見出し画像

【プロ野球】印象深い球団歌

プロ野球開幕から1ヶ月経過し、新型なんとかの影響でゲーム日程が変更になったり選手に感染者が出たり…こんな世の中なので仕方のないこととはいえ、中継を楽しみにしていたゲームがなくなるとやっぱり少ししょんぼりします。
ま、その日は戦況に心を乱されず平穏に過ごせる貴重な日になった…とポジティブに捉えることとしましょう。

さて今日は野球ネタ、「球団歌」についてです。

球団歌というのは…各プロ野球チームの公式応援ソング、とでも言ったらよいのでしょうか。私の愛するWikipediaには球団歌についての説明はありませんでした。あえてこれをバシッと定義する、というか分かりやすく説明するのって難しいですね。
まあ、アレです。例えば阪神タイガースなら『六甲おろし』、広島東洋カープなら『それ行けカープ』です。そんな感じです。

私の記事を以前から読んで下さっている方は、私の度重なる自己主張のおかげで私が読売ジャイアンツのファンだということはご存知かと思います。ちなみに、読売ジャイアンツの球団歌は『闘魂こめて』です。重要な事なので太字にしました。
本拠地東京ドームの最寄駅、JR水道橋駅の発車メロディーはモチロンこの『闘魂こめて』が流れます。昔読んだ新聞の投書欄には、「駅メロにあの曲が流れるのは非常に不快である」という意見、というか苦情が掲載されていました。

しかし今日のメインテーマは私の巨人愛についてではないので、一旦そこは置いておきます。話したいのは、記事のタイトルにした「球団歌」です。

巨人ファンとしては馴染みのあるのは『闘魂こめて』ですが、純粋に歌として聴いた時に好きだったり印象に残るのはどちらかというとパ・リーグ球団の球団歌だったりするのです。
特に、私の幼少期に刷り込まれた2球団の球団歌をピックアップします。

福岡ソフトバンクホークス『いざゆけ若鷹軍団』

こちらは現︰福岡ソフトバンクホークスの球団歌ですが、前身の福岡ダイエーホークス時代から採用されている曲です。ダイエー→ソフバンに変わる際に、歌詞の「ダイエーホークス」の部分も「ソフトバンクホークス」へと変わり、アレンジも少し変更になったようです。

動画のサムネイル画像に写っているのは、7回裏のホークス攻撃前、『いざゆけ若鷹軍団』が流れる際に登場するロボット・ペッパーくん軍団です。
昨年からコロナ禍でドームの入場者数を制限したり鳴り物・声出し応援やジェット風船が禁止になっているようなので、代わりに盛り上げ要員として登場したものと思われますが、大量のペッパーくんが無機質な動きでマスゲームをしているサマは大変シュールです。

小学生時代に住んでいた家の近所に、かつてダイエーグループ傘下だったマルエツというスーパーがありまして、ダイエーホークスの優勝セールの時には生鮮食品コーナーで『いざゆけ若鷹軍団』がエンドレスで流れていたのですっかり刷り込まれました。小さい頃によく聴いた曲って、何年何十年経っても妙に記憶に残ってたりするじゃないですか。それです。

曲自体も良曲だと個人的に思っています。勇ましい雰囲気でカッコいいし、覚えやすいメロディーと歌詞。昨年以降はすっかり行かなくなりましたが、調子に乗った時にカラオケで入れたりすることもありました。
歌詞は3番まであり、3番に入る前に「かちどきあげろ!ヤフオクドーム!」という声が入るのですが、この歌詞だったのは2020年に「福岡ヤフオクドーム」が「福岡PayPayドーム」に改称される以前の話。今のバージョンでは「かちどきあげろ!ペイペイドーム!」になっている…の、かな?

ちなみに、ソフトバンクホークスという球団自体への個人的見解ですが、昨年の日本シリーズで我らが読売巨人軍はボッコボコにオーバーキルされているのであまりいい思い出がありません。何であんな雨後の筍みたいに次から次へと良い選手がポコポコ出てくるんですかね。…これ以上言うとホークスファンの方から顰蹙を買いそうなのでここらでやめときます。次行きます。

埼玉西武ライオンズ『地平を駈ける獅子を見た』

埼玉西武ライオンズの公式球団歌です。サムネイルの松崎しげるさんの黒さが印象的ですね。
ライオンズ公式動画だったのでコチラを紹介しましたが、個人的にはもう少しテンポの速い通常バージョン(?)の方が馴染みがあります。

地平を駈ける獅子、をライオンズの選手に喩えて歌っている歌詞ですね。
2番の歌詞にある「空く 風く 地は」の3色は、西武ライオンズのチームカラーになっています。ちなみにWikipediaで調べて知ったのですが、作詞はあの阿久悠さんだそうです。

こちらの曲も先程の『いざゆけ若鷹軍団』と同じく、やはりスーパーで聴いた曲です。
幼稚園時代の自宅の近所には西友がありまして、当時は西友は旧西武グループ傘下ということで西武との繋がりも深かったためでしょう、一時期は西友でもこの『地平を駈ける獅子を見た』がエンドレスで繰り返し繰り返し流れていたので、幼稚園児の私の頭に刷り込まれ。おそらく1990年代の西武ライオンズの優勝に合わせた優勝セールをやっていたのだと思います。
サビの歌詞も「ラーイオーンズ、ラーイオーンズ、ラーイオーンズ」で覚えやすかったんですよね。

こっちもカラオケで入れたことがあったのですが、それまでサビの歌詞は「♪ライオンズ〜wow wow wow ライオンズ」だと思っていたのが実は「wow wow wow」じゃなくて「ウォウォウォ」だったことが発覚しました。…どうでもいいですが。

西武ライオンズという球団自体に対しては…、大昔に東京ドームに交流戦を観に行った時、確か3番中島4番中村おかわりくんという打線だった頃ですが、ボコスカ打たれて巨人が負けたという苦い記憶があります。ライオンズが得点すると応援団がフラッグを振りながらこの『地平を駈ける獅子を見た』を歌うんですよね。
あとは、銀行勤務時代にいた女性の先輩がライオンズの大ファンで、休憩時間に会うと大体野球トークで盛り上がっていました。
昔のライオンズはあまり分からないのですが、今いる選手はホークスの選手のように華やかさはなくても(失礼…?)、いわば「仕事人」みたいな、地道に活躍する選手が多い印象があります。「セ・リーグにいたら対戦したくないなぁ」と思ったりも。今は海外にいる秋山選手とか、あと栗山選手や源田選手とか。

以上2球団の球団歌を紹介しましたが、他のチームの球団歌もそれぞれに特徴があって面白いです。横浜DeNAベイスターズは選手本人が歌っていたり、中日ドラゴンズは年によって、その年の代表選手が歌詞に登場したり…など。興味があったらいろいろ聴き比べてみても楽しいかもしれません。

結論

スーパーでの刷り込み効果は絶大である。