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家族3人で任天堂ストアに行った話。外出先の「買い物」は「体験」と捉えたい_日記#13

息子「渋谷の任天堂ストアは、お父さんは来なくても良いよ。お母さんだけで。」
僕「えー!何でよ?」

息子(中学生)からの一言。

なんて淋しいことを言うのでしょうか。

家族3人で任天堂ストアに行く、何日か前の会話です。羽田空港でお買い物した帰りの電車内、こんな会話をしていました。

息子「お父さんは、お金のリミッターがあるから。お母さんは、こういう外出の場ではいくらでも使うから(笑」

リミッターって、ゲームやり過ぎ(笑

つい先ほども、羽田空港で山盛りに購入した2人と、何も購入しない父。「それ、本当に必要なの?」とすぐに言う父。

そして、普段はとても倹約家だが、外出先ではよくリミッターがブレイクする母(笑

確かに、息子はよく見ている。

でも、お父さんみたいに財布の紐硬い人がいないと、家にお金なくなっちゃうと思うのよ。そもそも、一緒に行くのはお金じゃあないでしょ。。。

言いたいことは色々ありましたが、電車の中だったし、図星ついてきて驚いたのもあり、「俺もついていくからな~(笑」とだけ言っておきました。

しかし、両親の財布の紐の固さ具合はよく見ているのだなー、と感心。

ゲームソフトの購入に関してだけは、財布の紐が緩くなりがちな僕の所にもよく相談にきます(笑

あと、羽田空港の買い物の件に関しては、後で妻から

妻「普段は切り詰めるけど、外出先では使わないとダメでしょ。買ってあげないと。何のために生きてるのよ。

という力強い言葉を頂いておりまして、僕も少しだけ「心を入れ替えよう」と思ったのでした。

生きる意味を問われるとは(笑

そして、何日か後、渋谷PARCO内にある任天堂直営オフィシャルストア「Nintendo TOKYO」に行きました。

息子は、渋谷のセンター街を初めて通ります。息子に初めての感想を聞いてみます。

息子「街の通りで音楽が流れてるね、すごいね。」

確かに、Mrs. GREEN APPLEの曲が流れていました。

あー、思う所はそこかぁ。

店の多さとか、人の多さとか、じゃあないんだな。そこは慣れてんのかな。

地方で育った僕が学生の時とは違うのかもしれない。息子は都会っ子で育っていることを実感。

任天堂ストアに到着。

早速、息子は欲しいもの、主にゼルダ関連のグッズを、ショッピングバッグにぶち込みまくっていました。

ちょちょちょちょっと。。。

数日前に心を入れ替えたことはすっかり忘れ、うろたえ、息子に言ってました。
僕「それ、『本当に欲しい物』だけ入れてる?」

息子も父から言われることを予想していたようで、だいぶ我慢しているよ、とのことでした。
息子「本当は、ここからここまで全部欲しいんだよ。」

いや、それはHIKAKINさんとかが、Youtubeでやってるヤツっすね(笑

その後、最後に持ってきたのは8000円位のゼルダのパーカー。
僕「これ、着るか?」
息子「寒い時に、家の中で着るから!お願い!」
僕と妻「家の中だけかい!(笑」
息子「普段、ファッションに全然お金使わないでしょ。僕は友達に比べて、安上がりな子供だと思うよ!こういう時だけだから、お願い!」

口がよく回るようになってきています。
息子は普段はあまり使わないのは間違いないです。

先日の「心を入れ替えよう」の件もあり、まぁいいかなと思えてきて、購入しました。

それにしても、さすがに妻もツッコミ入れてたな(笑

続いて、お隣のジャンプショップで買い物。

ここでは、ジョジョのキーホルダー、チェンソーマンの「ポチタのお昼寝クッション」を購入したいと言ってきました。

再び、
ちょいちょいちょいと待って。
ポ、ポ、ポチタって何だっけ。。。

チェンソーマンに出てきた、子犬のような見た目で、頭部から鼻先まではチェンソーの刃、尻尾はスターターロープになっている子でした。👇

僕「ポチタ、好きでしたっけ?」
息子「好きだよ。これ、腕入れて寝れるんだよ。触ってみ、気持ちいいから。ほら。」

確かに肌触りは良かった。しかし。。。

これを本当に買うのか?と思っていた。
でも家に置くと、段々可愛くも思えてきた。
そんなポチタ君。

息子がお手洗いに行っている間に、妻と話しました。

妻「想定よりも少しだけ高くなったけど、良いのでは。息子が高校生になったら、もう3人で来れないかもしれないし。」

やはりリミッター・ブレイク発動中か!

この日2回目。先日の「心を入れ替えよう」の件もあり、まぁいいかなと思えてきて、購入しました。

その日は概ね買いたい物が買えて、息子は楽しめたと思います。
帰ってから、ポチタ君を抱いて寝てました。

まとめていきます。
普段の買い物ではなく、家族で特別な場所へ外出した時の買い物の考え方、の話しです。

お小遣い制ではない場合、外出時に、どこまで買いたい物を買ってあげるか、ダメと言うのか、悩ましい所です。

各家庭や、その中でも個人個人で、考え方が色々あると思います。子供の年齢も関係しますよね。

今までの僕の考え方の第1は、息子が欲しいと言ったものは、その場は楽しいが家に帰ったら飽きて(冷静になって)使わないのではないか?本当に必要なものか?の観点で考え、息子に選別させていました。

妻の考え方の第1は、その時その場で、息子が欲しい物を買って楽しんだという記憶・体験・思い出が大事、ということでした。家に帰ってから使う・使わないも勿論大事だが、二の次ってことです。

息子はもう中学生なので、お金の使い方について、ある程度の分別はついています。普段は、娯楽(ファッション等)であまりお金を使いません。部活があり、家族と外出できる機会は昔より少なくなりました。

ということもあって、「こういう3人で外出する時くらいは、息子が欲しい物は色々買ってあげたい」という妻の考え方を、僕もわかるようになってきました。

しかし、妻の考え方を実行したい時でも、まだまだ今までの自分の考え方が染み付いています。ここは使っても良いかなと思う時でも、お金のことを気にして躊躇することが多いのです。

それでこの先、何か対策はないかなぁというのは、まだまだ考え中です。

そもそも、外出時の買い物での記憶・体験・思い出を大事に考える、ことを繰り返して習慣付ければ良いだけなのかもしれません。

「買い物」は欲しい物・必要な物を買うだけのこと、という考え方から抜け出せていないので。もっと「買い物」を「体験」として捉える習慣をつける必要がある気がしました。

一方で、僕達もそうですが一般家庭では、お金の問題も切実です。
特別な外出先とは言え、使ってばかりもいられないし、バランスも必要だと思います。
使う人がいて、ある程度で止める人もいて、どちらもいた方が良い気はします。

ということで、

  • 「買い物」の記憶や体験を大事にして家族が満足できるようにする(家族の満足度)

  • お金とのバランスはとっていく

感じかなぁと思いました。

具体策は、これからも模索は続きそうです。思っていたことの整理は、少しできました。

こんな風に考え中の記事もあって良いかなぁと思いながら、今回はこの位で終わりにしたいと思います。

問題提起のレベルですが、皆様でお心当たりのある方は、考えてみて頂ければ。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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