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SIerから、自社開発Web系企業エンジニアへの道【入社エントリ】

2023年11月にFastLabel株式会社にジョインした金子 翼です。 Development Departmentで開発エンジニアとして入社いたしました。 先日FastLabelはシリーズBの資金調達に成功し、絶賛拡大中です。

このエントリは元SIerの人間がなぜFastLabelのエンジニアになったかを記載しています。

FastLabelに興味のある方はもちろん、SIerから自社開発のWeb系エンジニアを目指そうと思っている方はぜひご覧ください。


簡単な自己紹介

  • 1990年生まれ

  • 神奈川県出身(在住)

  • 趣味:家族とお出かけ(山とか川)・ゲーム・カラオケ・家系ラーメンめぐり

  • 既婚 子供2人(2人とも女の子)

  • エンジニア歴6年

マザー牧場に行ったときの写真(紫の服は次女)

FastLabelに来るまでの経歴は以下です。

  • 新卒で某独立系SI企業入社

    • 国産スマートフォンのWi-Fi + Bluetoothの基盤検証

    • 当時望んでいたスマートフォン開発に関われたが、同じことの繰り返しをする検証作業ばかりの役割になってしまう

    • 開発がやりたいと思い、部署異動を上長に依頼したがアサイン可能なプロジェクトは無いと言われてしまう

    • 開発がやりたい!という気持ちから転職を決意

  • 第二新卒として某独立系SI企業入社

    • 主に二次請けのSIerとして金融系の案件で開発

    • 念願の開発業務につけた

    • 技術的にはレガシーな現場も多かったがシステムエンジニアとして必要なことは一通り学ぶ


転職を考えるようになったきっかけ

私はSI企業に約8年間勤めておりました。 お仕事としてはやりがいもあり、満足できていた側面もあったのですが、直近の1〜2年は自身の成長をあまり感じれずにいました。

SI企業で働いていると以下の様に感じることが多かったです。

  • 主体的な開発ができない

    • 客先側で決めた要件に従う

    • ウォーターフォール開発が基本のため、前工程での設計に疑問があっても直すことは基本的にできない

    • リファクタリングをしたいと思っても、修正要件に入っていなければまずできない

  • 良いものを作ろうという考えよりも、ミスがないようにするという保守的な考えの方が強かった

    • ちょっとした修正にもかなりの調整、テストなどを行う

  • 技術者としてよりも、管理職としてのステップアップを求められがち

当時会社ではチームリーダという存在でしたが、自身の技術力がまだまだ未熟であると自覚しており、このままSI企業に勤めていると、技術力が上がらないまま管理職になってしまう危機感も感じていました。

前職の最後の1年間はたまたまスタートアップ企業のエンジニアの方々とお仕事させていただく機会があり、その時に自分の技術力との差をヒシヒシと感じて「このままではだめだ!!」と決心しました。そこで、改めてエンジニアとして技術力を高められる環境に行きたいと思い、転職活動を決意しました。


FastLabelを選んだ理由

新たな環境として、SaaS事業を展開しているWEB系企業を考えました。SIとは根本的にビジネスモデルが異なり、サービス、アプリケーションが中心で技術を大事している印象があったからです。技術力を高めて、ゆくゆくはフルスタックエンジニアと呼べるレベルまで成長したいと考えていたので、様々な領域に携われるWEB系企業を探すべく、転職活動を始めました。

FastLabelを知ったきっかけは、某エージェント会社さんからの紹介でした。会社のHPを見て、AI開発に必要なものを提供するツールを開発していると認識し、「これからの時代になくてはならないものになりそう!」と直感で思いました。しかし、私自身AI関係の知識はほぼ無いに等しいレベル(近年流行っている文章生成AIを使っているだけ)でしたので、私には難しいかな…?と諦めかけていました。 お話だけでもと思い、ダメ元でカジュアル面談だけでもと思い申し込み。

面談の中で、懸念していたAI関係の知識は入社後からキャッチアップできれば良いことを知り、WEBシステム開発の知見がある方ならぜひ!と言っていただき、そのまま選考に進ませていただきました。

採用の面接を通して知ったFastLabelが良いなと思ったのは以下のようなところです。


会社創立から3年 シリーズAの時期

転職活動当時、シリーズAでまだまだ会社も発展途上でやれることが多い状態だと認識しました。 会社と一緒に自身もその一員としていっしょに成長していけるのではないかと思いました。


FastLabelのパーパス

まさに自分が1990年生まれですが、そこから日本が落ちてきている現状を憂いつつ、打開する強い決意のあるこのパーパスに深く共感しました。


エンジニアとして難易度の高い開発

採用面接でどんなものを実装しているか聞いて、かなり難易度が高いものを実装しているとわかり、イコール成長もできると確信しました。

最終的にはどこかで「スタートアップ企業に入社するなら自分が投資したくなるような企業」と聞いたので、まさに投資したくなる思いで、頂いたオファーを快諾しました。


実際にFastLabelに入社してみて

自身の業務内容

現在、AI Data Operation部門の方々とやり取りをしつつ、お客様からの依頼を満たせるツールを開発したり、営業を通してお客様から受けた要望を聞いてプロダクトに新規機能の追加を行っています。

タスクとして割り当てられる内容は、設計調査が必要な抽象度があるタスクで、どうやって実装するかを検討するところから始めるようなものも多いです。

前職SIでは、設計工程をじっくり経てから(数ヶ月などありえる)実装してましたが、ここでは簡単に設計資料を作成したらすぐに実装に入ります。 そして自社サービスの開発なので、どのように設計実装するかの決定権は自分たちにあるわけです。 設計と違う実装をするなんて前職SIではまずありえないですが、ここではそれがベターなら許される、というかやるべきという価値観です。


このように主体的な開発が行えるので、前職SIとはまったく異なる開発体験になってます。リリースの頻度も最低でも1週間に1度は行われるので、自分の実装がすぐに反映されて達成感も感じやすいです!リリース後に自分が担当した機能の反響が聞けたときはとても嬉しかったです。(前職SIではほとんど聞いたことがなかったことです)

私は前職の業務でPythonを書いたことがなかったのですが、Pythonの修正に関するタスクも振ってもらうことができ、やりながら覚えるのスタイルでキャッチアップもさせてもらっています。(コードレビューをしてくれるので、非常にありがたい…)

かなりのスピード感があり、体感ですが入社から1ヶ月で前職での1年間分くらいのコードを書いてしまったと思うくらいです(笑)


働き方

就業時間はコアタイムなしのフレックスタイム制で、かなり自由という印象です。 在宅勤務で作業することが多いので、子供や妻が体調不良だったりしたときのサポートもしやすいです。子供2人の習い事の送り迎えも毎週できてるので、非常に助かります。

日々のコミュニケーションついては、遠方のメンバーも在籍していますが、デイリーの会議、Slack、困ったことあればすぐにミーディングなど可能な環境なのでコミュニケーションで困ることはないと思います。 現在、私のチームでは他チームとの交流を深めるため週1〜2回程度出社してます。

ちなみに、使用するPCは開発メンバーであれば入社時に上限40万円で好きなものを用意していいので、性能面も快適です!


部署の特徴・雰囲気

各メンバーが自立していて主体的なので、言われたことだけをやるような人たちの集まりではないと思います。 お客様から受けた要望に関しても、なぜこの要望が発生したかなどの背景から、本当にこれをやる必要があるのか?ということを突き詰めている印象です。 問題が発生したときも、迅速に関係各所からメンバー集めて話し合って即日で問題解決を図るので、本当にすごいです。

メンバーの性格は明るく気さくな方々が多く、楽しく一緒にお仕事させてもらってます。 デイリーの会議とは別に毎週雑談会も行なっています。業務にはほとんど関係ない話でとても盛り上がってます。(技術の話、ゲームの話、競馬の話、旅行の話)

飲み会も参加したいメンバーで定期的に開催しており、入社1ヶ月でメンバーとだいぶ仲良くなれました。

ノベルティを頂いたときの写真


FastLabelのパーパス&バリューについて

FastLabelには前述しているパーパスと3つのバリューがあります。

  • Customer Geek

  • Issue Driven

  • No Buts

意味も語感もとっても好きで、FastLabelの一員として常に意識したいバリューたちです。

特に好きなバリューは「No Buts」です。 開発職は困難とぶち当たることが日常。できないで終わらせるではなく、どうやればできるようになるかを考え続けていきたいです。


今後の展望

自社開発エンジニアとして再スタートさせていただきましたが、自分の技術力が不足している場面に遭遇することもしばしばあるので、まずはそこを磨いていきたいです。あとは前職でチームリーダとして仕事していた経験から、個人だけでなく、チーム全体の生産性を上げられるように周りを巻き込んでいきたいと思います!

また、先日FastLabelはシリーズBの資金調達に成功しました!この資金調達により、私たちは製品の開発を加速し市場への進出を拡大し、更なる成長していく所存です。


最後に

自分と同じような境遇の方、意外と少なくないと思っております。チャレンジするなら気になっている今この瞬間しか無いと思います!FastLabelでは一緒にAIインフラを創造し、日本を世界レベルへと押し上げる仲間を絶賛募集中なので、お待ちしております!!


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