始末記（ある団体に所属し体験したこと）

ある団体に７ヶ月所属していました。活動は月一程度のビラ配りやポスティングでした。日本が良くなる思いでやっていました。しかし、内部の体制や運営に段々異変を感じ、SNS上でおかしな事象が数多く告発され、本部や党代表に不信感が出てきました。一般党員や地方議員の離党者が続出し、党勢拡大どころではない状況が今でも続いています。そんな中、私も先月、離党しました。

内部でもこんな状況なのに世界の大調和なんてできるわけない。残っている党員や党代表はまだ大調和できると思っているのでしょうか。それとも。。。

今の思いを始末記にします。

民主的国民政党への期待と、この団体の行く末とのギャップ

学生の頃から、日本の政治が一般庶民を蔑ろにして特権階級の都合で仕切られている社会に疑問を持ち、何とかしたいと考えていました。しかし、会社に入ると毎日忙しく、そんなことを考えている暇がない生活が続きました。気づくと定年前になる世代です。

そんな最中、参政党が立ち上がりました。ボトムアップから作り上げるDIY国民政党の誕生です。長年思い描いてきた集団の誕生でした。この時私は理念や政策に共感し、自分も参画して日本を良くして次世代に受け渡したい思いが込み上がりました。

そして、仕事がひと段落したのを契機に入党し地域支部の活動を通じ、まだ気づいていない人々に街頭でビラ配りやポスティングで日本を取り戻しましょう、と呼びかけました。ほんの少しの間、充実していた日々でした。

ところが、昨年の秋口から内部の異変が次々に明るみにでてきて、一般党員にも疑念が湧いてくる状況がありました。突然の公認取消、突然の代表交代と独裁宣言。複数の地域支部で発生した理不尽な工作員扱い。党代表のとんでも演説。社会的に信頼度が高い著名人の離脱。変です。そして、昨年12月のあってはならない不幸な出来事。

内部のグループチャットに第三者委員会の設置を提案しても、理不尽な決め方を改善しようと提案しても、何の反応もなし。そして、チャットの雰囲気が悪くなるので投稿を止めてくれといわれる始末。何なのこれ！？

まとめると以下の状況だと判断します。

・独裁にすることで初心者たちの行動を制御しあるべき方向に修正すると言っているが、全権を掌握することで何らかのメリットを狙っている。

・独裁により人事と収支を握ることで下からの意見を弾圧する。

・推測だが、今の収支報告制度の粗をついて、自民のように中抜きをしている。月党費総額数千万、政党助成金1.8億の原資を一部をサラミ方式で懐に入れていないかの疑念。

・これだけ党員、地方議員の離党があっても、何も対策しない本部。地域支部には今年度の党勢拡大の数値目標を課している本部。

・パワハラの疑念を棚上げにして、安全な党員活動を保証しない本部。コンプライアンス委員会（倫理委員会）を設置しようとしない本部。

・党代表にイエスマンの本部。

・党勢拡大より保身を選択した党代表。

・広く国民のためにではなく、特定の団体の利を優先する党代表。

・愛人、不倫、ロリコンは個人の問題であり、仕事ができればいいと公に言い切る、国民には理解できない倫理観を持つ党代表。

・国民には自分で考えろと言いながら、党員を思考停止に追い込んだ党代表。

・２面性のある党代表。

・自身の過ちは決して認めず、言い訳を言い続ける党代表。

・シンガポールの稚拙な言い訳をする党代表。

・それにしても、何がしたいのかがわからない党代表。自己満なのか。

・そして、お花畑の思考停止党員たち。

・冷静に考えると、理念はいいが何も実行に移していない。日本を良くするための戦略がない。例えば、保守大連合により既存政府を転覆させ、国民救済政府を樹立するとか。自民を離脱しそうな安部派議員と手を組むとか、他党党首と会談を持ち日本のために既存政府に抗うとかがない。自分の政治団体だけでやろうとするのか。五人の国会議員を出すのが最終目標なのか。

特定の党のためだけでなく、国民に広く開かれたボトムアップで作り上げる当初のDIY国民政党のままであれば、こんなことは起こらなかったのだろう。

このまま、数千人の政治団体として存続し、既存政党や不正議員に抗う時にだけ賛成して貰えば良いと考えます。その時はよろしく。

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運営の不誠実さと気づき

それにしても、なんで間違って入党してしまったのか、今更考える日々です。

党代表の大衆をコントロールする技術に脱帽です。こんな人がズルをして善良な国民からなけなしの金を吸い取っているかと思うと腹が立ちますが。外からは想像もつかないでしょう。

理念を盾に、固定党員だけに限定し何をしているのかわからない本部と党代表。運営が気に入らなければ、止めてもらって結構と公に言い切る党代表。不都合なことは聞かず、改善案を提示すると工作員扱い。何なのこれ。

もう、この団体を元に戻すことはできないと考えます。

この７ヶ月体験し思ったこと、気づいたことは以下です。

・大衆心理を利用する人がいる。

・ヒトラーの「わが闘争」をバイブルにしている人がいる。

・２面性を持ち、活用する人がいる。

・一夫多妻を実践している人がいる。

・誰かに従い利を得ている人がいる。

・不誠実であることに気づいていながら同調する人がいる。

・盲目的に同調する人がいる。

・楽しいからよしとする人がいる。

・思考停止の人が本当にいる。

・敵対する相手にも正義がある。

・100%同調しなくても前に進める。

・agree to disagree

・人を大事にし誠実であることが一番大事。

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今後の活動方針

改善する兆しがでてくれば復党も考えているが、期待薄です。ので、当面は元に戻り、是々非々で考え行動していくつもりです。機会があれば、日本を取り戻さなければ明日はないことを人々に訴えていきたいと思います。離党した人たちが活動を開始していますので、合流もありうると思います。

まずは、今一度、自分の考えを整理します。このブログでも発信していきたいと考えています。

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