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日本愚痴めぐり的なラジオ番組が最高という話

今日も愚痴めぐりが始まる

最近、宮藤官九郎さんがパーソナリティーをつとめるラジオ番組をradikoのエリアフリー&タイムフリー機能で聞くようになった。市井の日頃はあまり日の当たらない仕事をしている方々を呼んで、その仕事にまつわる愚痴を聞くいうのが主な内容。

番組名は「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」という。愚痴が独特すぎて、毎回笑ったり、ふむふむ関心したりしている。

なぜだか、この番組は、早朝にコンビニで博多の華のペットボトル(麦焼酎の水割り)を買って、飲みながらぶらぶら散歩しているときに聞くことが多い。ほろ酔い気分で、「世の中いろんな種類の愚痴があるもんだなあ」と思うだけで、心が軽くなる。昨日までの自分は昨日まで。今日からはまた新しい自分とか、ほんと都合のよいことだけが頭に浮かんでくる。

愚痴が日本を救う


今回、私が聞いたのはPAさんの愚痴。PAさんというのは、LIVEコンサートや舞台などで、音響を調整する役割の人たちだ。正式名称はPublic Address(公衆伝達)というらしい。略してPA(ふむふむ)。
会場で、「チェック・ワン・ツー」とかってマイクで言ってる人たちがいますよね。あの人たちがPAさん。
この「チェック・ワン・ツー」をやっていると、やはりガキンチョが集まってきて「お前もやってみろよ」、「やだよ」とかうるさいらしい。

ちなみにこの「チェック・ワン・ツー」にも意味があって、このフレーズが様々な周波数をまとめて調整することができるので、PA業界では常識として使われているらしい(ふむふむ)。

PAさんがやるせなくなるのは、「今日の会場の音最悪」とか観客にSNSなどで言われるとき。会場によっては、近隣住民に迷惑をかけないように音を絞らないとしょうがない場合があって、席によっては音が小さくなってしまうことがあるらしい(ふむふむ)。これからは、「音が悪かったのは、会場に制約があったんだよ」と一緒に行った彼女に事情通を気取っていい気分になって、SNSに不満を書き込むのはやめてあげましょう。

そういえば、先日、柳家喬太郎師匠の落語を観にいったけど、時間が経つにつれて会場が蒸し暑くなってきた。「今日の会場の空調まじ最悪」とか思ったけど、もしかするとこれにも事情がね、いろいろと裏の事情があるかもしれないね。ないかもしれないけどね。

今日も、みなさんの愚痴で楽しませていただきました。愚痴最高。




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