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住みよさランキング2020の1位を投資的に分析する

本日、東洋経済オンラインで「「住みよさランキング2020」全国総合トップ50」という記事が公開されました。上位の結果としては以下のようになりました。(まさかの5件中2つが北陸地方という結果に)

住みよさランキング2020
1位 野々市(石川)
2位 文京区(東京)
3位 武蔵野(東京)
4位 白山(石川)
5位 福井(福井)

今回はランキング1位の野々市で不動産投資を行うべきなのかについて、調べてみました!

野々市(石川県)

人口は5万3000人、面積は13.56 km²なので、かなり小さな市のようです(金沢市の面積は468.6 km²)。昨年は3位でしたが、今年は1位にランクインしました。

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特徴としては記事にもあるように以下の点です。

金沢市と白山市に囲まれ、若いファミリー世代を中心に人口が増加中のベッドタウンとしての性格を持つ。金沢工業大学や石川県立大学があるため、市民の平均年齢は40.7歳と全国8番目の若さだ。

全国的に見てかなり若い都市で、周りを大きな市に囲まれているので不動産需要がありそうです。

投資的には...?

不動産投資的には、まず掲載数が少ないです。楽待3件、健美家1件、ホームズ1件という結果に...。もちろん公開されていない物件もあると思いますが、なかなか物件探しが難しそうな印象を受けました。

次にエリアの状況について、人口の増減は以下の通りです。ここ10年で人口・世帯数共に徐々に増えているようです。

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賃貸需要については以下の通りです。大都市の隣、大学が近いなどの要因もあり、場所によってはかなり需要はあるようです。(赤色が需要が高いエリアです)

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家賃相場としては以下の通りです。驚くべきことに県庁所在地である金沢市とほぼ同レベルの家賃相場です!

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まとめ

全体的には、需要も一定あり家賃相場も悪くないので、コスパはかなり良いのではないかと思います。ただし、投資用物件が市場に出回る確率はかなり低いので、「野々市の物件を買うぞ」と思ってもなかなか難しそうです。

参考にしたサイト

・「住みよさランキング2020」全国総合トップ50
https://toyokeizai.net/articles/-/356816
・楽待
・健美家
・LIFUL homes
・見える賃貸経営
・統計で見る野々市 https://www.city.nonoichi.lg.jp/soshiki/8/1672.html

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