「汚部屋老人」にならないために、60代から始めよう「老前整理」

こんにちは。
「100歳までやりたいことが出来るカラダづくりを!」を掲げ、中高年向けの体幹力アップ、カラダのメンテナンス等の活動しているささきです。


今日は、ついつい先送りにしがちなお部屋の片づけについて書いてみたいと思います。

私は、中高齢者向けの健康体操をしているのですが、70代の一人暮らしの女性が何人もいらっしゃいます。
みなさんお元気で健康にも気を付けていらっしゃいますが、時々、お話のなかで話題になるのが終活の一つでお部屋の片づけについてです。

整理整頓や不用品の片づけに取り組むことは、元気に身体が動く今がチャンスです。むやみに使っていないものを捨てるのではなく、自分に一番合う方法で「汚部屋」にならないための基盤をつくることをオススメしています。

60代から始める「老前整理」

自分の身体が動くうちに自分の生活空間の整理を行います。
部屋の中や持ち物を見直して、「必要のないもの」「好きではないもの」を処分していきます。

家具の見直しから始め、次は整理しやすい洋服類、靴やバッグ、食器や調理器具、などの順に行います。
少しずつ捨てながら、『必要なもの』『好きなもの』を残していけば、自分が持っていいるものを把握できます。

大きな家具から

効率よく整理するには、自分ひとりでは動かすことができないような大きな家具などで、これから必要ではないと思われるものの処分から始めるのがいいと思います。

処分は、なんでも屋さんのようなところに依頼するのもいいですし、他のサービスなども見つけることはできます。
自由に身体が動いて、自分の考えや気持ちが自分で決められる時期に行うので、人任せにするのではなく、意志を持って依頼して整理することが可能です。 これってとっても大事なことです!

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昔から使っていて愛着があっても、現在何も機能していなくて「場所をとっているだけ」という家具は、処分していってもいいかもしれません。
今後、どの様な生活をしていくつもりなのか、想像しながら決めていってもいいですね。

体力的に余裕のあるうちに

人生後半の片づけは、やはり体力的に余裕のあるうちに一度きちんとやっておくことをおすすめします。自分の人生にとって大事なものを把握しておくと、老人ホームなどの施設に入らなくてはなくなったときにも、あわてないですみます。

家の中が散らかっていても、人も呼ばないし、いまの暮らしに支障がないから、片づけなくてもいいだろう という考え方もあるかもしれませんが、
不要なもので自分の周りの空間が占領されているため、心地よさを失います。
やはり、ある程度片づいている家のほうが合理的に気持ちよく生活できます。

たかが「片づけ」、されど「片づけ」です。

片づけるメリット

どこかにあるはず!! は持っていないのと同じです。
探し回らず、必要な時に必要なものが使える様になります。

無駄な浪費が減る。
持っているものを把握しているので、同じものや似たものを買わずにすみます。

不要なもので空間を占領しないので、お部屋もスッキリ広く使えます。
お部屋の中での転倒も結構多いのです。つまづく機会が減ります。

清潔な生活が維持できる。

まだまだメリットはたくさんあります。
片づけは気が乗らないとなかなかできないかもしれませんが、
周りのものから少しずつでもやり続けてみて下さい!


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