『豊かさの先に服の未来がある』

大量生産大量廃棄、コロナ、エコ、サスティナブル、様々な価値が目まぐるしく変わってるこのアパレル業界ですが、ちょっとふと立ち止まって考えた今後の服との付き合い方。

話は少しそれますが、私自身コーヒーがとても好きです。
味や匂いはもちろんなのですが、休日などにゆっくりハンドドリップで淹れてるあの時間もたまらないくらい好きなのです。
そして出来たコーヒーを休日の昼下がりにゆっくり飲む。
そこに至福の豊かさを感じるのです。

朝忙しくてついコーヒーが淹れられないとイライラする事もあります。
とりあえずインスタントコーヒーで済ませる事もありますが、コーヒーが飲めないというストレスよりゆっくりコーヒーを淹れる時間がないことへの自分への苛立ちなのかもしれません。

時間のゆとりは心のゆとりなんて言われますが、その心のゆとりこそがまさに人の豊かさではないかなぁと最近思います。そしてその豊かさこそがこれからのファッションにはより必要になってくるようなそんな気がするのです。

先程のコーヒーの話、これは洋服にも同じような事が言えると思います。

今この時代にお気に入りの服を手洗いしてる人はどれだけいるだろうか。
いちいち時間をかけてアイロンがけしてる人はどれだけいるだろうか。もちろん、ガンガン洗えて、シワにならないなどのイージーケア商品も魅力は大いにあります。自分自身もどっぷりあやかっています

しかしお気に入りの服を丁寧に手洗いして乾かしたあと、アイロンをかけながら綺麗になっていく様はとても気持ちがよくなります。そしてその服を着ることでさらに気分は高まります。

昨今、エシカルやサスティナブルなどと騒がれてるアパレル業界ですが、一つの服を長く愛用する為には作る側の耐久性やデザインもそうですが、買う側の意識(長く愛用する為の知見など)もなければ成す事は出来ないと思っています。

コーヒー好きはコーヒーをおいしく淹れる方法を探求します。服好きも同じだと思います。

作る側も服という“商品”だけを売るのではなく、それを最大限長く着てもらう“意識”や“情報”なども一緒に提供できたらなんか変わるかななんて。

作る側と消費者、みんなが一緒になってこの業界を盛り上げたいですね！

下手くそな文章ですいません。

ではまた！