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ファスティング最大の効果とは

生命力を引き出す

ファスティングを行う人の100%は、ダイエットが目的です。ですから、本格的なファスティングなどは行わずに、準ファスティングと言える酵素ファスティングが、現在の主流となっています。

酵素ファスティングが人気のわけは、ダイエットだけのことを考えるのなら、本格的なファスティングも酵素ファスティングもさほど体重の減少は変わらないし、お手軽感が違うからだと思います。

ただ、ダイエット以外の効果を考えると、本格的なファスティングに、軍配が上がります。

ファスティングの最大の効果を一言でいえば、元気になるです。普通に考えれば、食べることが元気の源です。もちろん、そうなんですが、食べすぎや、食生活が偏りがちな現代では、食べないことも、元気になる方法の一つになります。余分で、過剰な栄養が、体の循環を悪くしていので、食べないことで、スッキリするからです。

でも、それだけが、元気になる理由ではありません。

ファスティングでは、何も食べません。何も食べないことは、生命にとっては、重大なピンチなわけです。ファスティング中の体内では、なんとか生き延びるために、その機能を総動員し、必死に生命を維持しようとします。このような働きは、体の機能だけにとどまらず、精神にも影響します。

生き延びようとする体の働きは、頑張ろうという心の働きに転嫁されていきます。

で、心や体に一点の曇りもなく、前向きな気持ちにもなります。

これは、本格的なファスティングを経験されたことがある人なら、大きくうなずいていただけることだと思います。


ひと昔前に、1日に30品目食べると、バランスよく栄養がとれて、健康になると、厚生労働省が推奨していましたが、結局、それが原因で、メタボが増えてしまって、現在(平成9年に)では廃止になってしまいました。

過剰な栄養や食品添加物、環境汚染や農薬の影響で、野菜や畜産物も決して安全とは言えない現代の食生活。

もう、ファスティングは、必須なのかもしれません。






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