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似合う色が少ない本当の理由

理系ファッションアドバイザーの Kaori です。元はダサめの理系オタクIT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています

似合う色が少ない。
自分の好きな色は似合わない。

そんなお悩みはありませんか?

「ピンクやオレンジが好きなのですが、結局似合うのは青なんです…」

先日ファッション診断をしたHさまが言っていたことです。

今回は「色が似合わない意外な理由」と「似合わせ方法の一つ」を紹介します。

似合う色とは?

似合う色とは何か?肌ツヤやフェイスラインを美しく見せてくれる色です。カラー診断では、120色の色布を使い、顔の前に当てながら診断します。

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Hさまのカラー診断の結果は・・・・似合う色は紺、青、水色、青系統の色。少しだけピンク系。Hさまが予想された通り。

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ですが、Hさまを詳しく分析してみると…実はピンクやオレンジも似合うのです。ただし、それには、一定の条件を満たす必要がありました。

それは、です。

柄を活用すれば、苦手な色も似合う!?

Hさまのカラー診断では、青系統に偏っていました。それはカラー診断で使う布はすべて無地だからです。

Hさまに似合う色が少ない本当の理由は「無地が苦手だから」でした。

カラー診断(無地)では、オレンジ・ピンク・黄色は苦手な色。ですが、似合う柄の中には・・・苦手とされた色も沢山出てきました♪

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たとえば、こんな柄↓

可愛らしいですよね♥ Hさまが「好きだけど似合わない」と言っていたピンク・オレンジ・黄色なども出てきました。これが柄の効果です。

似合わない色を着たい・・・と思ったら試すべきこと

それは柄物にチャレンジすることです。

同じピンクでも、花柄ならキュートに、ボーダーならカジュアルに、レースなら艶っぽく変わります。似合わない色であっても、様々な柄を試して、ご自身の「似合う」を見つけてください。

そして、苦手な色だから、似合う柄を見つけやすいです。

A条件:色が似合わない(固定する)
B条件:柄が似合う(色々試す)

科学実験にはコントロール実験という手法があります。他条件は変更せずに、一つの条件を変動させて結果観察をするもの。

ファッション分析では、A条件=似合わない色を固定し、B条件=似合う柄のベスト値を探しましょう♪

とはいえ、この世には無数の柄があります。「自分に似合う柄」を探すのは果てしない旅です。それに疲れたら、理論的に柄を見ることが重要です。

柄を理論的に見るとは

柄の属性や性質を、客観的に表現することが大切です。

たとえば前出の柄の場合・・・・

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理論的な説明:
     ①小さい(うずらの卵程度)
     ②沢山ある(単位面積当たりの物体の数)
     ③そこそこ目立つ(5m先からでも柄が見える)
感覚的な説明: キュートな柄

この違い、わかりますか?

「キュートな柄を着ましょう♪」だけだと、基準が曖昧です。生来オシャレな人には理解できても、オシャレ迷子には理解不能。元理系オタクで芋っぽかった私も同じでした。

オシャレ迷子な人でも絶対に理解して、再現できる。そんなアドバイスを心がけています。それが理系ファッションアドバイザーです。

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似合う柄を探す時のポイント

どんな大きさ?
どれくらい目立つ?

ざっくり、この2点に気をつけて、「似合う柄」を探してください。闇雲に試すよりも、ぐっと探しやすくなります。

ご自身に似合う柄や形がわかると…似合わない色も着こなせます

好きなのに似合わないから…と諦めている色はありませんか?
それは本当に似合わないのでしょうか?

好きな色は必ず貴方の味方になってくれます。味方にする方法、柄の活用をぜひ知っていただきたいです。

自分に似合う柄を診断してもらいたい・・・と思ったら、トータルファッション診断がオススメです。

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