「城崎にゆく②」2023年8月11日
万博記念公園にやってきた。
だがそれよりもまずアッチィな。アチアチすぎる。
そんなアツい今日の第一目的地は万博記念公園の中にある国立民族学博物館。ここに来たのは友達の希望だったんだけど、私もどこかで見聞きした覚えがあって、行ってみたいと思った記憶がある。
そんで実際行ったらかなり面白かった。展示されてるのは世界各国の色んな地域の民族の風俗や伝統にまつわる物たちなんだけど、それらを音や映像で解説してくれたり、実際に物を手に取ってみれたり、そういうコーナーが多くて面白かった。工夫されてるな~と思った。
結局館内を全部見て回るには時間が足りなかったけど、今度大阪に来ることがあればまた見に来たい。
民博(国立民族学博物館)を後にして、私たちはまず宝塚へ。
宝塚は城崎温泉に向かう特急こうのとりに乗るために立ち寄ったので、特段そこに長く滞在するつもりも何かを見て回るつもりもなかったんだけど、時間は少しあったから劇場を見に行った。もちろん、宝塚歌劇の…
中に入って大ホール手前まで見に行ったけど、”劇場”って感じだった。
あとちょうど私たちが見に行ったタイミングで公演が終わったらしく、出口から人が大勢溢れ出てきてそのまま押し流されてしまった。
その後劇場近くのロッテリアで昼飯を買い込んだんだけど、これがとんだ失策だった。注文をした時点で特急までの時間が目前すぎたのだ。
結果として私たちは駅まで大疾走せざるを得なくなった。
本当にきつかった。体育の1500m走の記憶を彷彿とさせる辛さ。いや、私はさらに大荷物を抱えていたし、炎天下だし、電車に乗れなかったらどうしようという不安もあったし、いや、もうこれは絶対間に合わない…!という絶望があったから、もっとキツかったかも。
そして結論、私は特急の発車時刻に間に合わなかった。
しかし、まったく奇跡なんだけど、なんとその特急のダイヤに遅れが発生していたのだ。10分の遅れ。
どうにか首の皮一枚で助かった。
しかし汗はぐっしょり、ここ数年で一番息が上がった。
こういうのも旅の醍醐味なんだろうか。
いや、私はそうは思いたくない。そうやって美化して許しを与えていい事実ではない。常に余裕を持った行動をすること。忘れるなかれ。
ただロッテリアを見たらきっとこのことを思い出してしまうだろうな。あと関係ないけど、宝塚のロッテリアにはタカラジェンヌのポスターと直筆のサインがあった。タカラジェンヌもロッテリア来るんだな。何食うんだろう。エビバーガー?
着いた~!!!!
けど…まず宿行こ、宿。このクソ重い荷物を早く置きたい。
よし、じゃあ風呂行こ、風呂!!!!!!!
城崎温泉には7つの外湯(公衆浴場)が点在するのだけど、今回の旅ではその全部をぜひとも回りたいというのが一つの目標なのだ。
まずはさとの湯。宝塚激走事件でにじみ出た汗を思い切り流してきた。
温泉街のご飯って、夜になればなるほど難しくなる。箱根でそれは嫌というほどわかったので不安だったんだけど、城崎は結構お店が開いててよかった。
柳湯。ここはとにかくお湯がクソ熱かった。狭いんだけど、その熱さで回転率が異様にはやかった。
地蔵湯上がった時点で腹が痛かったんだけど、今日中にもう一湯入っとかないと明日のプランに余裕がなくなるので痛みに耐えつつ歩いてまんだら湯を目指した。
いい外観。ここに着いた時点で時刻は22時を回ってたけど、ここの外湯の大半は23時までやってる。あと、ここ城崎では外湯を巡る人たちが浴衣に下駄で歩き回るのが定番みたいで、この時間になっても街中にはカランコロンと下駄の地面を蹴る音が響いてた。
そんなこんなでまんだら湯から上がって、いよいよ宿に引き返した。
今日はちょっと体力使いすぎた。温泉を満喫するためと思えばそれもよかったのだろうか。いや、いくらなんでも体張りすぎだった。こりごり。
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