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師匠への罪悪感から独立できない・・・とウジウジ悩んだ後、独立するまでの道のり

理系ファッションアドバイザーの Kaori です。元はダサめの理系オタクIT企業を退職しとある強い思いからファッションの仕事をしています

誰かに義理立てしているために、何かに挑戦できない。
師匠や協会に申し訳なくて、独立できない。

こう悩んだことはありませんか?

ネイルよりもトイレ掃除を大事にしたい。そんな私には、ネイルを「おすすめ」(半分強要)する職場とは合いませんでした。

独立したい

と、思っていても、私は中々、独立には踏み切れませんでした。
一年程、ウジウジと悩みました。罪悪感とか、不安とか。

今回の記事では、そのウジウジ悩んだ内容(罪悪感と不安)、それをどう乗り越えたか?を書きます。

悩みの中身は罪悪感と不安

私の悩みは、罪悪感と不安でした。

不安①:経験不足じゃない?
不安②:自分の力で果たして集客できるの?
罪悪感①:許可なく、師匠から教わった事を使って活動していいの?
罪悪感②:師匠や仲間を裏切ることにならない?

振り返って考えると、この悩みを分解して、それぞれに別の対応策を取ってました。

対策その1:別の職場で経験を補う

トイレ掃除よりもネイルを重視する職場は離れたい。

とは言え、自分はまだ半人前。ファッションの仕事経験は積みたい。
だから、探しました。

トイレ掃除をしなくて良い職場を!

それが、ホテルのウェディング。花嫁さんに、カラー診断・衣装のアドバイスするお仕事です。

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ホテルには清掃プロが居ます。
ネイル以下の評価しかされないのに、積年のトイレ汚れと格闘するという無意味な仕事から解放されました。

ホテル勤務を経て、パーソナルカラー診断の実績が合計100名以上に!経験を積んで、不安要因の一つは消えました。

けれど、まだ他の不安・悩みもありました。

対策その2:第三者の意見を聞く

私が習ったファッション理論は、色彩学者の研究に基づいたものです。これの勉強は楽しかったし、理論も大好き。

教えてくれた師匠・仲間から離れる。裏切るような罪悪感がありました。

今振り返ると、そこまで義理を感じる必要はなかった。けれど、洗脳されていた当時は気づかなかった

「未経験の私に仕事をさせてくれた」という義理から、がんじがらめになってました。

これって協会から何かを学んだ人にはよくある事と思います。協会の価値観に合わせて、言われた通りにすべきと洗脳される。

私の洗脳を解いてくれたのは主人です。

お金を払って、学んだ内容を使って、自分の仕事に活かすって、当たり前のことじゃん。許可が必要な方がおかしいよ。

主人は第三者の客観的な意見をくれました。

自分が渦中に居ると、その異常さに気づけないことがある。客観的視点を持つことは、いつでも大事です。

少し冷静になった所で、罪悪感は減ったものの、まだまだウジウジ悩んでました。

対策その3:独立の不安をプロに相談する

本当に私なんかが独立できるの!?

独立に対する漠然とした不安がありました。

独立する、とは、提供するサービス・値段・集客など、全部一人で決めるということ。相当の精神力が必要。

大学を卒業してから、ずっーとIT企業の会社員だった私。元ダサ子の理系オタクがファッションで起業なんて…無謀です。

しかも、会社が有名企業だったから、営業しなくて勝手に集客できてたり。集客の苦労なんてしたことない・・・・。不安だらけ…!!

なので、独立している先輩(プロ)にアドバイスを求めました。お金を払って、独立を含むキャリアアドバイスをしてもらいました。

一緒にメニューや値段を考えてもらったり。
一人では適正価格もわからなかったので助かりました。

師匠の許しを得なくていいのか罪悪感」は、プロ(かつ先輩)に相談したら、色々吹き飛びました。

お金を払ってまでプロに相談したんです。独立して活動しないと損だ!!と。

出費でお尻に火がついたのか、お金を払うと同時に罪悪感を祓ったのか。
払うは祓うなんだなぁ…なんて。再びダジャレです。ダジャレ大好き。

その後師匠とはどうなった?

疎遠になりました。少しずつ私の仕事をを減らし、フェードアウト。
SNSで友達削除されたので(笑)、ある意味スッキリ精算しました。

自由だ~!

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めでたしめでたし、チャンチャン♪

…とはならないです。決してフェードアウトできない、より大きな問題を、私は抱えていました。

決してフェードアウトできない別の問題=親

決してフェードアウトできない、罪悪感を感じる相手。

それはです。

ファッションの仕事を始めたことは愚か、会社を退職したことすら、親に秘密にしてました。どうしても、本当のことを両親に言えなかった。

師匠なんて比じゃないほど、親に対する罪悪感がありました。

次回は、「会社を辞めたことを親に言えなかった理由と乗り越えた道のり」を紹介します。

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