレーティングシステムに合わせたインストーラをダウンロードし、インストールします。

  2. Flutter拡張機能のインストール
    VSCodeの拡張機能を使用して、Flutter開発に便利な機能を追加します。以下の手順に従って、Flutter拡張機能をインストールします。

ステップ1: VSCodeを開き、左側のサイドバーから「Extensions(拡張機能)」アイコンをクリックします。
ステップ2: 検索バーに「Flutter」と入力します。
ステップ3: 検索結果から「Flutter」拡張機能を見つけ、インストールボタンをクリックします。

  1. Dart拡張機能のインストール
    FlutterはDartプログラミング言語を使用していますので、VSCodeにDart拡張機能を追加する必要があります。以下の手順に従って、Dart拡

張機能をインストールします。

ステップ1: VSCodeを開き、左側のサイドバーから「Extensions(拡張機能)」アイコンをクリックします。
ステップ2: 検索バーに「Dart」と入力します。
ステップ3: 検索結果から「Dart」拡張機能を見つけ、インストールボタンをクリックします。

  1. Flutterプロジェクトの作成
    VSCodeでFlutterプロジェクトを作成しましょう。以下の手順に従って、新しいFlutterプロジェクトを作成します。

ステップ1: ターミナルを開きます(VSCodeのメニューから「View -> Terminal」を選択します)。
ステップ2: `flutter create <プロジェクト名>`と入力し、Enterキーを押します。例えば、`flutter create my_flutter_app`とすると、`my_flutter_app`という名前のプロジェクトが作成されます。
ステップ3: プロジェクトの作成が完了すると、VSCodeのエクスプローラーサイドバーにプロジェクトフォルダが表示されます。

  1. Flutterデバイスの選択
    Flutterアプリケーションを実行するデバイス(エミュレータまたは実際のデバイス)を選択します。以下の手順に従って、デバイスを選択します。

ステップ1: VSCodeの下部パネルで、「No Device(デバイスなし)」と表示されている部分をクリックします。
ステップ2: 使用可能なデバイスのリストが表示されます。エミュレータまたは接続されたデバイスを選択します。

  1. プロジェクトの実行
    Flutterプロジェクトを実行して、エミュレータまたは接続されたデバイス上で動作を確認しましょう。以下の手順に従って、プロジェクトを実行します。

ステップ1: VSCodeのエクスプローラーサイドバーで、Flutterプロジェクトフォルダを右クリックし、「Open in Terminal(ターミナルで開く)」を選択します。
ステップ2: ターミナルが開かれたら、`flutter run`と入力し、Enterキーを押します。
ステップ3: Flutterプロジェクトがビルドされ、エミュレータまたはデバイス上でアプリケーションが起動します。

まとめ
以上が、VSCodeを使用してFlutterの開発環境を整えるための手順で

した。まずFlutterをインストールし、次にVSCodeと必要な拡張機能をインストールします。その後、新しいFlutterプロジェクトを作成し、デバイスを選択してプロジェクトを実行します。これにより、効率的で使いやすい開発環境が整います。Flutterの魅力的なクロスプラットフォーム開発体験をお楽しみください!

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