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【小説】奥さまは魔法使い

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専業主婦を続けていた妻がついに仕事を始めることになった。仕事内容はなんと「魔法使い」!? 平凡な夫婦だと思っていたら実はネタだらけだったそんな僕たち夫婦の実話を基にした小説です。…
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記事一覧

【第六話】その世界に待ってる人がいる

価値観が変わった時を超えた旅。次第に迫る「自分の使命」に向きあう時。それは誰しもが持って…

空想するTOY
1か月前
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【第五話】ときをかける

目指す場所にあるのは知りたくない過去かもしれない。それでも奥様は過去世の旦那さんに会う為…

空想するTOY
2か月前
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【第四話】歩こうと考えるな。歩けると知れ。

とうとう物語は核心へ近づきます。 奥様が開ける「目覚めの扉」。 垣根を越える「過去」「現在…

空想するTOY
2か月前
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【小休憩】

『奥様は魔法使い』を読んでくださっている皆様 いつもありがとうございます。 息抜きに物語を…

空想するTOY
2か月前
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【第三話】道を照らす人

今回はなんと奥様の出番は全くありません。 ではでは一体どんな話なのか? 「この世界には暗…

空想するTOY
2か月前
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【第二話】言っていいの?

さあさあ、遡ったのは2人の出会い、 結局わからん「魔法」の由来。 まだまだ続くのノロケた話…

空想するTOY
3か月前
32

【第一話】アイノカタチ

僕と妻が結婚して約11年。 妻は今年で8歳になる長男を妊娠した事をきっかけに仕事を辞めた。 その後、長女を授かったことで妻は仕事から遠のき専業主婦を続けてきたのだった。 「共働き」に関して話し合ったこともあったが妻の「子供達が手が離れるまでは成長を側で見届けたい」という意見を尊重した。  僕「手が離れるか、、、相当先の事だなぁ」 などと考えながらも家族4人でなんとかギリギリ(時にアウト)でやりくりをしてきたが、先日ついに待望の瞬間を迎えたのだった。 仕事から帰宅し遅めの