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うららから、Kia Ora!|2022年新卒入社員自己紹介

皆さま、はじめまして!

2022年4月にファームノートホールディングスにやってきたうらら(本名:戸田 萌子)と申します。

ご挨拶ということで、このページではわたしの

  1. プロフィール

  2. やりたいこと(ビジョン)

  3. ファームノートに入社した理由

を、簡単にご紹介します!

ちなみにタイトルに入っている、”Kia ora”(キェオラ)は、”はじめまして、こんにちは”という意味です。ニュージーランドで挨拶や感謝を表すためによく使われている言葉で、公用語の一つ、マオリ語に由来します。ニュージーランドは、私のやりたいことに影響を与えた大切な場所として記事の中盤に登場します。

1.プロフィール

出身地:兵庫県姫路市(大学は北海道帯広市)

好きなこと:音楽・生き物・料理・体を動かす・散歩・温泉とサウナ etc…
中学・高校は吹奏楽部、大学ではハンドボール部・アカペラサークルで活動していました。

好きな言葉:“美味しいものは正義”,"空腹は最高のスパイス”
特に料理は日々の癒しです。凝ったものや映えるものを作れるわけではないのですが、音楽や映画を流しながら好みの味つけを作るのが楽しいです。美味しい晩ごはんを作って食べられれば大抵のつらさから回復できるので、大変便利だと思っています。良いことですね。

2.やりたいこと(ビジョン)

まず、私のビジョンは
”人とその他の環境の共生に貢献する”です。
もっとシンプルに言うと、”自然と人、どちらも好き。どちらも後世に残したい。”ということです。
農業業界を変えることで、人の環境に対する取り組みを変え、人と自然の共生に貢献したいという気持ちがあります。
以下、いくつか理由を詳しく書きます。お時間のある方はお読みください。お急ぎの方は小見出しだけどうぞ!

幼少期〜大学学部時代:自然が大好きに

実家が田んぼに囲まれており、幼少期からあぜ道のれんげ草に喜んだり、スカンポ(山菜の仲間)を囓ったり、犬や猫、そのへんで捕まえたドジョウやフナを飼い、生き物に対する興味が育ちました。また、農場で度々農業体験をしていたことから家畜への興味も湧きました。

高校時代にオープンキャンパスに参加して、農業と自然環境の関わりに関する研究があることを知りました。『ここに私の知りたい世界がある!!!』と惹き寄せられ、北海道・十勝の帯広畜産大学に飛び込むことを決めました。そうして”環境生態学”を学ぶうちに、農業だけでなく自然に対する思いがより一層強くなり、学部時代は環境コンサルなどの環境分野への就職を考えていました。

しかし、次の1年間でその考えは変化しました。

大学の頃はよくドライブに行きました。三国峠での1枚です。

ニュージーランド生活前半:人間も好きに

大学院に入学した直後、休学してニュージーランドで一年間暮らしました。前半は農業をしている家族や閑散期のホステルで、主にボランティア生活を送りました。この期間、ニュージーランドに住む様々な人と関わることに加えて、自分と向き合う時間をたくさん作りました。一人で情熱大陸を真似て、自分は何が好きで何が嫌いか?何が嬉しくて何が辛いか?そんなことを延々と自問自答する日もありました。 ※一応釈明しておくと、英語の練習も兼ねてです。

その結果、自分が自然だけでなく人間も意外と好きで、人間の文化(農業を含む)を後世に残したいと感じていることを知りました。

また、ある親切なホストが色々な場所に連れ回してくれたおかげで、後に働くこととなる会社に出会いました。

West Coastでの1枚。綺麗な夕日で心が落ち着く、大好きな場所の一つです。

ニュージーランド生活後半:環境ではなく農業業界で働きたい。余裕を生みたい。

ニュージーランド生活後半は定住し、アルバイト生活を送りました。そこで、余裕を持つことの大切さを知りました。アルバイトの勤務先は、”Dung Beetle Innovations”。数種の糞虫(”フンチュウ”と読みます。フンコロガシの仲間です。)を使って、放牧地などの環境改善に取り組む会社です。

”畜産×新技術による環境改善”、しかも昆虫を使うという斬新さに惹かれ、3ヶ月間アプローチし続けて職を手に入れました。大学で昆虫生態学研究室に所属しており、昆虫に興味があったことも惹かれた大きな理由です。興味深いビジネスの内容を知れて楽しかったのはもちろんのこと、ここで働いた半年間で、ニュージーランドでの働き方の魅力を知りました。

Dung Beetle Innovationsの方々

ニュージーランド人は働き者な国民性を持つと言われるのですが、同時にプライベートの時間を大切にしている印象を受けます。時間や体調の余裕を持ってプライベートを充実させる方々と接し、自分にも取り入れるうちに、『余裕があるから、こんだけ他の人とか物にも優しくおれるんやろなぁ。』と思うようになりました。

そしてそれが転じて、”自然に優しい取り組みを実行するには、環境に配慮するための知識を得るだけでなく、人々が実行するための余裕を作ることが必要だ”、と考えるようになりました。特に農業は環境への負荷が大きく、また、環境負荷以外にも、日本が農業を続けるために解決すべき課題が多いと身近で感じていたことから、農業業界で余裕を生むために何かしたいと考えるようになりました。

ちなみに帰国後は会社のボスの影響を受け、下の写真に写っている、オオセンチコガネ(日本に住むかわいくてカラフルなフン虫)の研究をはじめました。

採集したオオセンチコガネ(大学の友人による撮影)

搾乳アルバイトの経験:新しい技術で畜産農家さんに貢献したい

大学学部から大学院時代、ある牧場で計5年間アルバイトをしていました。

日本の畜産業界に貢献したいと思ったのは、この農家さんの影響です。アルバイトの学生との接し方が本当に優しくて気さくで、大好きな方々です。この牧場ではロータリーパーラーや自動搾乳ロボットを取り入れており、先端技術で人や動物への負担が減っていくことを身近で感じられました。新しい技術で畜産現場の労働環境や動物への負担を減らすことに魅力を感じ、就職活動でも新しい取り組みを行う会社に興味を持つきっかけとなりました。

最後のバイトで記念に撮っていただいた1枚。

そんなこんなで

農業業界を変えることで環境に対する取り組みを変え、人とその他の環境の共生に貢献したいと考えています。

3.ファームノートホールディングスに入社した理由

2つの理由をご紹介します。

①自分のやりたいことと一致していた

”農業業界”、”新しい技術で時間や労働力に余裕をもたらす”、”環境負荷軽減”という、私が自身のビジョンに向かうために欲しい3つの要素が見事に合致していることが1つ目の理由です。初めて会社のことを知った時、心臓がどきどきしたことを覚えています。

②人と自然との共生について本気で考えていた

修士1年生当時の就職活動中、SDGsや環境配慮に真剣に向き合おうとしている企業を探していました。なかなかピンとくる企業が見つからなかったのですが、ファームノートホールディングスはまずビジョンに関して堂々と、”人・動物・自然の豊かさに貢献する”ということを述べていて、興味を惹かれました。また、しんやさん(代表取締役小林さん)のお話からも、本気で自然環境に対して取り組もうと考えていることが感じられました。実際に今、ファームノートデーリィプラットフォームでは、牛の糞尿を加工して敷料(ベッド)に利用しています。そういった取り組みにも後々関わりたいという想いもあり、入社を決めました。

終わりに

ここまで読んでくださった方、お付き合いありがとうございます!

まだ未熟なところしかないような私ですが、これから沢山勉強して少しでもお役に立てるような人間になりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

戸田萌子(会社ニックネーム:うらら)

        


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