寓話「北風と太陽」について、別解釈を勝手に妄想しました_日記#12
7月に入り、益々ランニングには暑すぎる季節になってきました。
天気予報を見ると、「うだるような暑さ」と表示されるのをよく見ますが、僕はずっと、「唸るような暑さ」だと思ってました。1人で唸ってました。
誰かに指摘される前に、気付けて良かったです(笑
◇
先月の6月後半も非常に暑い日があり、
僕は真夏日のお昼にランニングをしていました。自分を俯瞰して見てみます。変人です。
その日はとにかく蒸し暑い日で、辛うじて太陽がさんさんという訳ではなかったのですが、
太陽が雲から顔を出したり、隠れたり。
そして、ほぼ無風。
普段のランニング中は、何か楽しいことを考えて走りますが、
その日は、なぜかイソップ寓話の「北風と太陽」を思い出し、
北風さん出てきてください!
太陽さん早く隠れて下さい!
と、ただひたすらに、それだけを、頭の中で反復して走っておりました。
完全に、頭が暑さでやられてました。
そんな時、走りながらぼーっと思ったことがあります。
北風さんが勝負に負けたのは、その場その時(冬)、その勝負(マントを脱がせること)だったからであり、
夏のランナー達には、太陽さんよりも北風さんが求められるよね!と。
北風さん、負けちゃったのは「適材適所(人を適した場所/任務に配置する)」になっていなかった、からじゃないですかね?と思った訳です。
北風さんは、「冬にマントを脱がせる勝負」で負けました。
でも、例えば、北風さんは、「夏にランナー達を喜ばせる勝負」だったなら圧勝できたはず。
※寓話の「人を動かす勝負」、から、「人に求められる勝負」、にすり替えてますが、気にしないでください。。。
うん、「適材適所」って大事だね!
ここでもう1つ思います。
北風って、夏に吹くのだっけ?
原則、吹かないですね。
つまり、北風さんは、今のままではずっと、夏の存在を知らない訳です。冬しか知りません。(として妄想を進めます。)
そうなると、適材適所が大事なんだと嘆いているだけでは、現状は変わりません。
北風さんは、夏の存在を知り、夏に風を吹かす必要があります。
冬しか知らない北風さん、夏を知る為には、様々な情報の入手と、そこからの気付きが必要です。僕らがnoteを活用するみたいに。
無事に夏の存在を知ったとして、次は夏に風を吹かす為の行動とチャレンジが必要になります。
夏に北風は吹かないので、「北風さん」は「南風さん」に変化する必要があるでしょう。
このような大きな変化をする為には、大きな決断をする勇気、そして相応の努力が必要かもしれません。
勇気を持って決断し、南風さんに変化できたとしても、まだランナー達を満足させるには足りません。
南風は生暖かい風。これまでと同じ技量では、夏に涼しい風を吹かすことはできません。
夏でも冷たい風を吹くことができるよう、スキルアップが必要であり、その為の努力が必要になるでしょう。
こうして、北風さんは、気付き・行動とチャレンジ・決断する勇気・努力により、夏に涼しい風を吹かすことができ、ランナー達を喜ばせました。
北風さんもニコニコとなんだか嬉しそうでした。
おしまい。
自分に置き換えてみます。
適材適所は大事です。
でも、それを言い訳にしているだけでは現状は変わりません。
情報収集と気付きにより、自分から適所を見つける行動、チャレンジが必要になります。
その過程で、時には、自分自身や環境の大きな変化を決断する勇気、変化の為の努力も必要になるでしょう。勿論、スキルアップの努力も大事。
そうして、適材適所の状況を自ら勝ち取り、ニコニコと幸せに暮らせるようになるのではないでしょうか。
等と、ランニング中にぼーっと考えてました。妄想が過ぎる(笑
漠然としていて、具体的な事は何一つないのですが、今の自分に必要そうな「キーワード」が、頭の中を巡ってきたのかもしれません。
まさに40歳の壁の呪縛。。。スルッと越えたい。
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その日、ランニングの最後まで、北風さんはやってきませんでした(笑
最近は本当あちぃーですよね!
最後まで、僕の戯言にお付き合い頂き、ありがとうございました。
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